
過去3回に渡って作ってきた「G16E-GTS専用オイルを作る」シリーズですが、今年も継続です。
要求仕様
・サーキット走行3回して油圧低下が30kPa未満
・サーキット走行含め5000km走行後に性能担保されていること
・LSPIに対応していること
・高粘度化による出力損失が無いこと
・2000円/Lを超えないこと
書いてないですが、高回転の滑らかさも当然欲しいですよね。
Mobil1ベースで色々試しているのもMobil1 0W-20に足りない全体的な滑らかさを補完したいからです。
1回目レシピ 0W-21相当(100℃動粘度8.57)
Mobil1 0W-20 SP 4120mL
アルキルナフタレン AN15 180mL
油圧低下 490⇒470kPa
油温 125℃(12月もてぎ走行時)
所感 フィール良し、耐久性良し
2回目レシピ 0W-25相当(100℃動粘度9.38)
Mobil1 0W-20 SP 1500mL
Mobil1 0W-30 SP 2500mL
AN5 150mL
AN15 150mL
油圧低下 490⇒470kPa
油温 たぶん130℃未満
所感 1回目と大差ない、新油時はコレのが良い。
3回目レシピ 0W-30相当(100℃動粘度10.25)
Mobil1 0W-20 SP 3800mL
mPAO150 250mL
アルキルナフタレン SAE40相当 250mL
油圧低下 500kPa⇒480kPa
油温 128℃(11月SUGO走行時)
所感 硬すぎる0W-35以上になってしまったような感じ。
粘度低下が起きないから余計にそう感じるのかも。やり過ぎた。
4回目のレシピはこんな感じです。0W-20相当(100℃動粘度8.27cSt)
Mobil1 ESP X2 0W-20 SP 4100mL 4,920円
アルキルナフタレン15 100mL 780円
アルキルナフタレン23 100mL 1,520円
合計 7,220円
何とか予算内に収まりました。
最初AN15とAN23を150mLずつ配合したのですが、Geminiさんに
「ZnDTPの効果が減るだろ!もっと減らせ!」
とお叱りを受けました。
エステルじゃないのでZnDTPの被膜生成にそこまで影響出ないと思ってますが、この日のGeminiさんはアメリカナイズされているようでMoDTCなんてダメだ!ZnDTPがあれば大丈夫!と強い信念をお持ちでした。
「MoDTCはEconomy、ZnDTPが居なきゃただのゴミ」だそう。
過激過ぎて日本のオイル屋さんが見たら卒倒しそうw
と言うことで、言われた通りAN15とAN23を100mLずつ入れました。
このブレンドで先日のTC2000を走行してきました。
油圧 490kPa→480kPa
油温 120℃以下程度(クーリングラップ無し)
筑波は走行時間が短い(13分)こともありますが、全開率が低いので油温もそこまで行きません。
クーリングラップ無しでもこの位。
冬場と言うこともあり水温もそこそこ。
(G16E-GTSは水冷オイルクーラーなので水温管理が重要。)
リンクサーキットの方が油温もブレーキもキツい。
このオイル、新油時は過去イチスムーズでこれはいいじゃないか!?
と思ったのですが、どうにもアルキルナフタレンの耐久性が以前より無いような気がします。
サーキット走行後だから当たり前ではあるのですが、滑らかさの残存率が低いような…(個人の感想)
AN15は180→100ccに減らしているのでそのせいなのか?
でも、AN23も100cc入れていて新油時はちょっと硬い位だったけど…
アルキルナフタレンも高粘度になるほどスムーズになります。
0W-20はそもそもの油膜が薄いので添加した粘度の差は顕著に出ます。
AN5…そんなに体感が無い。油性向上剤としての機能がメイン
AN15…高回転フィール向上
AN23…高回転フィールは更に良い
0W-20ということもあるので設定粘度に近いANの方が相性がいいとかあるのかな?
この辺はAIに聞いても知見が無いから答えは貰えません。
適当な答えが返ってくるw
このまま3月のFSWとリンクは行けると思いますが、4月の鈴鹿前に交換ですね。
毎度5000km走る前にサーキット4回目が来てしまう…
次は初心に戻りAN15メインで作ってみます。
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Posted at 2026/02/03 10:42:45 | |
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