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2020年11月18日 イイね!

米大統領選挙2020の疑問(2020年11月18日時点)

米大統領選挙2020の疑問(2020年11月18日時点)ずっと我慢していたのですが、辛抱堪らず書いてしまいます(^_^;)。

アメリカの大統領選挙2020は本日(11/18)時点、バイデン候補が当選と米国主流メディアが報じ、日本のメディアも追随、同盟国のリーダーたちがバイデン候補に当選の祝電を送り、日本の首相も既に電話会談を行っています。
一方のトランプ大統領は、選挙に大規模な不正行為があったとして、自身の弁護士チームが複数の州で訴訟を起こしている状態。選挙に負けた方が行う「敗北宣言」をしていません。

状況はこういうことで、上記は努めて客観的な事実のみを列挙しました。が、実はおかしなことが物凄く沢山あります。(^_^;)

先ず、米国主流メディア(CNN、NBC、ABCなど)がバイデン候補を当選と報じてるものの、現在は合衆国を構成している各州の選挙人を選ぶ一般投票が終わったにすぎず、各州の選挙人が12月14日に投票して大統領を決めます。
通常は各州の一般投票で選ばれた候補者に州の選挙人が投票するので、どの州でどっちの候補が勝ったかが決まれば事実上、どっちの候補が当選するかはわかるのですが、現時点でどの州も選挙結果を確定していないです。

つまり現時点でメディアが報じているのはあくまで「当確(当選確実)」に過ぎず、もしトランプ陣営が主張する選挙不正が立証されたら、この当確はひっくり返るかもしれません。

さて、d(^_^)

ボクは選挙不正の存在も、それが明らかになってトランプ大統領が再選することも信じていますが、ボクの願望はちょっと横に置いて(笑)、努めて客観的に現在の状況を眺めて思う様々な疑問について書いてみます。

疑問①:米主流メディアの報道
米主流メディアがバイデン候補に当確を出すのは勝手wですが、不可解なのはトランプ大統領が主張する選挙不正を「証拠が無い」と一蹴し、敗北宣言しないことを「往生際が悪い」などと報じています。

しかし、、、ちょっと待って下さいょ(苦笑)。

メディアってヤツは選挙不正の疑いといった一種のスキャンダルは格好のネタであり、不正の証拠を探して疑惑に群がるwのが普通です。それをした上で「証拠は無かった」と報じてるとはとても思えず、もうほとんど不正は無かったと決めつけているように見えます。

メディアが主張する「証拠はない」の根拠はなんなのでしょうか?(笑)

トランプ陣営は不正の証拠が「消火栓から水が流れるように」どんどん出てくると言っていますが、メディアがそれらの証拠が全てフェイクであるという証拠でも持っているんでしょうか?(苦笑)

更に、いくつかのメディアが自身の当確の報を誤報にしたくないと考えて、トランプ陣営の主張を「見たくない」「信じたくない」「本当だったら困る」と考えて、ネガティブキャンペーンを行うことはあるかもしれません。しかしほとんど全ての主流メディアが全く同じ報道姿勢というのも、極めて異様に思えます。

もしかしたら大スキャンダルをスクープする千歳一隅のチャンスかもしれないのに、みんなでそれに背を向けるというのは全くもって解せません。

こうなると、もし本当に選挙の不正があったなら、メディアもその不正行為に報道という行為を通じて加担していたと考えるしかありません。あくまでも"不正が本当にあったのなら"ですが(^_^;)。

疑問②:日本メディアの報道
疑問1の通り、米主流メディアの報道は極めて怪しく、そこに犯罪の匂いがプンプンするのですが、日本のメディアにとっては海外の出来事ですし、極論すれば次期米大統領がどっちになろうが、選挙不正があろうが無かろうが、その結果に何の関係があるの?という気がします。

であれば、米主流メディアとは違い今少し客観的な報道が出来ても良さそうなモンですが、見事に判を押したように米主流メディアに追随して、バイデン候補の当選と、トランプ大統領の往生際の悪さを報じています。

バイデンが当選すると日本メディアは何が嬉しいのか?疑問に思いません?(^_^;)

ネット上では日本メディア(特に地上波)の偏向報道を批判する声はたくさんありますが、ちょっと冷静になって考えると不思議、というか一体どういう理由、否、もっとハッキリ言えば、どんな利益があってバイデン陣営に加担する報道をするのでしょう。

ちょっと脱線しますが、米主流メディアに倣って早々に「バイデン候補、当選!」を報じた後、各局で結構「バイデン大統領になったら日本との関係はどうなる?」みたいな特集番組はたくさんありました。特にBS系の各局で。
しかしゲストで呼ばれた有識者のほとんどが、特に外交・安全保障の面で非常に危機感を持っていると語っています。対中政策の緩みから中国の圧力の増大、尖閣諸島への侵攻の脅威や、そのときの米軍の対応など。

もし日本メディアにバイデン候補の当選が好都合な何かがあるとして、しかし特番ではことごとく「バイデン大統領になると日本はヤバい」という報道があっちこっちでされれば、日本国民の多くが「トランプの方が良かった」と思うかもしれませんよね?
で、もし選挙不正が明らかになってトランプが逆転したら、日本国民の多くが喜ぶ一方で、バイデン当選を早々に報道したメディアは批判を受けるハズですが、彼らは一体何を考えているのでしょうか?(苦笑)


ここでボクが疑問に思うことは、彼らの利益もさることながら、今のこの状況をどう捉えているのか?より具体的に言えば
①何も考えずに米主流メディアの報道を鵜呑み
②現在の状況を正しく理解した上で、何らかの理由でバイデン候補寄りの報道

