フランスの野望

フランス車といえば米国から撤退して新技術も今はあまり無いが、独自の文化がありマニア向けのクルマという私のイメージです。しかしフランスが世界の自動車産業を制するのではないか。然もその時は刻々と近づきつつあるとすると・・・

既に仏ルノー日産グループは2017年三菱を加えてトヨタを抜きVWについで950万台で世界二位です。日産はいつかルノーから独立を果たすと思っていましたが、どうやらルノーと完全統合させられそうです。報道によると筆頭株主のフランス政府がゴーンに圧力かけてゴーン続投の条件としたようです、不可逆な処置をする。ゴーンは全てのタブーを廃して決断すると言ってますね。ゴーンはこれに決着をつけて故郷ブラジルの大統領になるとも言われています。技術は日産だが政府力ではフランスが数段上のようです。そもそも日産救済は日本政府も絡んだ話でしたから。果たして日本側は阻止出来るのか。何故かニュースに取り上げられない。

更に仏プジョーシトロエンPSAも筆頭株主の一角を2014年からフランス政府と中国東風が占めています。ゴーンと別れたタバレス氏が率いて2017年オペルをGMから買収し今や380万台の規模です。つまり仏政府が合わせ1330万台の自動車産業を制することになります。いつの間にかトップの独VW1000万台を遥かに上回ることになってます。

仏マクロン大統領は2040年からエンジン車を無くすとか原発立国ならではの政策を発表して欧州の産業トップの座もドイツから奪う勢いです。EU統合以来のフランスの野望か。流石の独メルケル首相も押し黙ってしまいましたね。

果たして仏政治力が日独技術力を押さえて自動車産業を奪還するのか、可愛いい顔してババンバン（≧∇≦）♪
これからの数年は目が離せません。（≧∇≦）ガンバレ日産、ガンバレ日本。