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2016年05月09日

SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSコンセプト

SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSコンセプト これまた出遅れたネタですがA^_^;)、マツダが新たに発表した

SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSコンセプト

と、その具体的な第一弾となる

G-VECTORING CONTROL(ジーベクタリングコントロール、GVC)

という制御技術の話。

response.jp:マツダ「G-VECTORING CONTROL」、派手ではないがこだわりつまった新技術
response.jp:マツダの新技術「G-VECTORING CONTROL」をダート路で試す[動画]
response.jp:理論のヒントは「イニD」? マツダ G-VECTORING CONTROL 、“違和感ない制御”の秘密

CarWatch:エンジンでシャシー性能を高める!! マツダの「G ベクタリング コントロール」
CarWatch:マツダ「G ベクタリング コントロール」

「Gベクタリング」と聞いてしまうと、ホンダのSH-AWDに代表されるような駆動輪左右のトラクションを制御してコーナリングの旋回性や安定性を高める技術が頭に思い浮かんでしまうのですが、全く異なるモノでした(^_^;)。

その説明だけを見ると謳い文句の通りに効果が期待出来るのかイマイチピンと来ない上、メディアのレポートでも各社、最初は一様に効果に懐疑的だったようですが(苦笑)、実際にテスト車で試乗したところ驚きの効果があったとか(^_^;)。

マツダの説明と各レポートを総合するとどうやら「G変化を丸く繋げ易くなる」という効果があるらしく、要するに

これがやり易くなるということらしいです(笑)。

で、ボクが瞬間的に思った疑問。(^.^)b

「既にGを丸く繫げられるようになっちゃったドライバーには、どのくらい恩恵があるのでしょうか?」(爆)

ヨタ話はこのくらいにして(^_^;)、こんな新しい技術を開発してまで人馬一体を突き詰めるマツダの姿勢には感服するし大いに期待もしているものの、是非とも手綱を緩めることなく理想に向けてあらゆる領域を鋭意、改善していって欲しいですね。

なんでこんな事を敢えて書くかというと、マツダの人馬一体にはボク的にはまだまだだな、と思うところがあるからですd(^.^)。

クルマを取り換えたばかりで旧型のアテンザにも新型にも勿論、満足はしています。しかし世の中、上には上が居るもんで、アテンザもまだまだと思わせることがままあるのです。

具体的なライバル
は、、、そうボクももう一台の愛車。NSXです。

この生産から既に25年にもなろうという古いwクルマが、最新のアテンザと比べても圧倒的というくらいにコントロール性が良いです。速さではないですよ。兎に角、ドライバーの意のままというコントロール性で1~2枚は上手。

具体的にどういうことかというと、例えば街乗りの交差点やちょっとしたカーブなんかでいとも簡単にGが綺麗に揃ってしまいますw。もう圧倒的に失敗し難い

これにはボク自身もビックリで(^_^;)、年間走行距離の9割以上をアテンザで走っていて、もうそっちの方が絶対に慣れているハズなのに、たま~にNSXに乗ると、敢えて気合を入れなくても自然に綺麗にクルリってボールが回ってしまいます(苦笑)。

NSXに比べると、アテンザは失敗する確率が確実に高いです(苦笑)

ドライバーは同じ(笑)なので、これはもうクルマの差ということが明らかですA^_^;)

で、何が一番違うのか?というと、もう圧倒的にブレーキのコントロール性と安定性

アテンザの場合、先ず減速Gが~0.15Gくらいまでのブレーキペダルの踏み始めのタッチがスポンジー、0.15G~0.25G辺りで減速Gのコントロールがストロークから踏力に切り替わる(踏み応えが増してくる)ポイントがあって、0.25G以上になると基本的に踏力によるコントロールになります。

で、このストローク→踏力と切り替わる領域に於いて、減速Gの立ち上がり方、強弱のコントロールが、i-DM走行タイプ1青ランプが9割以上になったボクでも未だに難しい(苦笑)

減速Gが立ち上がりが緩慢、減速Gが強過ぎ/弱過ぎ、などは未だに日常茶飯事で、それが結果的に、例えば赤信号で停止する場合に停止直前で踏み増したり、停止線より半車身手前で停まってしまったり、なんてことに繋がります。

なのでコーナリングの際も、減速Gの立ち上がり方、強弱の一貫性(安定性)がイマイチで、結果的にコーナー進入速度を合わせ切れない、なんてことが起こります。

ところがNSXは、ペダルタッチに剛性感があり、減速Gの立ち上がりが常に安定して一貫性がある上に、強弱のコントロール性も抜群。目の前の信号に不意に変られて停止する際も、ガツン!とブレーキペダルを踏み込んでG一定で減速していくと、もう面白い(というか笑っちゃう)くらい停止線の手前でピタリ、クルマが止まります。つまり尺が凄く合せ易いんです。