この2パターンの、一体どっちなんだ?という疑問ですょ(^_^;)。

まぁどっちにしてもメディアとしてはろくでもないとしか言えないワケですが、実はどうやら後者らしいという面白いモンを見付けました(笑)。


BS141の深層NEWSという番組ですが、11月9日の放送で解説の飯塚恵子氏がバイデン候補の勝利宣言を受けて
「久しぶりにアメリカの大統領らしい演説だったと思いました。」
と絶賛。聞いててウルっと来たとまで述べていました。
この女性、読売新聞の編集委員という肩書ですが、見ているとボクにはどうにも「暇を持て余してTVを見まくっている、耳年増ではあるが世間知らずの只のオバチャン」という印象で、これまたイケてないメインキャスターの右松健太氏とセットで、この番組は良く保っていると感心しているくらいなのですが、まぁそれはイイとして、、、(^_^;)

次の週の11月18日。テーマは日韓関係で米大統領選とは一見、関係なかったのですが、韓国の康京和外相が訪米し、ポンペオ国務長官と、次期バイデン政権で国務長官候補と云われるクリス・クーンズ上院議員と相次いで会談したという話題の際

飯塚氏は
「今ね、トランプ政権は負けを認めないって言っていて、ポンペオさんも次があるって言っているワケですよね。その人と、次のバイデン政権の一番の側近でね、国務長官候補と云っている人と両方、会ってると。
外務大臣が行ったら、そらポンペオさんと会わないとイケないんですけど、このタイミングってかなり康京和さんは勇気があるというか、普通、近寄らないじゃないですか、今、この時期に。だって今、あの、凄くもう論争が起きていてどうなるかという話あってる時に…」

だって、、、(苦笑)

なんだ、ちゃんと解ってるじゃん(爆)。

どうやら状況はちゃんと認識していて、しかしバイデン当選と意図的に報道しているのかな~って思いました。
ネット上ではこの報道姿勢に批判の声がたくさんありますが、メディア側が百も承知で敢えてそういう立場を取っているのであれば、いくら批判の声があっても改まらないでしょうね(^_^;)。

しかし飯塚氏、メインテーマが大統領選じゃなく日韓関係だったので、思わず口が滑っちゃったんでしょうか。流石オバちゃんw

疑問③:日本政府の対応
菅首相がtwitter上でバイデン候補に祝意を表し、その後に30分ほどの電話会談が行われたのは周知の事実ですね。トランプ大統領の逆転を信じている人たち(ボクもそうですがw)からは非難の声も上がってますが、ちょっと頭を冷やして冷静になって考えてみます(笑)。

考えてみると、色々と解せない点がいくつもあります。

安倍元首相が作ったトランプ大統領との強力なコネクション、そしてここ数年の日米関係を鑑みれば、日本政府はバイデン候補よりトランプ大統領の方が望ましかったと考える人(政治家も官僚も)が多かったのではないかと想像できます。

そして政府間の関係が良好であれば、当然日本政府と米国政府の間で様々な連絡窓口が、そして米国与党・共和党と自民党との間にも窓口があった筈です。

更に、外交手腕が未知数と言われた菅首相ですが、首相就任後のトランプ大統領との電話会談で「いつでも電話して欲しい」と言われて嬉しそうに会見で話していた点。こういった背景があって、この非常に難しい状況に於いて、菅首相が安倍元首相に何の相談もしなかったとも考え難い。

以上を鑑みるまでもなく日本の政府要人だって馬鹿ばかりでも、愚か者の集まりでもないハズで、メキシコやブラジルの大統領のように「正式決定するまで態度は保留」という姿勢が採れない理由が理解できません。

「米国主流メディアの報道を鵜呑みにしてまんまと騙された」なんて意見は、もっと信じられません(苦笑)。

とすると、一体あのTweetと電話会談は何だったのか?というのが大いなる疑問。

ボクはネット上で見かける「外交音痴の菅首相がやらかした」なんて単純な話ではないのではないか?と、考えれば考えるほど疑問に思ってきました(^_^;)。

で、ボクの下種の勘繰りwですが、裏でトランプ政権とシッカリ連絡を取った上で、確信犯的にやったのではないか?と考え始めました。

経緯はこうです。

日本政府とすればトランプ再選が望ましく、投票日の優勢に安堵していたのもつかの間、翌日には情勢がひっくり返ります。この時点で米政府、共和党に連絡を取りますが、かつてない大規模な不正が行われて選挙結果が出るまで時間が掛かるという情報を得ます。
そうなれば当然、日本政府とすれば情勢を見守る他は無いですが、バイデン候補が勝利宣言を出したり、米主流メディアが当確を流す一方で、トランプ陣営の主張や封殺され、世論がバイデン大統領誕生の方に操作されます。
ここで「正式な結果が出るまで」という姿勢を取るのが正しいというのは百も承知ながら、日本には対中の緊張関係という事情があって、米大統領がなかなか決まらない事自体が非常に困る。そしてバイデン次期大統領という世論操作の中で、それが現実になるかどうかはさておき、バイデン政権になったときの日米同盟、よりハッキリ言えば「バイデン政権になっても尖閣諸島は変わらず日本の領土と認定し、日米安全保障の枠内であるという認識は変わらないか」について、バイデン次期大統領(候補)の言質が欲しい。これがあれば、尖閣問題に関する対中国という意味での牽制になります。
こういった事情から、日本政府の事務方から米政府、与党共和党と事前にネゴって、祝意は政府の公式声明ではなく菅首相が個人のtwitterで行い、これをキッカケ(テコかも)に電話会談の約束を取り付け、会談後に尖閣問題に対する米国の姿勢が変わらないことを発信。そして自衛隊と米軍の連携はこれまで通り、と。

