
その闘いは終わったはずだった・・・
これは先日行われました
「ダイハツフェスティバル 2019」 の裏側で
繰り広げられた闘いを綴ったものです・・・
かつて、走行中に ”異音” が発生し
原因を突き詰めたかのように思えた
憎っくき ”異音”との闘いでしたが
あれから半年もしないうちに
また同じような状況で ”異音” が発生し始めました・・・
それはまるで 「鈴虫」 が鳴くような静かで甲高い高音質の異音で
それが一体どこから発生しているのか
発進時やたまに段差を乗り越えたときにも発生するものでした・・・
「ダイハツフェスティバル 2019」 が行われる数日前

(異音によりイライラが収まらないチカちーな僕w)
僕 「キーッ!!」
僕 「もうイライラするー!」
曜 「また冒頭から随分と」
曜 「イライラしてるけど」
曜 「どうしたの?」
僕 「もう異音が気になって、気になってさ~」
僕 「このままではノイ〇ーゼになりそうなんだよ・・・」
僕 「あっ! そうだ!」
僕 「数日後に控えた」
僕 「ダイハツフェスティバル 2019 に」
僕 「 ”あの人” が参加されるから」
僕 「相談してみよう!」
”あの人” とはエッセ乗りのメンバーさんの一人で
ベテランのサーキット走行をこなし
さらには自宅に積み替え用の
エンジンやミッションが転がっているという強者で
エッセについて何でもご存知の
「S.F@AW11」 さん
その人のことでありますっ!
僕 「あの~」
僕 「ぜひイベント当日」
僕 「実際に異音を聞いて」
僕 「確かめていただきたいんですけど~」
そんな僕のわがままに 「S.F@AW11」 さんは
二つ返事で承諾してくださいましたっ!
そしてイベント当日!
早速、問題の異音を聞いていただこうと思ったのですが
何の嫌がらせか ”異音” 系あるあるで
”この日に限って異音が発生しない”
というタイミングの悪さ・・・
そして ”異音” は発生しないまま時だけが無情にも過ぎていき
イベントも終盤を迎え
その後、二次会を終える頃にはもうすっかり夜空が広がっていました・・・
メンバーがひとり、またひとりと帰路に着かれる中
相変わらず ”異音” が発生しないまま
僕と 「S.F@AW11」 さんとで三次会を行うため
会場へ向けて暖機運転のためにエンジンを始動したところ!
ついにあの ”異音” が発生したのですっ!
僕 「やったー!」
あれだけ悩まされていた ”異音” の発生に
こんなにもうれしかったことは皮肉なものです(^_^;A
僕 「S.F@AW11さん!」
僕 「この音なんです!」
僕 「ぜひお願いします!」
当初僕が疑っていたのはエンジンの動きに合わせて異音が発生することから
「ファンベルト」 もしくは 「プーリー」 なのではないかと思ったのですが
で、あるならば段差を乗り越えた際に発生するのはどうも理解ができません(-_-l
僕 「う~ん」
僕 「一体どこから発生しているものなのか?」
そうこう悩んでいるうちにやがて異音がまた姿を消してしまったのです・・・
あらゆる可能性を考えて色々検証してみましたが
結局、微かな高音質を発生させる異音の原因はわかりませんでした・・・
もう、諦めるしかないのか・・・
その後、 「S.F@AW11」 さんと三次会場へ行き
深夜まで談笑したあとお店を出て解散しようと
再びエンジンを始動すると
またもやあの異音が顔を覗かせましたっ!
今度こそ逃がさまいと暗闇の中
早速ボンネットを開けて検証開始ですっ!
今回は先程と違って長く鳴り響いていますっ!
すると 「S.F@AW11」 さんはあるひとつの答えに辿り着かれましたっ!
S.F@AW11さん 「ん?」
S.F@AW11さん 「ここが怪しいな?」
エンジンの振動と共に揺れる ”エアクリーナーシステム” に手を置いてみると
あの ”異音” が発生しないではありませんかっ!
この ”エアクリーナーシステム” が原因だとしても
では、その異音の発生源は一体どこなのだろうか?
二人して小さく狭いボンネットの中を覗き込むと
その答えがわかったのですっ!
S.F@AW11さん 「どうやら」
S.F@AW11さん 「これですねぇ」
それは ”エアクリーナーシステム” を支える
ロッドの ”ジョイント” 部分でしたっ!
確かに間違いなさそうですっ!
甲高い異音というのは金属同士が僅かに擦れることで発生するものだったのですっ!
僕 「しゅ、しゅごい!」
きっと僕ではここに辿り着かなかったであろうことから
さすが 「S.F@AW11」 さんだと感心しますっ☆
この部分にグリスを塗ることで対策を施したのですが
このグリスは当日 「S.F@AW11」 さんが持参されていた
クラッチなどに使用するためのグリスで
一度塗ってしまえば10万km走行しても乾くことがない強力なグリスなんですっ!
今回、発生の要因となっていたところが
”エアクリーナーシステム” だということで
やはり、何か起こった時は
”カスタムしたところから疑え!”
ということですね~(^^;
そんなことを痛感しながらエンジンを始動すると
さっきまで発生していた ”異音” が
なんと全く消え去っているではありませんかっ!
僕 「最高だよっ!」
僕 「これで悩まされていた日々ともお別れだよ!」
曜 「結局、余計なカスタムはするな!」
曜 「ってことだね~」
僕 「ちょっと! 曜ちゃん!」
僕 「カスタムはロマンなんだよ!」
僕 「確かにこの部分が純正だったら」
僕 「こんなことにも悩まされなかったと思うよ!」
僕 「だけどね!」
僕 「この世の中、なんでも効率、効率っていうけど」
僕 「カスタムっていうのはそういうことだけでは」
僕 「語れないんだよ!」
僕 「わかった!?」
曜 「ヨ・・・」
曜 「ヨーソロー・・・」
深夜にも関わらず遅くまでお付き合いくださった
「S.F@AW11」 さんはこの後、数百kmという長い道のりを走行して
帰宅されるにも関わらず親身になって助けてくださったので
本当に感謝しておりますっ!
ありがとうございましたっ(≧▽≦)
次回お会いさせていただいたときには
何かお礼をさせていただかないとですねっ(^-^)
僕 「S.F@AW11さん!」
僕 「本当にありがとう!」
僕 「早速、試運転しながら」
僕 「帰路に着きます!」
そう告げますとその後、「S.F@AW11」 さんと解散して
静かな深夜の道のりを快適なドライブを取り戻した感動を
噛みしめながら走行していると
僕 「えっ?」
つづく・・・
Posted at 2019/06/19 19:53:04 | |
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