というワケでd(^.^)

エンジンのトルク制御でシャシーの性能を高める?大いに結構です。ドンドンやりましょう♪

マツダのエンジニアによれば、ブレーキリリースのコントロール性には凄く気を使ってチューニングしているそうです。それも結構。ドンドンやって下さい♪

でもね、ブレーキペダルを踏み込む瞬間の一貫性や安定性も、もっと頑張って下さいね(苦笑)。減速Gが0.3G超の踏力コントロールの領域でのコントロール性はイイんだからさ(^_^;)。

ちょっと本題から外れちゃいましたが、SKYACTIVのブレーキに関しては、別途ブログにも書く予定(^_^;)。
ブログ一覧 | SKYACTIV | クルマ
Posted at 2016/05/09 18:43:42

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この記事へのコメント

2016年5月9日 21:41
こんばんは。

リンク先の記事、読んでみました。
制御の為に採取する情報が車速と舵角のみ、と言う事ですが、これi-DMの青/緑/白の評価方法と同じですね。
i-DMがこの技術のベースの一部を担っているのではないか、と考えるのはいささか短絡的でしょうか?

同乗者が車酔いしない為に、と言う目的でi-DMに取り組んでいて、でもまだ上手く行かなくて、しかし毎日送り迎え等でご家族、特に車酔いし易い子供さんを乗せる方々には非常に有益なシステムだと思います。
でも練習の結果として上手くなったのか、システムの補助のおかげなのか、判別するためにこの機能のOn/Offはできるようにしてもらいたい、とワガママな事も思い付いてしまいますね。
コメントへの返答
2016年5月10日 18:30
こんばんわ。

それは、、、些か短絡的でしょう(苦笑)。
GVCは大学教授との共同研究で実装していますし、その理論自体が予測シミュレーションのモデルで情報の入力(=ドライバーの意図)が舵角と車速という、i-DMの入力情報と同じなのは"たまたま"という気がします(^_^;)。

ちょっと面白いと思ったのは、少し前の価格コムの掲示板に「i-DMがバージョンアップして誰でもプロ並みの運転が出来るように、、、」なんて書き込みがあったのですが、もしかしたらGVCの事を勘違いしたのかな?

コレは本質的にはクルマがコントロールしやすく進化する類の話なので、ON/OFF機能を付けるのは筋違いですが、どこまで行っても最終的に操作するのは人間なので、運転の良し悪しも最終的にはドライバー次第でしょう(笑)。
2016年5月9日 21:43
NSXのブレーキってそんなに良いのですね!
ブレーキユニット全体の剛性やディスク、パッドなどの影響によるものなのでしょうか?
マツダの開発陣は戻し側にこだわるあまり、踏み込み側がおろそかになった、ということなのかな?なんて思ったりします…笑
件のイベント時にはそこまで切り込むことはできず…というか踏み込み時のコントロール性に対して問題意識がありませんでした。
そういえば先日、新車のCX-3の試乗をしたんですが、ブレーキの踏み始めのタッチが明らかに僕の過走行NDより良いし簡単に青ランプが点くし、タッチさんが指摘されていたブレーキタッチの変化というのはこれのことか?と感じた次第です。
ブレーキペダルの操作感において「スポンジー」という表現を目にしたのは初めてですが、たしかに0.2Gに満たない領域の踏み応えは曖昧だと感じていますし、スポンジーと言われると、なるほどたしかにしっくりくる表現だと思いました^^;
コメントへの返答
2016年5月10日 18:36
実は一昨年の夏にG-Bowlアプリを買うまでは気が付かなかったんですが、、、(自爆)

あの当時ログと睨めっこしながら練習で走り回っていて、何度か綺麗なログが取れて「これだ!コレコレ!!」なーんて思った矢先にたまたまNSXに乗ったら、何度ブレーキを踏んでも綺麗なログが取れちゃうんです(苦笑)。

それで「NSXだと簡単なのに、なんでアテンザだと上手くいかんのか?」なーんて悩んだ記憶があるんですねぇ。結局、顕著な違いブレーキペダルのタッチで、アテンザで上手くコントロールできないのって、ペダルタッチが曖昧な減速Gの弱い領域なんだよねぇ。。。(^_^;)
実はこのペダルタッチ、デミオが凄くシッカリしていて(爆)、CX-3ももしかしたら同じかも?ペダルタッチに「スポンジー」という表現は、ダメブレーキの評価としては良く使われますょ(苦笑)。

プロフィール

「@くりんきー さん、これはボクも知りませんでした😅」
何シテル?   08/20 13:50
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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