日本政府の肩を持ち過ぎ?買いかぶり過ぎ?というご意見が出そうですが、菅首相が4年前のトランプ大統領当選の際の安倍元首相の行動に倣って、我先にとバイデン氏にコンタクトを取った、、、な~んて、表面的にはそういう見え方かもしれませんが、菅首相のここまでの人となりを勘案すると、それはちょっと考え難いな~と。
また、仮にそういう考えが芽生えたとしても、ボクは絶対に安倍元首相に相談なしにtwitterに投稿したとも思えないし、相談すれば安倍元首相が軽々に、そういった行動を容認するとはとても思えません。

だとすると、やっぱり現政権とネゴった上での行動としか説明が付かず、世の中に拙速という印象を与えてまでそうしなければならなかった理由は、対中牽制であり尖閣の問題かな~、と思いました。
Posted at 2020/11/18 21:35:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2020年11月16日 イイね!

MAZDA vs Mercedes(マツダ vs メルセデス)

MAZDA vs Mercedes(マツダ vs メルセデス)ウチの愛車のアテンザ25Sと、実に都合良く対比できるメルセデスC250スポーツを所有するFLAT6さんの協力を得て、ステージは限定的ながらガッツリ比較試乗が出来ました。

実際に比較した両車の違いは既に書いた通りですが、メーカーであるマツダとメルセデスの違いについて、書かないワケにはいきません。

と、こ、ろ、が、、、

実はコレ、FLAT6さんがアテンザを運転してくれて、クローズアップ出来ると期待していた思惑が思いっ切り外れてしまいましてA^_^;)。

仕方がない(苦笑)ので、過去のブログと同様に理屈で説明するしかない(^_^;)のですが、今回の比較試乗で面白い事実も確認できましたので、それを踏まえて解説します。

C250スポーツはエアサスでアジリティのモード切替が可能で、C(コンフォート)モードに対してS(スポーツ)モードはダンパーの減衰に留まらず車高まで変わる(2cmダウン?)というズルい仕様wですが、対比するとアテンザの乗り味は丁度CとSの間で、挙動というかボディの動きはCモードが結構近いと感じました。

ということは、C250スポーツでワィンディングをCモードで走ってみると、マツダ的な味付けを疑似体験できることになります(笑)。

車高が上がって足のストロークが増え、乗り心地に配慮した緩い減衰力のお陰で、運転操作に対する挙動変化(ピッチやロール)の動きが速く感じます。グラッとロールしてしまうため、ハンドル操作は丁寧にゆっくり行う必要があります。しかもハンドルは進路を決定するため、コーナーに対して十分に手前から操作を開始する必要があります。「早めにゆっくり(Early and Slow)」ですね。
当然ペースが上がれば、コーナー進入時のターンインのタイミングはシビアになってきます。一瞬でも遅れれば素早い修正を余儀なくされるワケで、これはグラッを誘発することに繋がります。

素直にSモードにすれば、素早い操作や修正操作にも締め上げられた足が吸収してくれるので、そんな心配は無くなります。

じゃぁなんでマツダは、走りの良さを売りにしているにも関わらず、メルセデスのSモード寄りではなく、どちらかというとCモード寄りの動きをするのでしょうか?ここに彼らの意図するところが込められています。

C250スポーツのオーナーは、ワィンディングで走りを楽しみたいと思ったら、迷わずSモードにするでしょう。そうすれば、素早い操作にもビクともせず、ロールは減って、多少のドライビングミスも許容してくれます。
一方、Cモードで走ると、丁寧なゆっくりした運転操作を適切なタイミングで行い、大きめのロールをしっかり管理しなければなりません。ドライビングミスは、そのままクルマの挙動となってドライバーに返ってきます。

こんなシーンでどっちが優れているか?といえばSモードであることは疑いの余地はないと考えがちですが、別に速さを競うスポーツドライビングではないのだから、と考えると、実はちょっと異なる側面があるのです。

多少スピードを出しても、ドライバーの腕前にも依存度が低く、安心感があるクルマが一般的には優れたクルマという評価を得ますが、誰が運転してもどんなペースでも、そこそこ上手く走れてしまうとすると、それでドライバーは嬉しいんでしょうか?そら買った直後は良いクルマを所有した嬉しさはあるでしょうが、、、

一方、スピードを上げればシビアに、道路が難しくなっても同様に、ドライバーの運転操作に素直に反応し、上手く走れれば気持ち良く、しかし失敗したら失敗とわかる反応がクルマから返ってくるとしたら、ドライバーには「上手く走らせよう」という意識が芽生えるモノです。そして上手くいけば「嬉しい」。失敗すれば「悔しい」。この一喜一憂する運転が実は、マツダが言っている人馬一体なのですが、これは楽しいです(^-^)。

他方で、この楽しさを知ってしまうと、これが無い他社のクルマ、今回で言えばメルセデスですが、優れたクルマであるが故に運転は楽しいものの、まぁ遠からず飽きますね(苦笑)。だって成功だろうが失敗があろうが、ドライバーの運転には鈍感wに、そこそこそつなく走ってしまえば、失敗して悔しいと思わないのと裏腹に、成功して嬉しいも無いから(^_^;)。

こういうクルマで「楽しい」と感じたいと思うと、どうすれば良いと思いますか?

