![ジムカーナPN車両のタイヤサイズ【追記あり】 ジムカーナPN車両のタイヤサイズ【追記あり】](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/029/113/756/29113756/p1m.jpg?ct=1ec9bb6fee4c)
いわきも朝くらいまで降雪があり、うっすら積雪したと思ったら、
午後には溶けちゃってました。
今日はお休みをいただいてましたが、
緊急の用事もないので自宅でゆっくりしてます。
暇だったんで、PN車両のタイヤサイズについて見識を深めてました。
JAFの規定を要約すると、一定の条件を遵守したうえで、
同一型式の基準車サイズから、タイヤ幅+10mmとホイール径+1インチまでの
サイズアップが許されるようですね。
その規則を読み取ったまま、PN1主流車種に置き換えると、
一番ホイール径が大きく、かつタイヤ幅の大きなタイヤというのは以下のようになるのでしょうか。
※ちなみに、静的負荷半径は手元にJATMAイヤーブックがないので、記載・考慮から除外しました。
ですので、必ずしも正確ではないかと思います。
(1)マツダ・DBA-DE5FS
(デミオ 15C/SPORT)
①15C
カタログサイズ…175/65R14 82S
→タイヤ幅185mmまで、
ホイール径15インチまで、
最大負荷能力「82」(475kg)以上
②SPORT
カタログサイズ…195/45R16 80W
→タイヤ幅205mmまで、
ホイール径17インチまで、
最大負荷能力「80」(450kg)以上
静的負荷半径 270mm±5mm
⇒この型式で②のタイヤサイズを基準とすると、
・BS RE-11A…205/50R16 87V 283±6
205/50R15 86V 271±6
・YH NEOVA …205/45R17 97W 286±5または205/50R17 89W 294±5
205/45R16 83W 273±5
・DL ZⅡ …205/45R17 84W 286±5
205/45R16 83W 273±5
(2)ホンダ・DBA-GE8
(フィット 15XH/RS)
①15XH
カタログサイズ…175/65R15 84H
→タイヤ幅185mmまで、
ホイール径16インチまで、
最大負荷能力「84」(500kg)以上
②RS
カタログサイズ…185/55R16 83V
→タイヤ幅195mmまで、
ホイール径17インチまで、
最大負荷能力「83」(487kg)以上
静的負荷半径?
⇒この型式で②のタイヤサイズを基準とすると、
・BS RE-11A…195/55R15 85V
・YH NEOVA …195/55R15 85V
・DL ZⅡ …195/55R15 85V
※静的負荷半径が調べきれなかったため、3銘柄すべてが規定に合致するかどうか不正確です。
(3)スズキ・CBA-ZC32S
(スイフト スポーツ)
①スポーツ
カタログサイズ…195/45R17 81W
→タイヤ幅205mmまで、
ホイール径18インチまで、
最大負荷能力「81」(462kg)以上
静的負荷半径?
⇒この型式で①のタイヤサイズを基準とすると、
・BS RE-11A…205/50R16 87V
・YH NEOVA …205/45R17 84Wまたは205/50R17 89W
・DL ZⅡ …205/45R17 84W
※静的負荷半径が調べきれなかったため、3銘柄すべてが規定に合致するかどうか不正確です。
フィットは、どうしてもタイヤ幅が細くなってしまうみたいですね。
そうすると、必然として、ホイール径も小さくなってしまうと。
スイフトスポーツは、タイヤ幅205までとなる関係で、
今日現在のラインナップの中では、ホイール径が最大17インチまでとなってしまうようですね。
ふと思ったのですが、
「同一型式車種」で複数のグレードが存在し、基準となるタイヤサイズが異なる場合、
どちらの基準を選ぶかは自由なんでしょうか?
こういう規則って読み解くのが難しいですね。
【追記】
※上記の中で、斜体かつ下線を引いた個所が追記した個所になります。
静的負荷半径をネット上で調べてみたのですが、
一番詳しく掲載されていたのがコチラ↓
http://www2.gol.com/users/mizuo/GRAPH/index_3.html
残念ながら、JATMA公式のものかどうか不明で、
かつ、最新のものではないようで、掲載されていないサイズがあります。
それ故、素人の机上の空論の調べでは、
基準サイズの静的負荷半径が分からないフィットとスイフトスポーツについて、適合サイズは不明でした。
ただ、スイフトスポーツは、PDやネット上で調べることの出来た公開されている車両仕様からしますと、
195/50R16 278±5
205/50R16 283±6
を前後で使用されている方もいるようです。
これが規則に適合している前提で、
推測される基準の静的負荷半径は、
277mm~284mmでしょうか。
基準の誤差が±5または±6と仮定した上での話です。
この辺は、その道の先達者の方々にお聞きするのが手っ取り早いでしょうね。
もしくは、JATMAイヤーブックを手に入れて調べるかです(笑)
ただ、イヤーブックって結構良い値段するみたいなんですよね(苦笑)
玄人の方からすれば、「え?今更?」みたいなネタでした(汗)
でも、何も知らない素人からすると、「なるほど!」な内容でした。
ルールを知るって大事ですね!
<以下、JAF2013年スピード車両規定ジムカーナPN車両部分より引用>
第 8 条 タイヤおよびホイール
8.1 )タイヤ:競技種目別に以下の通りとする。
8.1.1 )ジムカーナ競技に参加する車両(舗装路面で行うその他の種目を含む)
当該自動車製造者発行の量産車カタログの同一車両型式に記載されるタイヤサイズを基準とし、下記事項を条件に、サイズアップは幅を最大10mm、ホイール径を最大1インチまで、サイズダウンは数値による規制なく変更すること
が許される。
①タイヤは、JATMA YEAR BOOK(日本自動車タイヤ協会規格)に記載
されているもの、またはこれと同等なものとする。なお、海外規格(TRA、E
TRTO等)タイヤに変更する場合、下記②、③および④に留意し、且つそれら
を証明する資料を携行すること。
②タイヤの最大負荷能力は、同一車両型式に定められているタイヤサイズの最大負
荷能力と同等以上であること。
③タイヤの静的負荷半径の基準寸法が、同一車両型式に定められているタイヤサイ
ズの静的負荷半径の許容差の範囲であること。
④タイヤは公道走行の許される一般市販タイヤとし、競技専用タイヤは使用しない
こと。
⑤タイヤおよびホイールは、いかなる場合も他の部分と接触しないこと。
(ステアリングホイールを右または左に最大に操作した場合であっても、タイヤ
およびホイールは、他の部分と接触しないこと)
⑥タイヤおよびホイールは、フェンダーからはみ出さないこと。
(第3-35図参照)
⑦タイヤの溝は常に1.6mm以上あること。
⑧タイヤは加工しないこと。
⑨タイヤのウォームアップ、クールダウン、溶剤塗布等は行わないこと。
⑩スパイクタイヤの使用は禁止する。
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Posted at
2013/02/06 16:10:48