普段からドライビングしておりますと
その時間を少しでも快適に過ごすため
あらゆる装備がありますよねぇ♪
その中でも長時間ドライブに役立ってくれるのが
腕の疲れを癒してくれる ”アームレスト” ではないでしょうかぁ(^▽^)
しかし、残念ながら 「クロワ」 たんにはそのような装備が標準では設定されておらず
当時は後付けの ”オプションパーツ” として存在しておりましたっ☆
ですが、製造販売が終了した古いモデルの場合、もちろん現在メーカーからは販売されておらず、世間に出回っているパーツも数少ないのが現状です(T_T)
そんな中、なんとか当時の中古パーツをGETすることができましたぁ(^-^)
パーツ単体で見るとこの佇まいがなんだかかわいらしくて
とくに気に入ったポイントは
映画 「ロボコップ」 に登場する
「ED209」 っぽいトコロなんですよねぇ(≧∀≦)
このアームレストは本体そのものは、
流用パーツのようなのですが
この取付金具部分が少し片寄っている微妙な仕様が 「クルーズ」 専用パーツとなっております(^^;
ただでさえ、もう入手しにくいパーツとなってしまったため
状態の良いものを選ぶことが難しいとはいえ
以前のオーナーさんがフル活用されていらっしゃったことが伺えるように
ファブリック生地は擦れて欠損しプラスチックの骨組みが剥き出しになり
手入れを怠っておられたのか腕の触れる部分は油汚れが染み込んでいる状態でした~(>_<)
ポリシーとして普段から手に触れる中古パーツは絶対にチョイスしないですが、こればかりは仕方ありませんよね~(;_;)
このアームレストは収納ボックスタイプとなっているため
上部を開けると収納スペースの他、コインホルダーも設置してありますよぉ♪
底面には収納したものが暴れて不快音が発生しないように標準でクッションが敷いてありますが、汚れについては当然の如くあるでしょう!
ここまで汚れてはいるものの、幸いタバコ臭はしていなかったことが唯一の救いでしたっ!
どんな方が使用されていたかわかりませんが、前オーナーに酷使されてきたのでしょうか、それとも長年乗り続けて来られたため、それは愛情の経過がもたらせたものでしょうか?
どちらにせよ、今となっては ”持ち手” のいなくなったパーツ・・・
コレを再生してあげることにいたしましょう( ´ ▽ ` )ノ
まずは、アームレスト本体を分解いたしますっ☆
コチラは中に設置されているコインホルダーですが、
ホコリが蓄積されていて汚れていますね~(^^;
キレイにし甲斐があるっていうものですっ(・ω・)b
まずはクリーニングするために洗剤と油汚れに強いアルカリ性の溶剤を混ぜてシャンプーを作りますっ☆
コインホルダーからキレイにしていきますが
造形が細かい部分は隅々まで行き届くように
洗車で用いるブラシを使ってゴシゴシ汚れを落としていきますよぉ(^▽^)
本体は溶剤を入れたバケツに放り込んで洗っていきまぁす(^-^)
水を掛けただけでも、このように茶色く濁った水が出てくるおぞましいまでの汚れを含んだファブリック生地には
固めのブラシを使用してゴシゴシ汚れを取っていきますっ☆
その後はしっかり濯いで汚れと溶剤を落としていきまぁす(゚∇^d)
しかし、1度くらいでは洗ってもまだこのように茶色く濁った水が滲み出てきますので、この濁った水が出て来なくなるまで繰り返し洗っていきますっ!
キレイに洗ってあげた後はファブリック生地をヒートガンで乾かしてあげて
クリーニング完了ですっ(•̀ᴗ•́)و
サッパリしたボックス部分もアルコール消毒を含ませてウエスで拭き上げていきまぁす☆
さて、乾燥させてアルコールスプレーをした後のアームレスト部分ですが、キレイになったとはいえ、このダメージは許せません!
再生させるために、新たにウルトラスエードを巻き付けて現代風にしてあげたいと思いますよぉ(◍•ᴗ•◍)
生地などを貼り付けるために使用する特殊ボンドをスプレーで塗布して
純正色のイメージが大きく異ならないグレイカラーのウルトラスエードを巻いていきまぁす♪
シワが出来ないように引っ張りながら巻いていけば
ダメージの部分は見えなくなり、修復することができましたよぉ(^▽^)
パーツの付属でついていた底面に使用されているクッションにも
余ったウルトラスエードを貼り付けていきましょう☆
そして、ついに張替完了ですっ(゚∇^d)
アームレストの裏面カバーを取り付けて
完全復活いたしましたぁ♪
さて、お次は取り付けていきたいと思いまぁす(^-^)
この部分に設置されるため、小物入れや後席のカップホルダーが犠牲になるとのことですが、収納スペースについては拡大されるので、さほど影響はなさそうですっ(o^-・)b
まずは、アームレストのアシ部分となる取付金具を設置していくのですが
(パッセンジャーシート側)
このようにシートレールに挟み込んで共締めして固定いたしますっ(*^▽^*)
左右共に取付金具を設置していけば、あとはアームレスト本体を取り付けていきまぁす♪
収納ボックス部分の底面には
新たにウルトラスエードで巻き直したクッションを
このように敷いてあげれば
作業終了でっす(≧∀≦)
この純正シートに設置されている調整ダイヤルを避けるために
クルーズ専用の取付金具となっているだけあってしっかり避けてくれてますねぇ(^-^)
アームレスト取付に伴いリアのカップホルダーが使用できないとのことでしたが
少し前寄りに設置したこともあってか
600mlサイズのペットボトルを置いても問題なく使用できましたっ(・∀・)
かつて、どこかの誰かに使用され、役目を終え持ち手が居なくなったアームレストは長い時間を掛けて僕の下にやってきました・・・
当初は触れたくないくらいに汚れていたアームレストは
今この時代に再生し 「クロワ」 たんの下で蘇ることに成功いたしましたっ☆
「クロワ」 たんと共に、そして僕を快適なドライビングに誘ってくれる
アームレストはまた新たな時間を刻むことになりましたっ♪