それはスピードを上げることなんですよ。しかし一般道では道交法がありますからね(苦笑)。

というワケで、マツダのクルマ造りの哲学、人馬一体の肝はドライバーに失敗を気付かせる、というモノなんですが、話はここで終わりません(^_^;)。

実に多くの一般ドライバーが、マツダ車に試乗して「ここがイマイチ」「あそこがイマイチ」と指摘するんですが、既に述べた通りそれはマツダがかなり確信的に仕込んでいる味付けであって、別にイマイチでは無いんです。

それが証拠に、今回FLAT6さんにアテンザ25Sを思いっ切りw走らせて貰った結果、メルセデスCクラスを所有する彼をして、致命的な指摘は無かったでしょ?
つまり多くの人が「イマイチ」と言っている点について、彼はそう思わなかったってことです。

なぜか?

彼の運転がセオリー通り、平たく言えば上手い運転だったからです。

実はここは今回のボクの思惑違いだった点でした。勿論、彼が運転がヘタクソなんて思っていませんでしたが(^_^;)、長くスバルのAWDに乗り、後継としてメルセデスを選んだ彼のドライビングスタイルは、クルマに或る一定レベルのスタビリティがある前提、という仮説(期待かなw)があったワケ(苦笑)。

そうすると、マツダ車の躍度に敏感は車両特性に最初は戸惑うだろうと思っておったのですが、全くそんなことなく直ぐに適応しちゃった(爆)ので、ボクからアドバイスする場面はほとんど無し。
これは彼が単車乗りである点を、ボクが些か舐めてましたねA^_^;)。
単車は四輪車と違ってセオリーを無視したライディングは出来ませんから。

因みに現地でも話しになったのですが、四輪のハンドル操作の舵角は、単車で云うところのリーン角だし、旋回半径の微調整はスロットルで行う所も同じ。だから彼の運転もターンインから一旦舵角が決まったら、修正舵はほとんどありません。つまり舵角一定=旋回G一定というコト(笑)。

で、話を戻してマツダ車。ボクはプロローグマツダ車が欧州車と大差ないと常々思っていて、それがメルセデスのCクラスと比較しても大きくは違わないと思っている、と書きました。

そしてなぜそう思うのか?については理由があって、それはセオリーを外さない運転、更に言えばi-DMが教えてくれるマツダ車のスイートスポットに嵌める運転が日常的に出来るから、なんです。つまりマツダ車の美味しい処がボクの評価なワケね。
一方で一般の多くのドライバーの評価は、マツダ車の美味しい処と、マツダが意図的・確信犯的に仕込んである美味しくない処が混ざった評価なので、同じ結論になるハズが無いのです(苦笑)。

で、じゃぁそのマツダ車の美味しい処はメルセデスCクラスと比較してどうよ!?については、オーナーのFLAT6さんの評価を参照のこと、ってワケですね(^_^;)。

そしてアテンザの乗り味がCクラスのCモードとSモードの間、と既に述べましたが、結果的にそこに落ち着いている要因は色々とあるのでしょうが、結果的に同じようなペースで走らせてみると、CクラスのSモードとの対比においても尚、致命的に後れを取っている点は無いワケです。個人的にはコレって凄いコトだと思っていて、スポーツ性を上げたければ足は固めるのが常識です。ボクはずっと、日常域にフォーカスしているが故に、限界域の性能は多少、妥協があるだろうと思い込んでいた時期があったのですが、そんなことは全然なくて、十分な性能を持たせてありました。よって今回のような限界に至らない中速・中G程度の領域では、FFながらFRのCクラスと遜色ない走りが出来ます。エアサスとか電子制御が無いコンベンショナルな足で、日常域での味付けがしっかりしてあって、限界域での妥協も無いというのは、凄くハイレベルな仕上りだと思うんですけどね。意外に知られていませんが(^_^;)。
Posted at 2020/11/17 11:48:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2020年11月13日 イイね!

MAZDA vs Mercedes(25S L-Package vs C250 Sports)

MAZDA vs Mercedes(25S L-Package vs C250 Sports)いよいよ前回のサワリに続いて本題です。

ご用意いただいた3ステージの内、午前中は肩慣らしということで、午後の2ステージが主となりますが、午後イチが両車の違いの炙り出しには有益でした。

ただ最初にひと言。

コースとしては緩やかな勾配、浅い角度のコーナーが主流ながら、路面のウネリや荒れが所々にあるって感じですが、移動がてらFLAT6さんに付いて走った印象は
ここをこのペースで走るんかい!?というもの(^_^;)。
具体的には中速・中程度のGとだけ記しておきますが、FLAT6さん、あぁたイイ歳して・・・以下自粛(苦笑)。いやボクは普段、このペースで走らせることはほぼナイですからね(^<>^;)
とはいえ、ここまで追い込むとなるほど両車の違いが顔を出しますし、クルマの仕上りというか、作り手の意図するところもアレコレ推察できる情報を色々得られます。どうも彼が車両特性を評価するのに使っているコースのようで、まぁなるほどとは思いましたが、ボクは初めてのコースなんですけど、、、(苦笑)

先ずメルセデスのC250スポーツの印象を軸に記しますが、これにはC(コンフォート)モードとS(スポーツ)モードという2種類のアジリティモードが選択可能。
(S+も試しましたが、今回のステージではペース不足と判断して除外)
全く意図せずw、Cモードで一本走るコトになってしまったのですが、ここでの挙動(ダイブやロールといったボディの動き)がアテンザ、というよりマツダ車に非常に近いというか良く似ていると感じたのが面白い。
これをSモードにすると挙動はシッカリするのですが、ガチガチになるでもなく思いの外しなやかに動いてドライバーに挙動を解り易く伝えつつ、抑えられた挙動はドライバーの操作に対するプレッシャーが少ないです。
ここがアテンザ 25SC250スポーツのもっとも違う部分ですが、ボクが事前に想像していたほどには意外に大きくないと感じました(^_^;)。

