スーパーカーの試乗記2

これは前回の続きです。
スーパーカーの試乗記
イギリスのEVO誌スーパーカーの試乗記事をまとめた本です。豊富なカラー写真と簡潔な記事で読み易い。普通は乗れないクルマだからこそ試乗記は面白い。

なかなか読み込めなくて遅くなりました。さて行くかー


パンテーラ。視覚と聴覚に訴える迫力。始動すると人家のガラス窓が揺れるほど。ハンドリングもブレーキもいい。初期モデルのエンジンのかからなさに腹を立てたプレスリーが車体を銃で撃ったという噂がある。


カウンタックLP400。狭く視界が悪い、ハンドルが重く、クラッチも重い、エンジン騒音でクタクタになる。これらの欠点はQVで改善されドライブを楽しめる。



ターボラグと鋭い切れ味のハンドリングは他車の追随を許さない。乗り心地も快適。ポルシェのブレーキが絶品になるのは1980年代後期からだ。


BMW M1。カウンターを当てても操縦不能にならない、シャーシの絶妙なバランスと安定性。


フェラーリ288GTO。ハンドルはとてつもなく重い、F40と比べてもさほど遅くない、ツインターボV8車体を爆発的に前進させた。


ポルシェ959。4WDなのにレーシングカーのような操作性、乗り心地よく、操作も、滑らか。


ジャガーXJ220。メトロ6R4の流れを汲むエンジンはうるさい、シャーシはずば抜けてバランスが良い、残念ながら車幅が広過ぎた。


チゼッタV16T。ディアブロのオリジナルデザインだった。高すぎて9台しか売れなかった。


マクラーレンF1。フライホイールが無い為アクセル操作には思い切りの良さと正確さが求められる。乗り心地良く、特製スーツケースまで用意されるのにルマン24で勝った。

セラのようなガルウィングドア



フェラーリF50。F1の感動を公道に届ける、エンジン直結による激しい振動。



ポルシェ911GT1。ステアリングは楽で、4000回転超えると力強い推進力。



ポルシェ・カレラGT。V10の耳障りな騒音と不快な振動が伝わる運転席、ナイフのように切れ味の鋭いハンドリング。


いやー、クルマって乗ってみないと分からない物ですねー。ガッカリするクルマもあれば、感動するクルマもある。(^^) スーパーカーには中々乗れないけどね。