ルマンのフォード

今年2016年はルマンにフォードが帰ってきます。

ルマンで活躍したフォードを振り返ります。
1964年のフォードGT40はローラGTをスチールモノコック化したものです。エンジンはV8の4.2Lウインザーです。車高は40インチと低くく名前の由来ですフォードイギリスから参戦リタイヤ、ミッションが逝かれます。エンジンはマスタングと同じ。ノーズのイメージが違いますね。


1965年は4.7L化はイギリスですが、7Lはシェルビーアメリカンから参戦し共にリタイヤ、またもミッションが逝かれます。4.7Lにはオープンもあり、7Lはマーク2と呼ばれノーズが長いです。このエンジンもマスタングと同じ。この4.7LがGT40のイメージですね。



1966年はシェルビーアメリカンのみマーク2でフェラーリP3を破り優勝します。屋根のインテークが目印、イギリスのジョンワイヤーチームは外されます。


1967年は完全アメリカ製のマーク4でまたもフェラーリP4を破り優勝します。Jカーからヒント受けた空力スタイル。この年イギリスは4.7Lを改造したガルフミラージュで参戦しポテンシャルを探ります。



1968年排気量の制限でマーク4は追い出されます。しかしイギリスの古いGT40の排気量をギリギリ5Lにしたジョンワイヤー率いるプライベートマシンがフェラーリやポルシェ908ワークスを破り優勝します
1969年、古いGT40はポルシェ908や最新の917と激闘の末に又も優勝します。凄いね耐久性がスチールモノコックのおかげかな。GT40は50台以上が生産されました。これの量産車がパンテーラの位置付けです

1973年ころのカプリはフォードV6


1975年ころのパンテーラはミニカー化された。


1990年代にはサリーンマスタングが参戦。


2000年のFRパノスもフォードエンジン


2000年代にはサリーン7Lツインターボや新型フォードGTスーパーチャージも参戦します。


そして2016年今年は最新のフォードGTがルマンに戻ってきますV6エコブースト。デビューのデイトナ24時間ではミッションがまたも逝かれた。またか・・