ちょっと余談になりますが、ここのドライバーの操作とクルマの挙動(反応)の相関がこの比較試乗でもっとも大きくクローズアップされると予想(期待)していたのですが、ここは正直言ってボクの期待は外れました(^_^;)。
理由はふたつ。ひとつは上記の通りメルセデスのクルマ造り(仕上り)がボクの想像と違ったこと(苦笑)。そしてふたつ目は、FLAT6さんのドライビングがボクの想像より遥かに丁寧でセオリー通りだったこと(爆)。
いやーFLAT6さん、お見逸れ致しました。m(_"_)m


C250スポーツの印象をより詳しく述べると、

①ステアリング:駆動を伴わないFRのステアリングフィールですが、世間で言われるクリアな感覚というか、そういった差は正直あまり感じませんでした。アテンザはトラクションを掛けたときのトルクステアと言われる反力が、上り区間でアクセルを積極的に踏んでいったときに掌に僅かに感じる場面がありますが、まぁ「だからナニ」というレベル。逆にC250に無くても「だからナニ」(苦笑)。
中立の据わり、切り込み始めの反応、掌に感じる手応えなど、極めて好印象ながら、アテンザより圧倒的に優れている何か、は感じ取れませんでした(^_^;)。
因みにFLAT6さんが特に、コーナリング後半のコーナー脱出場面での違いを感じたそうですが、逆にボクは感じていなくって、そこは二人のドライビングの違いが影響しているのかもしれません。FLAT6さんはハンドルのセルフアライニングトルクに任せているようですが、ボクは縦横G管理の観点からハンドルを戻した分だけ踏むアクセルワーク(=G一定)なので、立ち上がりでもステアリングをシッカリ握って緻密に(意図して)戻していきます。印象の違いはこの違いに起因するのかなー?というのがボクの理解。

②:シャシー&サスペンション:アテンザとC250の違いを一言で云えば「柔と剛」ですね。しかし剛の言葉で表するよりも遥かにしなやかな上に、ガシッとした安心感もある。数本走ってコースのうねりや荒れが解かった上で通過すると、文字通りガシッと受け止めて微動だにしないって感じ。一方のアテンザはより大きく動きながら上手く受け流すという感じ。実はこの両車の違いを印象付ける要素がボディの剛性で、C250はアテンザに比べてボディ(箱)が歪む感じが無い印象。足だけが動いている感じ。別にアテンザのボディがヨレているワケではないのでしょうが、乗り比べるとボディの捩れとサスの動きが一緒になって外乱を受け流している印象を受けます。逆にこれは乗り比べ無いとそういう印象は受けない程度のモノですが、こういう違いを感じられたのは面白かったです。

③:ブレーキはペダルの踏み応え、踏み始めてから最大減速Gまでのリニアなコントロール性は見事。或る意味、ここは一番違いを羨ましく思いました(^_^;)。
比較試乗中にFLAT6には指摘されてしまったのですが、今回のステージとペース程度では、アテンザのブレーキでも効きもキャパも不満はありませんしコントロール性も悪くはありません。しかしながらどーいうワケか、ペダルの踏み始めから減速Gが立ち上がる反応が一貫性を欠くことがあって、10回中1~2回、ペダル踏み始めの遊び部分が急に無くなってカックン、なんてことが起こります。
例え1~2割でもこの一貫性の無さは許しがたくw、ブレーキホースやパッドを変えた理由はコレなのですが、C250のブレーキには当然のごとくこのような甘さは全くなく、常に一貫したペダルフィールと効きを維持してくれるのは嬉しい(羨ましい)ですね。

④エンジン&AT:NA vs Turboの四発対決ですが、パワー&トルクともにメルセデスが上回るものの、ピークパワーを使うワケではないのでね(^_^;)。メルセデスの2Lターボはアクセルワークに対するラグはついに一度も感じることなく、Cモード、Sモードの違いも無く極めてリニアなレスポンスを提供してくれて、性能面では文句なしでした。トルクの大きさは上り区間ではよりハッキリわかりますが、今回のステージでは床まで踏むことななかったので(苦笑)、アテンザでもパワーに劣る印象は無かったです。同じように加速していこうとすると、より高回転まで引っ張りましたけど。ATはマニュアル操作はほとんどせずオートのまま走ってしまいましたが、変速制御に特に不満はなかったものの、ダウンシフトはマツダの方が上手かなぁ~、くらい。6速 vs 7速という違いもほとんど感じませんでしたが、C250は街乗りで7速に入ることが無かったことから、それはオーバードライブ扱いということのようです。
両基、バランスシャフト付きの四発ですが、回転感覚の質感はウチのG2.5の方が、上というか好きかなぁ~(^_^;)。
これは自然吸気故か理由はわかりませんが、、、

⑤:乗り味、ハンドリングですが、C250のソレはとにかくひたすらリニアで素直という印象はまぁ予想通りだったのですが、予想外(意外)だったのが楽しかったこと(苦笑)。ぃゃ(^_^;)きっと変な(姑息なw)演出は無いのだろうとは予想していたのですが、それ故に「素直なんだけど面白みに欠ける」と感じるだろうと予想していたワケですょA^_^;)。
面白かったのは、このC250と乗り比べると、アテンザのハンドリングはブレーキングで前荷重からターンイン場面で明確な軽快感を伴って「クィッ」とノーズが入る印象があったこと。アテンザはマツダ車の中にあっては大きなボディ、長いホイールベースから、相対的にこのターンインの軽快感は控え目なのですが、メルセデスと比較試乗するとこの軽快感が顔を出すというのが面白かったです。
メルセデスC250に話を戻すと、ターンインからコーナー中盤までの素直な動きの一方で、コーナー脱出に向けたアクセルONでリアを振り出していくような感覚は意外になくて、徹頭徹尾、素直・弱アンダーな印象でした。もう少し追い込む(ペースが上がる)と、ここでFRらしい挙動になっていくのかもしれませんが、そこまでは追い込めず(^_^;)。

