ミニキャブのATシフトインジケータをイルミ化したい・・・、しかし4thミニキャブのATシフトインジケータは透過しないようになっているようだ。
某オクを眺めていたら「ミニキャブのATシフトレバー」というのが出品されていており、入札したら最低価格で落札できた。

「インジケータ(ATシフトパネルといったほうがいいのか?)だけなのにやけに箱が大きいな」と思っていたら、

それもそのはず梱包されていたのはオクのタイトル通り「ATシフトレバーASSY」であった。パネルだけでよかったのにな。

4thミニキャブに合うかどうかは分からん、なにしろ20年前のパーツのようだ。汚れは酷いが、大きな傷は見あたらない。
しかし、この時代のATシフトインジケータが透過式っぽくなっていて、現行が非透過というのもおもしろい(ちなみにメーターパネル内にはセレクターレバー位置表示灯があってレンジを表示するので、シフトレバー付近のインジケータをイルミ化する必要はないんだけど)。

パネルを取り出すため、ATシフトノブを外します。
ロッドに前後2本のビスで留められているので、ビスを緩めます。が、ここでアクシデント、入れ歯にはパーシャルデント。シフトノブは外れたが、親指で押すところのボタンまでとれた・・・。お陰でATシフトレバーのメカニカルなところを公開できるのだが。

人差し指で押さえているのがATシフトノブのボタンが押すロッド。先頭に円柱を斜めにカットしたプラスチックパーツが付いている。

ボタンを押すと斜めのパーツの斜辺に当たって、ロッドが下に押される。つまりボタンプッシュの横運動がロッドの縦運動に変換されるのだ。

以下、助手席側から見ている写真となります。写真左側が車体前方で、右側が後方。
写真はセレクターレバーが”P"の位置、白いプラスチックパーツの切り欠けに突起がはまってます。これでシフトレバーが固定されている状態。

ボタンをプッシュするとロッドが押し下げられて、突起がプラスチックパーツを回転させ、プラスチックパーツの右側に拡がっている空隙に突起が進むことが出来るようになります(セレクターレバーを”P”ポジションから動かせる状態)。

これが”R(リバース)”の位置です。突起がプラスチックパーツから解放されたので、あとはボタンを押さなくても次のポジションに進むことが出来ます。逆に、”R"から”P”へはボタンを押してプラスチックパーツの切り欠けを押し下げないと切り欠けに戻ることができません(つまり、ボタンを押さないと”P”に戻れない)。

一気に”2”まできてしまいましたが。見ての通り、プラスチックパーツと突起が噛み合っていないのでボタンを押さなくてもセレクターレバーの操作が可能となっています。

なんか似たような写真ですが、突起の左上に引っかかりが見えます。突起の邪魔者、つまりボタンを押して突起を下げないと通過できないところです。これで”L”にチェンジすることが出来ます。あ、いや、チェンジとは言ったことはありませんが。
本題はATシフトパネルのイルミ化ですので、ここら辺のメカニカルなところをDIYするつもりはありません。パネルを脱脂なり洗浄なりおこなって、プラスチックパーツの艶出しとか樹脂復活などを施工する予定です。そのあとにLEDを仕込んで、既存パネルと交換しよう。ついでにシフトノブの本革施工が出来ればいいのだが。
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2019/06/18 22:23:29