ゴーン被告逃亡の損得勘定

素人考えではありますが、ゴーン氏の会見内容のあまりの説得力の無さというか「拍子抜け」加減から、あえて保釈金15億を捨てて、レバノンから生涯出られなくなる可能性を負ってまでなぜ海外脱出を決行したのか？と不思議に思いました。

起訴された時点でほぼ捜査は終結したように思いましたが、もしかするとフランス側でルノーやオランダの合弁事業案件などさらに大きな罪状を問われかねない事案が潜んでいるのかもしれないとも考えられ、その場合、暗殺などのリスクもあり得るように思います。

ルノーによる日産経営統合は国家プロジェクトに近い使命だったでしょうから、そちらの目をくらませるために日産を矢面に立たせる作戦をとったのかもしれませんね。

あの会見では何か具体的な事実が公表されるかと期待しましたが、窓の無い独房で風呂は週2回とか検察は私より10倍も違法行為をしから私も違法行為をしただの子供のわがまま並みの発言で落胆しました。

不便でも我慢していれば無罪の可能性さえあったのを全て破棄しより深く抜け出せない穴に自ら落ち込んだように見えます。

日産の植民地化にも失敗してゴーンは今後はどうやって這い上がるのかが見物ですね。
意地の悪い見方ですが下手な映画や小説より興味深いです。

しかし保釈金15億に加え今回の国外脱出で20億かかったとか聴くと財産はいくら有るのでしょうね。

あんな立場にならない（なれない）ただの平民でのんびりと年末年始を過ごせるのが一番の幸せだと思いました。