⑥質感:内装や電子装備は今回は横に置いてA^_^;)、既にいくつか述べていますが、もっとも印象的な質感の差はボディの剛性でしたね。
ただこう書くと読んだ人はアテンザのボディ剛性はCクラスに「劣る」「負けている」と思うのでしょうが、劣るとか負けるとかいう単純な話ではないことは明言しておきます。

思うにこの剛性感の違いは両車の成り立ちに起因していて、アテンザの場合はもっともパワフルなパワーユニットでも250ps程度です。しかもその2.5L Turboはデビュー後に登場したユニットで、開発初期には想定されていませんでした。
一方のCクラスは開発の初期段階から既に4L V8の500ps級のエンジンが搭載されることが判っていました。この前提の違いが最終的なボディ剛性の違いとなっているのでしょうが、機能・性能的にはどちらも全く問題はありません。しかしドライバーの感じる「質感」という点で、確かに違いは感じます。この辺が人間の感性の凄いところであり、面白いところでもありますが、アテンザとて今回の中速・中Gステージや、クローズドコースの低速・高Gステージでは少なくともバランスが取れていて、性能的には問題が無い(というか逆に素晴らしいw)ことを考えれば、シロート考えで変な補強を入れて剛性感だけ上がっても、性能的にどうなるかは微妙(逆に下がる)でしょうね。

総合評価
という感じでガッツリ試乗させて貰ったC250スポーツを一言で云うと、予想通りに極めて素直でニュートラルな性能ながら、予想に反してw想像以上に走る(操る)楽しみは感じられて、オヤジセダンの印象は皆無に近いというものでした(^_^;)。
ただ、このクラスのFRとして、FFのアテンザが一気に色褪せて見えてしまうような圧倒的な何か、があったかと言えば微妙で、流石と思わせるポイントはいくつもあるものの、それは倍もする車両価格wをひっくり返せるレベルか?と言えば、、、そこはFLAT6さんのご意見に譲りましょう(爆)。

既にFLAT6さんもインプレを上げてくれていますが、二人のオーナーがとっかえひっかえ乗り比べた印象は、恐らく多くの人に「ホンマかいな?」更に言えば「アテンザってそんなにイイのかよ?」と疑念を抱かせるモノでしょう(^_^;)。

そして過去に、或いはこの試乗記を読んで最新のMazda6とC classを将来、乗り比べた人がボクたちと同じ印象を持つか?というと、実はかなりの高確率でそうはなりません(苦笑)。

その辺の事情は次回に譲りますが、逆に言えば今回のアテンザとC250の比較試乗から焙り出された両車の違いは、既に直6 3L級のFRになることが決まっている次期Mazda6がどこをどう進化させるべきか、注力ポイントを洗い出したと言えます。

SKYACTIVビークルアーキテクチャという新世代コンセプトと、3L直6 300ps級、600Nm級のエンジンを積む前提となるボディ剛性の強化は既定路線ですが、そうして強化されるボディにどれだけの走りの質感を作り込めるか?走りの個性(軽快感)はマツダの個性ですからそのままでしょうが、非常に楽しみになってきますね。あと、価格設定も非常に大事です(苦笑)。

※オマケ
今回のステージではボクも普段はほとんど(否、絶対にw)やらないペースだったが故に、一本目のi-DMスコアが3.5とか出ちゃいましたが(爆)、二本目はちゃんとこうなりましたょ(笑)。FLAT6さんのスコアは武士の情けでナイショww

Posted at 2020/11/14 16:02:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ選び | 日記
2020年11月10日 イイね!

MAZDA vs Mercedes(Atenza vs C class)

MAZDA vs Mercedes(Atenza vs C class)さて、当日の乗り比べがどうだった、というところは前回のブログで述べたので、実際の印象に入っていくわけですが、、、(^_^;)。

先ずは改めて、両車の比較から。

アテンザ 25S L-Package (2016年式)
メルセデスベンツC250スポーツ(2016年式)

細いスペックはリンク先を見て比べて頂くとして、2台ともほぼノーマルながら、実は両車ともに重要なパーツに手が入ってました。それはタイヤ。

アテンザ:225/45 R19 → 245/40 R19
Cクラス:F 225/40 R19 → 225/45 R18 / R 265/35 R19 → 245/40 R18

タイヤ幅1サイズアップとか、1インチダウンですが、たったと思うなかれ。シビアにセッティングされているクルマであればあるほど、たとえホイールを0.5インチ幅広くしただけでも、操縦性が大きく変わる場合だってあります。
アテンザもCクラスも4ドアセダンという事で、スポーツカーほどシビアなセッティングではなく或る程度の性能的は幅を持っているハズですが、まぁ完全にノーマルではないってことで(^_^;)。
加えてアテンザはブレーキパッドとブレーキホースに手が入っていますが、まぁそこはご愛嬌という事で(笑)。

基本スペックとしては、ボディはアテンザが全長150mm、全幅30mmと気持ち大きく、車重はCクラスが130kg重たいです。
パワーユニットは2.5L NA vs 2.0L Turboで、馬力は189ps vs 211ps、トルクは250Nm vs 350NmとCクラスが若干トルクフルながら、車重の差と公道というステージを考えると、スペック的には大きな差が無いと言えます。

