
かつて目撃した ”アレ” は
「夢」 だったのだろうか?
それとも 「幻」か・・・
さて、一歩ずつではありますが、着々と進行している
「C13」 計画!
以前の記事で新たなカスタムプロジェクトとして、そのモデルネームを与えられるのが
「クルーズ」 であることをお伝えし、早速リアのエンブレムの取り外し作業まで進めてきましたが
今回はそのイメージが大きく変わるカスタムに着手していきたいと思いますっ(•̀ᴗ•́)و
そして、それはこれまで守ってきた ”シボレーブランド” から脱却することになりますっ!
当初、「クルーズ」 に関してはノーマル+aで十分だと思っていただけに
カスタムをすることは全く考えていなかったこともあって
今回はカスタムテーマを1から考える必要性がありました~(^^;
とはいえ、もう約20年前のクルマになりますので
当時現役だったオーナーさん達がありとあらゆる楽しみ方をされてきたと思いますが
不人気車ということもあり、そもそもカスタムパーツが豊富ではないことから
カスタムの幅が狭いという楽しめないベース車でもあるんですよね~(>_<)
それ故に、「クルーズ」 を僕が 「クロワ」 たんとして迎え入れた時から考えていたのが
そのスタイルこそノーマルではありますが
”当時の 「クルーズ」 が現代に蘇った”
というコンセプトでメンテナンスとVer.UPを中心とした
付き合いをして行こうと思っておりましたぁ♪
カスタムをしていくにあたりこのコンセプトを残しつつ
どのようにカスタムしていこうかというところが
今回の最大のテーマでもありますっ!
そこで、かつて見た 「夢」 か 「幻」 か!
昔、僕は確かに ”ソレ” を目の当たりにした記憶がありますっ!
ですがその後、調べても全くその情報が出てこなかったため
何か記憶違いでもしているのだろうかと自分自身を疑った程です・・・
しかし、ここ最近になって僕の記憶は正しかったことが証明されましたっ☆
ここにひとつの資料がありますっ!
それがコレ!
知る人ぞ知る幻のモデル
「Tommykaira Cruze」
ですっ!
当初、「Tommykaira」 らしくないこのモデルを目の当たりにしたとき
「何じゃコリャ!」
と思わず声に出してしまった程です(^^;
それは、シボレーでもない、ましてや大好きな 「Tommykaira」 としても認めたくない・・・
当時はこの中途半端なモデルが大嫌いで深堀してまで知ろうとは思わなかったため
記憶の片隅に追いやっていたんです・・・
しかし、それは静かではありますが確かに存在していたんですっ!
片隅に追いやったこの記憶を引っ張り出し、今となってはこのモデルを追い求め
大好きで堪らなくなっていますっ(≧з≦)
そう、「C13計画」 とは
「Tommykaira Cruze」 を現代に蘇らせようというカスタム計画なんですっ!
とはいえ、当時のパーツはもう入手できないため完全なリメイクは不可能であることから
僕が勝手に 「C13」 というモデルを生み出す非公式モデルになるんですよね~(^▽^;A
前置きが長くなってしまいましたが
「Tommykaira C13」 として
今回はフェイスのイメージが大きく変わる
【フロントエンブレム】 の取り付けをしていきますよぉ(^-^)
実は、コレクションとしてストックしてありました
「Tommykaira m13」 に使用されている
フロントマスコットエンブレムを使用いたしますっ!
まさに、このためにストックしておいたような展開に運命すら感じますねっ(≧∀≦)
まずはエンブレム自体のカスタムから進めて行きまぁす☆
マスコットエンブレムの台座部分は経年劣化のためペイントが剥がれてしまっているので
マスキングテープで養生しながらひとつずつ丁寧にブラックカラーに塗っていきますよぉ♪
こんな感じでペイントが完成いたしましたっ(o^-・)b
次は台座の上に取り付けられているマスコットエンブレムを
新たに 「C13」 として生まれ変わらせるため交換いたしますっ(^_-)☆
このマスコットエンブレムはネジ留めしてあり、取り外しになかなか苦労させられましたが、
何とか取り外すことができました~(^^;
取外した後に装着する新たなエンブレムには
かつて 「びー」 ちゃんが取り付けていたものを使用いたしまぁす(^▽^)
そしてついに 「C13」 に取り付ける用のマスコットエンブレムが完成いたしましたぁ(•̀ᴗ•́)و
お次はエンブレムを取り付けるグリルの加工ですっ☆
実はこのシボレーのアイデンティティでもある二段グリルを象徴するメッキ部分は
「Tommykaira Cruze」 では当時流行した
ウォータープリントによる 「カーボン調」 パターンに変更されていましたが
「C13」 ではマットブラックにいたしますっ!
