この秋
突然導入された僕の
「もうひとつの相棒」 を
ご紹介させていただきたいと思いまぁす(•̀ᴗ•́)و
「シボレークルーズ」
2001年から2008年に渡り製造された初代 「シボレークルーズ」 は
GM (ゼネラルモータース)、スズキ、ホールデンの3社による共同開発で
デザインをGMが手掛け、ベースとなる車体にスズキのスイフトを使用し、足回り等をホールデンが手掛けるモデルとなってますっ♪
エンジンは1.3Lと1.5Lの2種類が存在し
1.3L版はスズキの販売店で
1.5L版はGMジャパンで販売される
という特殊な手法をとっておりましたっ!
そのため、「シボレー」 というブランドバッジを装着しても
スズキ色のイメージを払拭することができず
また、当時の日本で 「シボレー」 といえば、ワイルドで大型のアメ車のイメージが強かったため
「クルーズ」 をアメ車のエントリーモデルとして捉えるにはあまりにもお粗末な内容だったことから不人気車となってしまいました・・・
また、当時のスズキ自体も軽自動車が売れに売れていた時代だっただけに
販売台数も累計で5万台に手が届くことはありませんでした・・・
不人気車のため、現存している台数も少なく多くの車体が
道具のように使われた末、乗り潰されたり廃車となり姿を消していっているので
この時代で程度の良い車体を探そうと思うと難しくなってきております・・・
そんな不人気車の 「シボレークルーズ」 はこの時代だからこそ
”愛すべき存在” としてこの秋、僕の 「もうひとつの相棒」 として導入されたんですっ♪
それでは、早速見ていきましょう(^-^)
そもそもスズキの 「Kei」 がベースとなった 「スイフト」 のボディだけあり
サイズは軽自動車より少し大きい程度で、その上車重が940kgと1tを切ったボディに
軽自動車の倍の排気量を搭載していることから非力感はございませんっ!
さらにSUV風の腰高スタイルなので走行シーンを選ぶことなく
また、目線が高いため落ち着いたドライビングを可能としてくれますよぉ(^▽^)
テールは 「シボレー」 のフラッグシップである
「コルベット」 を意識した4灯テールとなっておりますが
実際点灯するのは外側のみで内側は立派なデザインの反射板になってます(^^;
とはいえ、「コルベット」 とは程遠いわけで(^_^;A
また、「コルベット」 といえば
「クルーズ」 に装着されているこのリップスポイラー!
「コルベット」 のパーツを豊富に扱うアメリカのメーカー
Eckler's 社からリリースされている
グランドエフェクターに何だか似ているんですよねぇ(^-^)
「シボレー」 のグリルデザインに合わせた上下2段スタイルをもつ
特殊な形状のヘッドライトユニットは
後のZC型 「スイフト」 のヘッドライトデザインに
大きく貢献したのではないかと思わせますねぇ♪
そんな 「クルーズ」 の中でも僕のお気に入りポイントはコチラ!
クォーターウィンドウですっ(o^-・)b
「クルーズ」 はよくベースとなっている 「スイフト」 の使いまわしボディと
言われるため手抜き感が否めないのですが、実は細かな部分が少しずつ違うんですよねぇ(^-^)
「スイフト」 はこのように小窓スタイルとなっており
「クルーズ」 が専用のボディを持っていることがわかりますっ☆
また、このリアウィンドウに回り込むようなデザインは当時の
「シボレー トレイルブレイザー」 をはじめとするSUVに採用されており
不評だったメルセデス 「MLクラス」 も同じようなデザインを持っていますっ(^_-)☆
この時代はこういうスタイリングが流行ったのかもですねぇ♪
今回、迎え入れることになりました僕の 「クルーズ」 は
説明書と記録簿が付属されており前オーナーが大切にされていたことを物語っておりますっ!
記録簿に目を通しますと、ついこの前の車検まで乗られていたことが確認できますっ☆
そして、点検もリコールもしっかり受けておられることがわかりますねぇ(・ω・)
さらに、禁煙車というのが大きなポイントで
この古い時代のアッシュトレイはちょっとしたゴミ箱として
使っていきたいと思いまぁす(o´▽`o)
もうひとつ 「スイフト」 と違うのがこのシートですっ☆
「シボレー」 のエンブレムである ”ボウタイ” マークが入っているのは勿論なのですが
ホールデンが手掛けているため、サイズが少し大きくなっており外国人用に合わせてあるので
長距離でも疲れることなくゆったりと座ることが可能となってますっ!
コンパクトカーなので大人のフル乗車での長距離は疲れるかもしれませんが
日常の範囲なら十分なスペースがありますねぇ(^-^)
また、ラゲッジスペースも必要にして十分なスペースを確保してますっ☆
前オーナーさんの愛情が伝わるアイテムとして
フロアマットが一番高級なVer.をチョイスされていましたぁ(*^▽^*)
レザーとパンチングレザーのコンビステアリングは
コブ付でなかなかしっかりと作り込まれてますっ!
ステアリングカバーセンターには 「シボレー」 バッジの 「ボウタイ」 マークが
所有感を満たしてくれますねぇ(╹▿╹)
パンチングレザーが施されたシフトノブも古い年式にも関わらず目立った汚れや劣化等もなく
前オーナーさんが大事に使用されてきたことが伝わりますっ!
運転席、助手席にはアンダートレイが設定されていて
キーケースや財布に小物とちょっとした収納スペースが便利で使えますっ☆
アンダートレイ端に装備されるドリンクホルダーは出し入れしやすいように
無駄とも思える程、上部が彫り込んでありますね~(^^;
センターパネルにもドリンクホルダーがあるのですが
ペットボトルを入れるとこのようにインパネに当たってしまいます(^_^;A
ワイパーレバーは間欠時間調整もついておらず
さらには今の時代では当たり前ともいえる
一度だけ拭いてくれる ”MIST” 機能すらも装備されていませんね~(>_<)
しかし、こういう至らないところもまた魅力のひとつなんですよねぇ(^^)
コチラはドアロックなのですが
押し込む式のノブタイプは久し振りに見ましたねぇ(^^)
アメ車っぽくていいかもしれません(◍•ᴗ•◍)
エアコンパネルはオートマチック式でちょっと高級感がありますっ♪
当時モノの古いナビが装着されていますが、コチラは交換前提としても
地デジ、ワンセグとTVが見れるのでまだまだ使えそうですっ(^▽^)
さて、ここまでご紹介させていただきました僕の 「シボレークルーズ」 ですが
僕がこの不人気車をなぜ好きになったのか?
その大きなきっかけとして
実はかつて
あの 「Tommykaira」 から
「Tommykaira cruze」 として
リリースされていることがあったからともいえますっ(•̀ᴗ•́)و
しかし、そんなモデルがあったという事実を知る人は少ない・・・