カタログを見てもっとも違う差は価格で(苦笑)、サイトの掲載価格は333万円 vs 670万円なので、ほぼ倍。(^_^;)

同セグメントの両車とはいえ、価格が倍のクルマを比べてナンボのモンじゃ?という話はあるのですが、輸入コストや拠点費用を差っ引いても500万を下回らないと想定すれば、それでも150万以上は高いことになります。何がそんなに違うのか?といえば、それは確実にあって、それは電子制御エアサスであったり

ゴツイブレーキであったり。

今回の乗り比べの中心はダイナミックパフォーマンスなので、こういった装備(=価格)に意味があるのか?は必ずしもメイントピックでは無いものの、価格に見合う装備であったり、それ故であってもその価格が受け入れられるか?というのは、個々の車両(商品)の出来に留まらず、それがブランドってもんでもあります。

こうして直接比較してしまえば、コンベンショナルはパッシブサスであったり、ショボいブレーキwのアテンザがCクラスより安いのは当たり前ですが、じゃぁ同装備を付けたらCクラスと同じ価格で売れるか?といえば、それは絶対にNoです。

もしマツダが本気でメルセデスに並ぶブランドを目指すなら、先ず同等の装備、性能で並んだ上で価格が安いこと、そこで市場から大きな支持を得られて人気が保てて初めて、次のステップとして徐々に価格を近づけていけます。
ただ、もしアテンザ(Mazda6)が安い価格帯で十分な人気を得たとすれば、Cクラスが対抗して価格を下げてくる場合もありますけどね(^_^;)。

というワケで、現時点のマツダとメルセデスの立ち位置の違いを確認することが、今回の比較試乗の目的のひとつであったワケですが、並べて比べるとやはり格下である事実は動かしようがありませんね(苦笑)。

乗り比べなくても出来る能書きwはこれくらいにして、そろそろCクラスに乗った印象をば。

FLAT6さんの計らいで3つのステージでパフォーマンスチェックをしたワケですが、ここでは各ステージ間を移動した際の街乗りの印象から。

Cクラスはエアサス仕様でモード切替が出来るのですが、C(コンフォート)モードとS(スポーツ)モード、それぞれを試すことが出来ました。

先ずどちらのモードでも、アクセル、ハンドリング、ブレーキングはそれぞれ極めてリニアで癖が無く、この辺りはマツダ車の特性にも似ていて非常に運転がし易いです。はじめて乗った車なのに、もう一発目の操作から意のまま、みたいな。

これはある程度、事前の予想の通りだったのですが、重厚感みないなものが意外に感じないとか、大径ブレーキの割りに低速域のコントロール性が全く問題ないとか、良い方向での誤算はたくさんありました。ただ癖がないとは特徴が無いとも言えるワケで、これぞCクラス、これぞメルセデス、という顕著な点もなし(^_^;)。
また、街乗りの極普通のペースwだと、FRの美点というか、クリアなステアリングインフォメーションとか、前後バランスの良さとか、そういった印象も顕著ではありません。
エンジンはターボラグを全く感じることはなく、もうこれはNAか?と見紛うばかり。アクセルを踏み込んだ瞬間の応答性、加速G一定の加速、アテンザのNAのG2.5と全く同じ感覚で遅れもなく、過敏でもなく、これも意のままでした。

もっとも顕著に感じた違いは乗り心地ですが、比べるとアテンザのそれはCモードとSモードのちょうど間くらい。モードを切り替えると結構ハッキリと特性が変わります。
面白かったのはCモード。乗り心地重視という事で確かに柔らかく、ハーシュが減る一方でボディの動きは大きくなるのですが、そのグラグラ上屋が動く感じがマツダ車のそれに似た感じ。アテンザがCとSの中間なので、当然アテンザよりも動きます。動くのですが、柔らかいと感じさせるクセにw、大きめの荷重が掛かってサスがストロークしていくと、ちゃんとプログレッシブにダンピングも増えていく感じで、どこまでも柔らかいワケではなく最終的には挙動をシッカリ抑え込んでくれること。つまり最初の動き出しは速いけど、そこさえなんとかすればという、ただ柔らかいだけの足ではないぞ、、、と。
一方でSモードですが、確かに固くはなりますが予想していたよりもずっとしなやかで、ハーシュ自体もボクにとっては全然キツくありません。この辺りに疎いwボクとしては、このSモードのままでも十分に普通に乗れちゃう感じでしたが、アテンザとの対比で言えば、ボディの上屋の動き出しは明らかに抑えられていて、まぁ一般のスポーツサスのイメージ。個人的に意外だったのは、もう少し重厚な感じかと思っていたけどそうでもなく、またSモードでも案外しなやかで挙動変化も解り易い点。これをS+に変えてもガチガチになるってワケではなかったことです。
このSモードとCモードがスイッチ一つで切り替えられる点が正にカネが掛かっているww点で、アテンザより優れている点となるワケですが、それぞれのモードを試した後で愛車に乗って走らせてみると、カネの掛かっていないwコンベンショナルなサスではあっても、これはこれで実に上手い塩梅に仕上げてあると逆に思いました(^_^;)。

細かな点では、アテンザの乗り心地面での微妙な粗さの要因としてFLAT6さんは19インチであることを指摘していて、Cクラスを18インチにダウンした彼の意見になるほどっと思わせる点はありましたね。ボクは普段から乗っていて、もう慣れたのかそこの粗さは全く気付かず、またCクラスに乗ってみてもその差が足の差なのかタイヤの差なのか、までは思いが至らなかったのですが、、、

といった感じに街乗りの印象を得たワケですが、まぁ普通に転がすレベルで大きな違いを感じなくてもそれは仕方がないワケで(^_^;)、次回は本題のパフォーマンスランでの比較印象です。
Posted at 2020/11/12 09:36:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ選び | 日記
2020年11月08日 イイね!

