やせふくろうのブログ一覧

写真を整理していたついでに懐古ネタ。
学生の時、アルバイト増員の誘いで行った工場でたまたまのタイミングで貰った物。
ビクター。蓄音機を聴く犬のマークが懐かしい。
VHSのビデオ機とくればあのでかいテープを思い出すだろう。もうレンタル屋には置いてないんだろうなぁ。
バイト先は一次下請けの大きい電機部品会社で、ここでずっとやっている友人の車に乗せてもらい夕方や夜の工場街を移動した事を思い出す。学生の時は車を持ってなかったから雨や冬の夜は特にありがたい。
まあ学生の車だから当然ぼろっちく、バッテリー上がりとかの小トラブルはお約束だ。

今日のBGMは中島みゆきの「時代」あたりで。
eKとはそれなりで向き合ってきたつもりだから、用途に応じた使い方で無茶な事はあまりしなかったはず。それでも７年近く、トラブルも無くよく付き合ってくれた。
　めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いを繰り返し
まあ車は道具にしか過ぎないんだろうが、それでも思い入れればその時代の一部となる。

今日のBGMはオフコースの“言葉にできない”あたりで。小田氏のいかにもな世界。
まだ少しは乗り続けられたのにもう心が続かなかった。
多くの時間を共に過ごし幾度も危ない橋を共に渡った。気がつけば人生の1/3。
今は諸般の忙しさで深く考えずに済ませているがしばらくしたら喪失感が来そう。
う～ん、やっぱり山本譲二の“みちのくひとり旅”の方がよかっただろうか。

昭和な時代の話。
気が向いたら母がやっている片づけで、先日燃えないゴミに出せと盃が出てきた。
戦後の復興から高度成長と景気の良かったあの頃、引き出物や記念品は今見ると使えない成り金的な物が当たり前だったなぁと懐古。
左下は亡父の勤続記念の銀盃で箱書きはざっと40年前の昭和56年。当時の大手企業福利厚生のお殿様っぷりの一端が偲ばれる。
ところで純銀って書いてあるから売れるのか調べたところ、その時の相場にもよるがグラムあたり50円ほどでリサイクルしてくれるらしい。
ちなみに金だと単価が二ケタ違うそうだが、出てきた金盃の刻印はみんなメッキを示していて残念。

“The 10th anniversary！”って書くのはイメージじゃないので、くたびれた感じの表題で。
レガシィの納車から10年。ブログを始めたのは翌年からなので、その頃の記事が無いのはあしからず。

遡ってみます。
この車は、そもそもA型末期の３月見込み生産分でした。
私は丁度その頃、ディーラーにGTの廉価グレードで見積もりに行ったのですが、既に廃止が決まり生産が終わっていたので断念していたりします。
その後６月になり、セールスから月末目処でGTの在庫車を掃きたいので考えてくれませんかとの連絡があり、話が一気に進んだのです。

まあ形や色は決まっていたからいいのですが、大きい買い物をなし崩し的に決めていいのかなと迷ったのは当然あります。
で、納車後の出だしはついてない事が続きます。
まず納車の時点で気が着いたのが、フェンダー傷をぼかしたのかはっきりした大きな曇り。これは後日話し合いをして磨いてもらいました。

納車日にやらかしたのが、近所の工事の関係で慣れない狭い所での切り替えしで失敗し、リヤドアのタイヤ近くを縁石削り。
これで納車日から板金屋に入れる事になって、５日後に修理が終わって取りにいったら今度はフロントガラスへの飛び石。
そのままガラス屋直行で、幸いリペアで済んだものの車はまた預けてくる事に。

さすがにこれは相性悪いかもしれない・・・次に何が起きるか当時は乗るのもおっかなかった訳ですが、その後は何故か悪運強く、無事故・無大破で今に至るのであります。
写真はオプションのフロントグリル。納車ふた月後からの付き合いですが、そろそろ錆びもみられるように。
当時のメモを見ると、夏用の中古ホイールを買い、レカロの使いまわしをしたら、駄目駄目な純正オーディオに手を入れ始めてました。(これが沼だった)
今となっては懐かしい、と言ってしまえるひと昔前の話ﾃﾞｽ。