4/8(月)曇のち雨
当初の計画では2日目早朝のマイカー規制時間前に春の四重奏の会場に愛車で乗込み五重奏(四重奏+愛車)の撮影をする予定だったが前日の桜の開花状況から満開にはならないと判断し雨晴海岸の絶景を優先することにした。
能登半島の根元に近付くとアスファルトが所々で破壊されており危険を知らせるパイロンが目立つようになった。1月の地震の被害の大きさを感じるとともに、被災された皆様へ改めてお見舞い申し上げます。
この日の天気予報は朝から薄曇りで午後より降水確率が一気に上がっていくようだ。
雨晴海岸へのアプローチは2回目になるが前回の訪問時は立山連峰の影すら確認することが出来なかったので今回はそのリベンジも兼ねている。
雨晴海岸に到達し立山連峰方向に目を向けると前回訪問時より見えてはいるものの満足いくほどではなかったので少し北上し撮影しながら朝靄が消えるのを待つことにした。
程なくして雨晴海岸に戻り時刻表を確認すると雨晴海岸駅で上り列車と下り列車の離合があることが分かり、2回のシャッターチャンスを逃さないように撮影ポイントを決める。
下り列車を俯瞰で撮影したあと雨晴海岸前の踏切通過後の列車を立山連峰背景で収めようという作戦だ。
すると間もなく下り列車の近づくエンジン音が聞こえ慌ててカメラを向けた。
シャッターを切り300メートル先の踏切へ移動し上り列車もギリギリ間に合った。
計画は良かったが、やはり立山連峰の影が薄く及第点を出すには遠く届かなかった。
新湊大橋越しに立山連峰を撮影しAIの力を借りかなり手を加えると残雪の立山連峰が姿を現した。
新湊大橋を渡り富山方面を目指す。
薄雲越しながらも立山連峰が近付いてくる。
さて、今回の旅の2大目的地のひとつであるスターバックス環水公園店、通称日本一のスタバを目指すとする。
タイミング良く店舗横の駐車場が空いたのでプジョーを格納し日本一のスタバの景観を楽しむことにする。
モバイルオーダーしたドリップコーヒートールサイズを受け取りテラス席を確保する。
満開の桜とリフレクション。散歩で行き交う人々。富山の人にとってはきっと見慣れている風景なのであろう。
確かに絶景・・・
絶景には主観的な要素も含まれるので私のナンバーワンはやはり白馬にすることにし環水公園は日本で2番目のスタバと自分に折り合いをつけることにした。
2つの目的地を巡る事が叶い、ここからは自分の機嫌を伺うことにする。
今夜の夕食用に鱒の寿しまつ川本店と竹林堂分家でデザートを購入する。
鱒の寿しと甘酒饅頭(ノンアルコールです)を購入しプジョーを進めると車内に蒸し上がったばかりの甘酒饅頭の香りが漂い始め、富山市内を出る前に全部食べてしまう。これも旅の思い出にして売切れだったことにする。
全てのミッションをコンプリートして、後は自宅に戻るだけであるが、ここからがソロ自由旅の本領発揮である。
美ヶ原経由にするか新潟経由にするか・・・何度もナビの行先を変え、未踏の奥飛騨経由にすることにした。私の地である奥飛騨温泉郷の平湯温泉に行ってみることにした。安房トンネル開通によって松本と高山のアクセスに飛躍的な変化をもたらした訳だがヨーロッパ系の外国人の多さに驚かされた。
恐らくフランス人であろうグループが私の車に近付きペジョーグッドペジョーグッドとフレンドリーに話しかけてくる。
平湯温泉街中心地にある古民家風の食べ処に入り朴葉みそに舌鼓を打つ。焦げた味噌にご飯を乗せて、これぞ味噌焼き飯だ。何度も何度も小さな声で「ウマい」を連発していたので先程のフラフラ人グループも気になる様子だった。
不発
念願の平湯温泉に浸りながら旅を振り返る予定だったが、この日は休業とのこと。主だった温泉宿に電話してみたが日帰りはやっていないところばかりで不発となり先の白骨温泉で手を打つことにした。
安房トンネルを通り白骨温泉に着くと、こちらも休業。各ホテルに電話しても冬季休業がほとんどで不発に終わった。上高地頼りということなのだろうか、上高地にアクセス出来ないこの時期は閑散なのであろう。
連続不発
ここまできて温泉に入れないのは残念だが、つまらん温泉に入って妥協もしたくない。
次回への宿題となるが白骨温泉を後にした。
上里でスイーツ休憩でワンストップし自宅へ戻ると、くぅが飛びついてきた。2日ぶりに会ったくぅはひと回り大きく感じたのは気のせいであろうか。
夕食はもちろん富山で購入したまつ川の鱒の寿し。
美味い、鱒の寿しってこんなに美味かったのか・・・
今回のロングドライブはプジョーを相棒に出かけた訳だが、改めてプジョー508の素性の良さを感じることになった。往復1000kmオーバーのロングドライブだったが全くの疲れ知らず。ACCや走行レーンのセンターキープなど先進の運転支援機能の賜物であろう。燃費も16kmオーバーと好成績。
さて次はどこへ行ってみようか・・・
白地図を埋めるドライブはまだまだ続くのである。
漢(完)
Posted at 2024/04/09 15:54:12 | |
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