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スバルは約5年も前からレガシィには5ATを載せていながら、以降インプやフォレには未だに搭載してきませんね。

1.5FFもラインナップされている現行インプデビューのときはそれほどでもありませんでしたが、現行フォレのデビューに関しては雑誌やカービューの掲示板なんか見ても、ほとんどの方が4ATをそのウィークポイントの筆頭に上げていたようです。

スバルは重量の問題とか、発売価格の問題とか苦しいエクスキューズを行っているようですが、もしかしたら5ATをエクシーガ（仮称）の上位クラスに搭載する関係で全体の生産キャパが足りず、かといって新しいCVTも開発中だし、という苦しい台所事情なのかもしれません（かなり勝手な推測ですが）。

ところで、去年の8月に大まかな透視図を見て気になっていた新型Audi A4/A5のトランスミッション透視図も、最近ではあちこちで詳細なものが見られるようになりました。

スバル同様縦置きFFベースでありながらデフの位置をクラッチの前に出して前後重量配分をより適正化した!?と聞いてどんなレイアウトなのかとても興味があったのですが、意外にも結構普通でフロントデフに駆動を伝えるシャフトを大きく進行方向右側横に出しているようです（しかもA8には既に採用済みとか、、）。

なるほど、Audiはシンメトリーとか謳ってないし、右ハンドル車なんて眼中にないんでこんなことができるのか、でもスバルには無理だよな～！とか思って5ATの透視図を見ると、なんと、スバルも5ATは（多分4ATも）フロントデフに駆動を伝えるシャフトが若干右寄り！！

曲りなりにもスバルに8年乗ってきたのですが、自分的にこれはかなり驚きでした。MTはインプットシャフトやカウンターシャフトが上下に縦一直線なはずなので、ATもすっかりそのへんがシンメトリーなのかと、、

ということは、スバルもATに限ってはAudiと同じ手法により前後重量配分を後ろよりにすることができることになりますね。