現存する旧日本軍の唯一の戦艦三笠を見に横須賀まで。
綱渡りではあったけれども、欧米の植民地主義を切り抜けて日本が明治の時代に独立を維持できたのはこれらの先人達のおかげ。
和辻哲郎さんも言っているけれども、江戸幕府が儒教と鎖国政策をとったのは、一歩間違うと他のアジア諸国のような道を辿ったかもしれない要因。
三笠公園の東郷元帥の像。旧日本軍、特に海軍、では神になってしまったのは間違いの元だと思う。
副砲、多分15cm --> 8cm砲。普通の力で旋回可能です。
主砲は両側に。30cm砲で射程は10kmだと。大和などに比べるとまだ短い射程。
操舵室。
黄海海戦(日清戦争)での戦死者の記録。三笠は黄海海戦、バルチック艦隊との日本海海戦を両方とも経験しています。
リーダー達の集合写真。
30cm砲弾。射程距離10Km、大和の主砲から比べるとまだミニサイズ。
砲弾の解説。
主砲の解説。
歴代日本海軍、バルチック艦隊のモデルが一堂に展示されてます。
実質日本海軍終焉のミッドウェーで沈没した空母4隻の模型。
三笠の動力である蒸気エンジン。もちろんタービンではなくてレシプロ。出力は1万5千馬力ぐらいだというので、その後の戦艦から比べると大したことのないレベル。三笠はイギリスに製造を依頼して作ってもらった戦艦。当時は日本では作りきれなかったということ。
指揮官、階級ごと、の目印。階級上がるほどデコレーションされてます。これは世界共通。
滞在二時間弱でしたが、この時間では駆け足になって見切れません。呉の大和ミュージアムよりも時間は余計に見ておかないとダメだと思う。
おまけ:三笠から見える自動車運搬船。横須賀なので日産 (--> SUBARUと教えていただきました)の船でしょう。
Posted at 2019/10/04 17:04:32 | |
トラックバック(0) |
歴史 | 日記