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新プリウスからトヨタの小～中型車に順次採用が決まっているToyota New Global Architecture (TNGA) の情報をWEBで見て、スバルとダイハツからトヨタにOEM供給されるクルマたちには是非残って欲しいと思いました。。

画像の資料の通り、トヨタはシャシー、エンジン、サスペンション等の基本コンポーネンツを極力共有化、浮いた費用をデザインや質感の向上に充てることで「もっといいクルマ」が作れると考えているようです。

走行性能は統一化させてしまい、あとはボディタイプ・デザインを自由にすることを狙っているのだから、こんな形のクーペとか、こんな形のセダンでも、乗ったらプリウス、なクルマが今後でてくるのかも。

そういえば私が学生時代、「カッコがスープラなら、エンジンは軽でもいい」っていっていた友人がいたことを思い出した（苦笑）

しかし、私なんかは、TNGA化によって強化されるデザインや質感「以外の部分」を尖らせたクルマが欲しいんですよね。そんな私が、トヨタのラインナップでいいと思うのは、やはりトヨタがスバルとダイハツから調達するOEM車。。

スバルからのはいうまでもなく「86」。比較的低価格なFRは、現在ロードスター、BMW1シリーズ、マークX程度しかなく、クーペボディともなれば世界的にも希少な存在。モリゾー社長もコレをドリフトさせながらイベントに登場する位だから、そう簡単には終了させないでしょう。その点は一安心。

そして、ダイハツが製造し、トヨタに供給するマニアックなクルマは「Rush」。今時5ナンバーでありながらビルトインラダーフレーム、エンジン縦置き、センターデフロック機構付フルタイム4WDシステムという本格仕様。しかし、こちらは発売からそろそろ10年が経過、また、トヨタは自前でRushと大きさが近いSUV、RAV4も持っているので、この先がとても心配な車種ではあります。

そもそも、なんでも作れる世界一の自動車メーカーが、何故わざわざ他社からOEM調達しているかといえば、採算も含めて検討した結果、自社で作るより他社に作らせたものを買ってきたほうが得策と考えたから。

見方を変えれば、トヨタが「他社から買ってでもラインナップに加えたい商品」でもある訳で、前述の2車を見る限り、トヨタは自分に何が足りないかを意外にもよく分かっているのかも。