
一方通行は安全で円滑な通行を確保するための交通ルール。
主に道幅が狭い街中、道路が格子状になっている商業地域でよく見られます。また、対向できる十分な道路幅があったとしても、理由があって一方通行規制にしている道路もあるはず。
おなじみの青地に白矢印の標識ですが、街中でなくても通行量皆無な山中でも見かけることがあります。トップ写真は補助標識に月日が書かれたあまり見かけないタイプの標識。この場所がすぐ分かる人は相当な道路マニア(?)かもしれません。樹木に取り込まれてしまった感じの標識ですが、ちゃんと現役で機能しています。
ドライブをしていると様々な場面で一方通行に遭遇します。
新しい道路なんかで見られるようになった環状交差点。
名古屋高速の都心環状線は分かりやすくて合理的な道路だと思います。
川の流れは常に一方通行。
身近な生活の中にも一方通行ルールは浸透しています。人と人との接触を避けることが求められる時代、対面を避けて円滑な流れを形成するために、一方向の経路にしている施設も増えてきましたね。
身近な一方通行の例ということで、個人的に気になっているのがゲンキーというドラッグストア。
入口と出口の扉をそれぞれ専用にしていて、入口⇒売場⇒レジ⇒出口の一方通行が形成されています。店内側からは入口の扉が開かないようになっていて、出口の扉がレジの後ろ側にあるので、一度店内に入ると何か買わないと出られないような感じの作りになっています。ヨーロッパ式とも言えるこのシステム、経費削減のための戦略なのかな。
北陸が発祥のようですが、岐阜県内にも数多くの店舗があります。比較的山の方でも見かけるので、山道ドライブの補給基地としてよく利用しています。
そういえば、最近ドラッグストアの出店ラッシュがスゴイです。私の地域ではコンビニよりも多い気が。一方で閉業するお店があるのも事実。なじみだった飲食店や給油所が閉店してしまうのは、ちょっと悲しい気分になります。
逆行することができない時代の流れは、一方通行の象徴といえるかもしれません。
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Posted at
2022/03/05 19:17:17