MAZDA vs Mercedes(当日の行程)

MAZDA vs Mercedes(当日の行程)さて、プロローグで予告した通り、石川県まで行ってきました(^_^;)。

東京から片道517kmは流石に遠い(苦笑)。
金曜日の業後に移動して、25時にホテルに到着予定だったんですが、都内を抜けるのに物凄く時間が掛かってしまって、関越道に乗ったのが想定の1時間遅れ(゚Д゚;)。

MRCCをMAX設定で巡行して、なんとか予定通りに到着。とっとと寝て翌日に備えました。
そして9時にホテルで待ち合わせ。寝坊せずに済んでヨカッタA^_^;)。

再会は2016年11月以来。といっても会うのはこれで2回目(苦笑)。
初回は結婚記念日旅行で北陸を訪れた折、七尾まで来て頂いてファミレスでお話したというもの。北陸の土地勘が無いボクは安直に声がけしてしまったんですが、小松って結構遠いのね。今回、改めて実感しました。

FLAT6さんは今回に備えてバッチリ、走行メニューを考えてくれていて、それに沿って移動して乗り比べして、って感じで進みました。

ホテルからお互い愛車に乗って最初のステージに移動。到着しところで改めてご挨拶。

マツダ・アテンザ25Sとメルセデスベンツ・C250スポーツ

最新、、、では無いのが残念ですがA^_^;)、お互いに2016年式ということで、比較するには好都合とも言えます。

先ずは再会を喜びつつ挨拶を交わし、お互いの愛車を見比べてあぁだこぅだ、と。
エンジンルーム比較

ストラットの位置の違いが駆動方式の違いを如実に物語ります。走りの比較、特にDセグメントとなるとFFはFRに対して旗色が悪いのが常識でしょうが、さてどーなりますか(^_^;)。

駆動方式はソレとして、ボクがとっても気になる(羨ましいw)のがブレーキ。

アテンザのブレーキ、しょぼーい(苦笑)。

もっともブレーキのデカさはキャパ(耐フェード性)の差であって、制動力はまた別問題ですけどね。

今回改めて知ったんですが、両車の車重はカタログベースで130kgも差があり、価格はなんと倍w違います。
出力は188ps / 211ps、トルクは250Nm / 350Nm。車重の差と一般道というステージを考えると、動力性能はほぼ互角というか、決定的な差は無さそう。

さてどんな比較評価になるでしょう?(^m^)。

最初のステージは肩慣らし、というかお互いのクルマに慣れるよう配慮して頂きました。ここで同乗含めて数本走ったのち、次のステージに移動しました。ここでお互いのクルマを取り替えて、FLAT6さんがアテンザ、ボクがC250を運転。
FLAT6さんのご配慮でSモードにしてくれていたのですが、実はこれが失敗で(^_^;)。モードの切り替え方法を聞いていなかったのと、道中ほとんど信号待ちの停車がなかったので、どのスイッチで切り替えるのか見つけられず(苦笑)。
肝心のSモードのインプレは、比較ブログまでお待ち下さいw

次のステージの前に昼食。ホテルで貰ったコレが役に立ちました。


次のステージが結果的に今回のメインで、中速・中G領域での走行ですが、路面が結構荒れています。どうもFLAT6さんがクルマの挙動を評価する際に使用しているステージらしいのですが、昼食後にセッティング変更のやり方を教えて貰って、C(コンフォート)モードで移動してしまったのが失敗でした(^_^;)。

移動してこのステージに差し掛かったところでFLAT6さんがペースアップw。
当然、ボクも付いていきますが、土地勘が無かったが故にワンテンポ遅れてしまい、追い付くには彼のペースを上回るペースが必要。しかし足回りはCモードww
ギャップの度に「ひぇ~(^o^;)」とか思いながらなんとか付いて行って、追い付いたら既に折り返し地点(苦笑)。本来は昼食の場所までCモードで走って、ここまではSモードで走るべきでした(苦笑)。
しかしそのお陰で、Cモードの挙動も良く判りましたけどね(^_^;)。

ここでまたお互いに同乗をしながら数本走って、最後のステージへ。
天気予報は生憎の雨だったのですが、午前中はなんとかもって、午後からパラパラ降り始めたものの、そんなに酷い降りにはならずに済んだのは幸いでした。

小松に戻って夜はお寿司屋で北陸の海の幸を堪能しつつ駄弁りタイム。

話題はクルマの話、今日の乗り比べの感想、メーカーの話から米大統領選挙の話題wwまで、あっという間の楽しい一日でした(*^^*)。

ということで、肝心のアテンザ25SとC250スポーツの比較試乗の結果は次回ねw。

ボクは最新のメルセデスは全く運転したことが無くって、メディアやオーナーの試乗記から一定の先入観wがあったのですが、それは良い意味で裏切られました。

しかし一方で、プロローグで述べた通り、愛車のアテンザと(価格が倍wとか、FRじゃなくFFだけど)そこまで大きな差は無いのでは?という考えも覆りませんでした(^_^)v

ここはFLAT6さんの感想も楽しみです。

FLAT6さん、貴重な時間・体験をありがとうございましたm(_"_)m
Posted at 2020/11/09 01:09:53 | コメント(1) | トラックバック(1) | クルマ選び | 日記

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