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先日ネットを見ているとレクサスの中古車に関するバナー広告が現れました。その時は特にクリックすることはなかったのですが、後になってレクサスがそろそろ「3年」であることに気がつきました。

バナー広告はおそらく4月26日に開設されたレクサスCPO世田谷店のWeb siteに関するもの。レクサスは2005年晩夏に日本で営業を開始したので、今後オープン当初に購入したオーナーから順次3年車検を理由とした買い替えの検討時期に入ることになります。よって、レクサスも先行するプレミアムブランドと同様認定中古車制度に力を入れ出したのでしょう。

「プレミアム＝リセールバリューが高い」というのは動かしがたい事実。そして、2007年にレクサスはLEXUS Dynamic Experienceという体感試乗会を各地で実施した際、乗り比べ用としてドイツのメルセデスベンツ及びBMWの大・中・小型車を用意していることから、レクサスがこの2社をプレミアムブランドと認識し、多分にライバル視していることは間違いなさそうです。

レクサスがターゲットとしている富裕層は意外にもお金にシビアな面を持ち、クルマの下取りが悪ければ易々と次に行ってしまう怖いお客でもあります。よって、今後はレクサス流の認定中古車に対する呼び名「Certified Pre-Owned（略してCPO）」をBMWの「Approved Cars」、メルセデスベンツの「Certified Cars」同様に認知させ、安定したリセールバリューを維持する戦略なのだと思います。

しかし、早速そのレクサスCPO世田谷店のホームページでISあたりの在庫車を見てみると「人気のブラック！バージョンＳ！！フロアマット付き。」などとカーセンサーにでも踊っていそうな宣伝文句が、、（苦笑）プレミアムブランドでびっくりマークはナシですよ、レクサスさん！