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例の教科書（HYPER REV Vol.169 トヨタ86＆スバルBRZ）を読んでいて「これは流石に危ない、、」と思ったのが金属製のトーイングフック。なんと10社以上が商品ラインナップに加えているようで、調べるとなかには公道走行可、としているものまであるようです。

比較的安価に外装をスポーティーに変えられる商品とは思いますが、例えば三輪車に乗った子供なんかがコレを差しっぱなしのクルマに接触したりすることを考えるとゾッとします。目に当たれば失明、口に当たれば歯が数本折れ、頭に当たれば頭蓋骨陥没、そしてベッドの上で「痛いよう～、ママ痛いよう～」といいながら苦しんだ後に死亡とか、、

他に考えられるケースだと、自転車通学の女子中学生と交差点の出会い頭で衝突、彼女のくるぶしを粉々にしてしまい、一生杖が必要な体にしてしまった、とか。深く考えずに装着していたパーツが、明るくいつもキラキラ輝いていた一人の少女の未来を台無しにしてしまうことになるとは、などなど、悪いストーリーが頭に中に浮かんでは消えていきます。。

同じぶつかるにしろ、純正のバンパーのままであれば状況はかなり違うと思います。なので、このパーツだけはサーキットに着いてから装着するのが正解ではないかと思います。

（画像はBRZ Racingのもの、そしてもちろん競技専用部品としての設定です。もしも公道走行可とか書いてあったら、同社のアイサイトは一体何なのよ、って感じですものね）

皆様のブログで「教科書」が発売されていると知り、早速私も1冊買ってきました。（ちなみに一緒に写っている86ミニカーも、やはりみんカラ内の情報により去年無事Getしました）

この手のHYPER REVのムック本、私は過去レガシィ向けを3冊くらい買っていますが、今回の86/BRZ版はそれらよりさらにぶ厚い感じで内容満載ですね。大物から小物まで見ていて飽きないです。

一方で、アレレ～、いつの間に復活？なパーツもチラホラ。例えば某ストッパー、確かにBE/BHレガシィ（1998～2003）では効果絶大として人気を博したモノですが、BL/BPからはスバルが最初からブースターをタイロッドで補強してしまったため（関連情報URL参照)、とっくの昔に下火になったのかと思っていました、、

あと、リヤの某補強バーなんて、リヤサスペンションがまだストラットだったGDインプレッサや、レガシィでいえばBD/BG（1993～1998）の頃のパーツでは？ダブルウィッシュボーン形式にマクファーソンストラット形式と同じ形状の補強材ってどの程度効果あるのかな？？

ユーザー側も「教科書に載っているから効果あり」とすぐに考えるのではなく、ある程度当たり外れがあるものと思ってパーツを導入したほうがよさそうですね。特にワークス系のSTIやTRDから出ていないようなパーツなんかは。