Youtubeでインドネシアのトラックの動画を見てたら凄く違和感が…
2-30年前の日本のトラックが沢山走ってる⇒これはいい。
ターボついてないトラックは山道が苦手⇒これもいい。
全然黒煙が出てない⇒どういうこと?
30年前のビッグサムとかスーパーグレートに当然DPFなんて付いてません。
動画のような急坂を登れば当然黒煙モクモクの筈が…
オイルか?燃料か?と思って調べたところ、インドネシアはバイオディーゼル先進国でした。
既に35%バイオディーゼル燃料が義務化されていて、2025年からはB40が義務化されています。
どおりで黒煙が少ない訳だ。
6:50あたりのスーパーグレートは黒煙出てますが、これだって相当少ないです。
他の車を見る限り、これで不正軽油を疑えるレベルですよね。
結局エンジン制御よりもディーゼル燃料の質が最重要ってことですね。
インドネシアはパーム油の生産が盛んですから、バイオディーゼルもパーム油ベースで精製されます。
精製方法はパーム油にアルカリ触媒とエタノールを添加して脂肪酸メチルエステルを精製するエステル交換法。
比較的安価に精製出来るようでこれが主流の模様。
次世代型では水素化処理して不純物よより除去してセタン価を上げる。
ような話ですが、現状でも充分効果はありそうですね。
ただ、インドネシアの場合、政府のバイオディーゼル推進ペースが早すぎてパーム油生産が追い付かないなんて話も聞きます。
去年B40適用したばかりで今年からB50適用なんて話も聞きます。
いずれにせよ日本で使えなくなったトラック達が黒煙も吐かずに走っている姿を見ると何だか情けないような申し訳ないような気持ちになります。
日本だって燃料改質もっとやれますよね?
現状に胡坐をかいて自動車メーカーに対策は丸投げ。
日本にはパーム油なんてありませんからバイオディーゼルは難しくても煤が出にくい軽油を作ることは出来る筈。
硫黄の規制は当然していますが、芳香族の規制とかしてないし。
芳香族が無くなると潤滑性が落ちる?そこを考えるのが技術立国でしょう?
気になったので欧州規格とカリフォルニア州の軽油比較してみました。

やっぱりそうですよね。
規制値が無いので日本の軽油の質が悪い可能性がある。
DL-1みたいなク〇規格が出てくる時点でお察しでしたがこのレベルとは…
完全に手抜き。
芳香族はベンゼン環を含む炭化水素です。
燃え残りがでやすく煤になりやすい。
その中でも多環芳香族はより分子量が大きいので煤が出やすい。
欧州規格は多環芳香族の規制をしていても潤滑性能は日本と同じ。
つまり潤滑性の確保はやれない理由にはならない。
JISの規制値は無いけど脱硫工程でかなりの多環芳香族は除去出来るそうで、この8%以下と言う規格には日本の軽油も余裕で入っているような話も聞きます。
実測で2%位という話も聞きます。2%なら充分だろって?
ところが軽油60Lあたり多環芳香族が2%も入っていると
60L*0.835*0.02≒1kg
満タン1回あたりまだ1kgも多環芳香族が残留しています。
これらの大半は燃えて煤にはならないのですが、最大3%位がPMになります。
DPFに直接出てくるPMが30gも出る可能性があると言うこと。
硫黄の規制値と比べるとまだまだ遥かに高い。
(バイオディーゼルは多環芳香族はゼロ)
日本はストップアンドゴーが多い環境なのでカリフォルニア州や欧州より厳しい規制にしないとディーゼルエンジンに厳しいです。
経産省と石油元売り大手は何をしているの?
作るオイルは鉱物油ばかり。燃料はどこで入れても一緒。しかも質も悪い。
利権に胡坐をかいてウハウハだから何もしないんだろうな。
Posted at 2026/01/08 18:51:26 | |
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