
何度も助けられているBALのバッテリー充電器だが、不満は次の3点だった。
1)プラス線・マイナス線が分岐するところからワニグチクリップまでが短い。
2)ワニグチクリップが上半分剥き出し(写真の通り)。万が一の接触があれば危険だ。
3)ワニグチクリップがごつくて、狭いところに入っていけない。スマートな延長ハーネスが欲しい。
1)については、DIYでマイナス線を1mくらい延長した。これはクボタトラクターのように横長のバッテリーで、かつ設置場所が狭い時は不便だったのを解消した(メーカーとすれば、「バッテリーを車両から外して充電して下さい」ということだろうが)。
3)についてもHIDハーネス用の8sqをカプラ化し、対応できるようにした。
今回のDIYは2)の剥き出し部の絶縁化ですが、ハッキリ言ってダサイです、威張れるものではないです。

作戦としては簡単、ビニールテープを巻いて、あと何かの方法で養生します。まだ決めていません。
とにかくビニールテープがよく接着するよう、脱脂します。

続いてビニールテープを貼っていきます。
形状が少し複雑なので綺麗に貼るのは難しいな~、それと支点というか回転部の貼付は無理だった。

ワニグチの咬み込み部はビニールテープをカッターで削り取った。まぁ、この咬み込みがキモですから。

更にコルゲートチューブ10φを挟み込んでみた。これ、意外と外れないが、このままでは恒久的にはならない。

コルゲートチューブの先端もカッターで削り取った。

接着力の強化を狙って、ワニグチとコルゲートチューブの隙間にホットボンドを注入した、が。

これってエイリアンか?

一応完成。
既存の絶縁グリップの近くにビニールテープを数周巻いてみた。
プラス側はコルゲートチューブに赤の塗装を施してみたのだが、蛇腹に沿って塗料が垂れ、綺麗に着色しなかったのでボツとした。

ついでなので他の自作パーツにも絶縁化を実施。
これはヤンマートラクターの充電時に利用するプラス線カプラの8sq延長ハーネス。
普段はHIDの電源としているカプラに充電時にはこの延長ハーネスを挿し直す。そうすることで車体からハーネスが伸びることになり、ワニグチクリップが咬みやすくなる。若干隙間があったのでココにもホットボンドを充填し、

更にその上にビニールテープも巻いた。

金属剥き出し部も少し冗長だったので、咬み込むのに充分な長さ以外にはビールテープを巻いた。
このBALの充電器、自動車のバッテリーアクセスはほぼ無問題、問題だったのは農作業機だった。
クボタトラクターはハーネスの延長化で対応、ヤンマートラクターは8sqハーネスをかますことで延長され車外まで届くようになった。

田植機もこの自作ハーネスをプラス線カプラに差し込んで延長することで対応できるようになった。

そして絶縁化でさらに安心して作業できるようになった・・・と思う。まぁ、本格的に絶縁するんだったら絶縁タイプのワニグチクリップに買い換えろよというところですけど。
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Posted at
2019/01/14 19:31:29