28年ぶりのクルマ代替

さて、先日、父が28年乗り続けてきたチェイサーを乗り換えることにしたとお伝えしました。

乗り換えを決心した主な理由は聞いていませんケド、古いクルマを維持し続ける気持ちが
切れてしまったのではないかと、感じました。

ボクも、NAロードスターに乗る前に、SR311フェアレディに乗っていました。
それをロードスターに乗り換えることになった話は前に書いているので...

でも、そんなことだと思うんですよ。

まずは、自宅の車庫に置いている時に、大型トラックにタッチされて、左リヤドアがやられた事。
でも、まだこの時は直す気があり、付き合っているネッツに修理依頼をしていたそうです。

そして、車検を迎えるに当たり、以前からストップリークで誤魔化して乗っていたエンジンの
オイル漏れが誤魔化し切れないレベルになって来てしまったこと。
（だからと言って、ダクダク持ってる訳ではありませんが...)


また、足回りのゴム部品（サスアームブッシュ等）も劣化が激しく、
そろそろテコ入れをする時期であると言う事。

これらの事が判明し、このまま乗り続けて行くかどうか考えた結果、乗り換えを決めたとの事でした。

また、ボディーにも見えないところにサビや腐食による穴があいたりもしてます。
これらも補修し、機関系、などなど、修理を続けて乗り続ける事には、莫大なパワーが必要です。

それが無理だと感じた時、フッと気持ちが切れるんです。
ボクのSR311の時も、そうでした。

2年ほど前には、エアコンが壊れ、コンプレッサー等交換して修理したり、
去年は、タイヤのクラックがひどくなってきたので、BSのレグノGR-9000に交換したり...

それなりに手を入れてきてはいたんですけどね。

もったいないと言えばもったいない。
しかし、もったいないと言う事にとらわれて、これからの事を犠牲にするのも、如何なものか。




この事を知る前のある日、父が携帯を取り換えたいとの事で、僕のデミオに乗せて、
地元の携帯屋さんへ行った時のこと。

父：「このクルマはどれくらい走るんだ？」
ボク：「燃費？11～12kmくらいかな。燃費気にして乗ってないからね。」

話はこんなもんでしたが、この前に、なぜか、ダイハツの名刺が置いてあるのを見ていたので...

ボク：「なんか、ダイハツの名刺があったけど...」
父：「かくかくしかじかで、乗り換えようかと思ってるんだ。今なら、減税とか補助金とかあるみたいだし」
ボク：「！（減税、補助金かよ～！)」
ボク：「でも、ダイハツはどうなのよ～。軽は...」
父：「維持費も安いしな...」

ボクは、個人的にダイハツを好きではないのと、軽自動車は、やはり軽自動車。
いわゆる普通車と比べると、耐久性にも疑問はあるし、
国交省もタクシーとしては安全性に問題アリとして却下するほどですから。

それに、ダイハツ自身も自動車会社としてどうなの？と思うようなCMを打ってたり...
（車種は忘れたけど、工藤静香さんが出てるやつで、親子で積んできた自転車でサイクリング。
そのままクルマを忘れて帰っちゃった的なCM（忘れ去られるようなクルマなんだって思いました。）、とか
恋人同士の会話で、男が「車なんて走ればいいじゃ～ん」と言うセルフをほざいたり...
これって、ボク的には自動車会社としてどうなのよ、って思っちゃうんです。
ま、それ以前に、なんか好きじゃないってのが一番だったりするんですが...ｗ）

なので、ちょっとさびしさを覚えた会話でした。

で、帰宅してから、数冊置いてあった中の一番上のカタログを見ると...

Copen

ボク：「おいおい、Copen売ろうってか！？」

※別に、Copenをバカにするとか、そう言った意味ではありません。70過ぎた人にCopenのカタログを持ってきているとは思わなかったのです。

先の会話から、まさかCopenが出てくるとは思ってなかったので、ちょっとビックリ。
当然、その下には、ミラとか、ムーブとか、そういったクルマのカタログがあるのだろうなと思って、
その場を去りました。


つづく