
今回も話のトリは温泉(汗)。
巌立峡から帰る時に通るのが下島温泉。といっても
宿は2軒だけだったかな?
穏やかな谷あいに、キャンプ場や数軒の民家。
その端っこに強引に存在するのが日帰り温泉施設の
“
ひめしゃがの湯”。
この手のデリカシーの無い施設は好きでは無いのだが、
評判は中々良いらしい。
写真右の小さい屋根は、例の味の飲泉場。
その隣が入り口で、階段かエレベーターで二階のフロアに上がる。その奥方向に風呂がある。
高さを上がった分、露天風呂の眺めが良くなる。傾斜した敷地の地形を生かした巧みな設計。
ちなみに写真左側はレストランで、薬膳や鉱泉粥も頂けるそうな。
先日書いたように、この辺りの炭酸泉は冷たいに近い。
成分の関係で、入浴用に温度を上げると炭酸は飛んでしまう。で、朱色のすんごい液体となって
しまうのだw。
個人規模の宿では、これをお客さんにどう湯浴みしてもらうか一苦労するのだが・・・この施設は、
浴室内に源泉の冷浴槽と加熱の温泉槽を分け、そして水流のある普通のお湯浴槽まで用意
してある。
内湯のガラス戸の外は露天風呂。
加熱の温泉なのでここも真朱色。水面から下は見えないので、深さが解らずとても危険w。
大きな青空と、少し離れた低い尾根、林の緑など解放感がとてもいいです。
楽しみにしていた源泉浴槽は、入る時はうひゃうひゃ冷たいですが、浸かってしまえばプール
ぐらいの水温。ちょっと硫黄の臭いもするような気がします。肌が泡だらけになるような感覚は、
あまり無かったような。
「空いていれば、こういう施設も中々良いな」と思ったのであります。
昼下がりの風呂の後は、車のリヤゲートを開けて座って冷たい缶珈琲で一服。
川沿いの駐車場は、桜並木の木陰が涼しくて優しいのです。
Posted at 2009/09/10 18:41:53 | |
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温かそうな話 | 日記