まずは加工用に新品パーツを取り寄せましたっ(・ω・)b
加工するので新品パーツでなくてもよかったのですが
現在取り付けられているパーツを取り外すときに経年劣化のため
パーツ自体が割れてしまう恐れがあったためです~(^^;
パーツを仕入れたら早速、友人の板金屋さんにペイントを依頼しまして
マットブラックに仕上げていただきましたっ!
美しい完成度でまさに現代風に生まれ変わったといった感じですねぇ(^-^)
では、グリルを加工していきましょう♪
まずは、グリルを取り外すためマスキングテープで養生していきまぁす☆
ツメが割れないように注意しながら取り外していきましょう(・∀・)
取外されたグリルですっ!
メッキ部分のパーツを取り外すと約20年分の汚れが蓄積されていたので
キレイにクリーニングしてあげましたぁ♪
その後は艶出し材でメイクアップですっ(o^-・)b
クリーニングが終了いたしましたら
マットブラックにペイントいたしましたパーツを組み込んでいきますっ☆
これがなかなかのチカラ仕事でパーツが割れないか心配でした~(^^;
装着完了っ♪
美しくキマリましたぁ(╹▿╹)
さて、いよいよメインとなるエンブレムの取付けに着手していきますっ☆
コチラはグリルの裏側になります(^-^)
当初はこの黄色で囲ったネジ穴部分を再利用して
取付を行おうと思っておりましたが、マスコットエンブレムの取り付け位置が全然違うため
赤で囲った部分に新たに穴開け加工を行うことにいたしまぁす(^▽^)
ボール盤を使用して慎重に穴を開けていきまぁす♪
新たに取付穴を開けることができましたっ☆
さぁ、ここからが本番ですっ!
全く正しいマスコットエンブレムの取り付け位置がわかりませんっ!
手掛かりになるのは
このたった1枚の資料のみ!
何度も見直しては位置決めをしていくのですが
なかなか資料のようにはいかずしっくりこないのです(>_<)
ですが、何度も何度も合わせているうちにある法則を発見いたしましたっ!
資料ではこの黄色で囲ったラインに合わせているように見えたのですが
そうなると、緑で囲った部分とのクリアランスが開きすぎます・・・
例え 「Tommykaira」 がハンドメイドだったとはいえ
何らかの法則や位置決めがあったはずです・・・
資料をずっと眺めながら気付いたのが
カメラアングルですっ!
よく見るとこのカタログはローアングル気味に撮影しているようで
黄色で囲った上部のラインに合わせているように見えましたが
それはどうやら違うようで、中心の三本ラインを
今回マットブラックにリペイントいたしましたパーツの幅に合わせているのではないだろうか?
そう思って取り付けてみますと
理想的な位置に取り付けられるではありませんかっ!
最終位置が決まったところで台座をグリルにネジ留めいたしましたぁ(゚∇^d)
台座を装着するとグリルを一旦仮付けしますっ☆
最後はマスコットエンブレムの位置決めですが
これも同じく何度も、何度も資料を見ながら決めていき
傾きや高さなどの調整をして最終的に位置が決まったところで
もう一度グリルを取り外し、台座とネジで共締めして
ついに完成いたしましたっ(•̀ᴗ•́)و
とにかく情報が無さ過ぎてすべて1枚の資料に頼るしかなかったのが苦労しましたが
再現度の高い完成となったのではないでしょうかぁ(^-^)
また、メッキ部分だったパーツがマットブラックになったことで
フェイスが引き締まり、少し精悍な感じになったと思いますっ♪
ついに 「C13」 のフロントフェイスが完成し
シボレーを脱いだ 「クロワ」 たんは
これからもそのカスタムは亀のように時間の掛かるものになりそうですが
その歩みは遅くとも一歩ずつ確実に理想的なスタイルまで仕上げていきたいと思いまぁす(◍•ᴗ•◍)