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今日も暑かったですね。
連日37℃越えの暑さが続くと、さすがにビールが欲しくなります。
今日はクルマの話。
それも中古車。
激安中古車ってどうなの?という話。
販売業者にもよりますが、車体が安くて経費が高かったり、ホントにポロいクルマだったりと、買ってみないとわからないのも事実。
中には金融流れなんて闇のクルマもあります。
今乗ってるフリードはいわゆる激安中古車。
車体だけなら7諭吉で、経費入れてコミコミ20諭吉。
経費が高いと思ったけれど、車検費用に登録費用、新品タイヤ4本付いたので、それほど悪くはなかったかと。
手に入れてから丸々3年経過しましたが、特に故障もなく購入当時より調子は良くなっています。
コロナウイルスが蔓延しはじめた頃でフリードの価格は底値。
タイミングよく安く手に入れられました。
5人乗りのFLEXは台数も少なく、この価格なら多少問題があっても2年乗れれば良いと思っていたのですが、結局乗り続ける羽目になっています。
7諭吉のクルマはどうなのか。
確かに購入当時はエンジンに問題がありました。
エンジンと言うよりも最初はCVTを疑ってました。
50kmと60kmで加速をかけるとノッキングのような状態が発生していました。
最初に疑ったのがダイレクトインジェクションコイル。
確認して貰ったら全く異常なし、とりあえずプラグ4本を新品に交換。
様子を見るものの変化なし。
次はCVTオイルを交換してスロットル洗浄を実施。
気持ち良くなったものの完全に完治しているようには思えない。
そうなるとCVT本体が悪いのか、制御しているコンピューターの不具合?
色々考えてみたものの、どうもエンジンやCVTは悪くないような気がします。
そんな時にYouTubeでマツダのスカイアクティブが、パワーダウンする現象に似ているように思い、もしかするとエンジン内にカーボンが堆積して、それが悪さしているのではないかと。
会社のトラックもカーボン落としを定期的にしないと、エンジンが不調になりますからね。まぁディーゼルエンジンの話ではありますが、ガソリンエンジンでも無きにしも非ず。
結果的にはWACOSのフェール1と、高速道路で高速走行させることで、カーボン落としを実施。結果みごとにエンジンのもたつきは解消しました。
ディーゼルエンジンではないのに何故カーボン?と思うかも知れませんが、ダイレクトインジェクション車はカーボンが溜まりやすいみたい。
どうしてもインテーク部のカーボン堆積はやはり避けられません。
エンジンにカーボンが溜まるのは構造上避けられない理由はEGRを採用しているから。
EGRは、排気ガスの一部を吸気側に戻す機構なので、排気ガス中にある燃え残りが吸気側に侵入します。
直噴エンジンは燃焼温度が上がりやすく、NoXを大量に排出してしまい、触媒の浄化能力を超えてしまう可能性があり、燃焼温度を下げる事で排気ガスを再利用します。
ついでに、カーボンも再燃させますので、未燃焼ガスの排出を低減し触媒の負担を減らしてます。
結局堆積したカーボンを上手く燃焼させたことで、不調が無くなったと捉えています。
前オーナーの乗り方が大人しい人で、高速も乗らなかったのかも知れません。
そう考えるとこのフリード、この不調があることで激安中古車にされた気がします。
つまり、何も知らずに買っていたら不調を見つけてハズレを掴まされたと怒るでしょうね。結果としては安いクルマは安かろうという結果。
そこを乗り越えられれば安い買い物になるでしょう。
現在の走行距離は171,848km。
これだけ不具合なく走れるのだから、素性は良いと思っています。
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Posted at
2023/07/18 21:23:41