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shiro13のブログ一覧

2025年04月29日 イイね!

堤防道路から転落の死亡事故

堤防道路から転落の死亡事故2025/04/24の12:30すぎ、長野県飯田市松尾清水にある天竜川の堤防道路から車が路外に転落、水門に衝突する事故が発生した。
https://www.youtube.com/watch?v=NVCgOcoQNwQ
https://www.youtube.com/watch?v=N3ATwNA2RnE

クルマは5代目のBMW 3シリーズ (E90 / 2005-2012)。 ドライバーは20歳の男性で自身の所有車、同乗者は19歳と20歳の男性3名で全員が死亡。 4人は飯田市の長野県飯田技術専門校の自動車整備科の訓練生で、昼休み中の出来事だった。

報道では「水門に激突」といったタイトルが多いがフロントバンパーの損傷は軽微。

中には「事故によって赤色の通路が落ちてキャビンを押し潰した」と報じたものもあったが、斜め後方からの画像を見ると位置関係が合わない。
https://mainichi.jp/articles/20250424/k00/00m/040/362000c

水門の扉と堤防道路を結ぶ赤色の通路の少し下にクルマが突入し、主に車室部分が通路に衝突、通路も吹っ飛ばされたのだろう。


報道では「約140mを、およそ3.6秒で走行」と分析したものもあり、140m/3.6秒であれば(1時間=3600秒なので)140km/hになる。 120~130km/hは充分に出ているだろう。


この写真の奥から手前に走ってきて、右側の斜面に逸脱した。 路面には勾配があり、下り→上り→下り。 直線ではなく「へ」の字状に曲がっている。




現地取材による車内からの映像。 上り→下りに転じる区間で前方の様子が見えない。 水門の手前の路面にはタイヤ痕がある。



画像はGoogle Mapの航空写真と想像図。 全員死亡のため確かめようがないが、120km/hとも言われる高い速度で走っていたのは「アップダウンの頂点」からの大ジャンプを狙ったものと思われる。
タイヤ痕から察するにアプローチのコース取りがまずく分岐の左ルートから外れてしまい、慌てて過大にハンドルを左に切って超アンダーステア状態でフロントのタイヤ痕を残しながら転落したと想像する。(※ハンドルを左に切ったがクルマは空中でグリップがなく向きは変わらず、その状態で着地したのかも?)

通常ならブレーキ痕と考えるところだが「約140m」の映像を見ると終始同じ速度で走り続けているように見える。 いずれにせよ左ルートに入ったところでハンドルを直進から少し右に切れば無事に走れるか、右側に転落して死なずに済んだことだろう。

自動車整備士の不足が懸念される昨今において、将来を期待される若者4人が命を落としたのは残念な出来事だった。



事故ジコったBMWは‥‥ 不運ハードラックダンスっちまったんだよ‥‥

3名の同乗者は、まさしく“不運ハードラック”だった。



P.S. ジャンピングスポットは人気がある。

画像は2023年に話題になった、首都高・辰巳第一PAに設けられた「辰巳ジャンプ台」。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1417031/blog/46731564/

急加速の抑止を目的に設置されたがジャンプ台として人気が出てしまった。

2012/05/28にはTV番組で「チンさむロード」の一つとして紹介された千葉県松戸市の横須賀橋で、空中に跳ねあがったクルマのハンドル操作を誤り、歩行者の男子大学生を跳ねて死亡させる事故が発生。
https://www.sankei.com/article/20171029-3WP5OPVMUBKY7JE5QTPXPNLY5Y/

警察によるテストを行い「全国的に見ても珍しい直線道路での危険運転致死傷罪の適用にこぎ着けた」とのこと。
Posted at 2025/04/29 11:07:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事故・事件 | 日記
2025年04月11日 イイね!

AUTOMOBILE COUNCIL 2025 #1

AUTOMOBILE COUNCIL 2025 #1CAR GRAPHIC誌主催のイベント、オートモービル カウンシル 2025。
10回目を迎えた今回の最大の話題はジョルジェット・ジュジャーロ(ジウジアーロ)氏の来日参加!

今回のジウジアーロ氏の参加は、前年の2024/03/13に(カウンタックやストラトスで有名な)マルチェロ・ガンディーニが亡くなったことが大きく影響していると思われる。 AUTOMOBILE COUNCIL 2024の主催者テーマ展示は、この訃報をうけて「故マルチェッロ・ガンディーニ追悼展:In Memory of Marcello Gandini」 に急遽変更された。 そしてガンディーニとジウジアーロはともに1938年生まれなのだ。


4/11(FRI)は13時からトークショー「“A Young Talented Designer was Born” 才気あふれる若きデザイナー誕生」が開催。 この日はたまたま休みをとっていたが、お昼前に用事が済んで13時からのトークショーに間に合いそうなので当日券で入場。
開演間近のトークショーの会場は多くの観客に囲まれていた。 青矢印はCG加藤哲也社長、赤矢印はジウジアーロ。

通訳はCG小野光陽編集長。



ジュリアGTのヘッドライトの位置の話題。 法規制でウインカーと距離をとる必要が生じたためヘッドライトが内寄りになった。




フィアットに入社した若き日のジウジアーロはクルマの構造について学ぶ機会を得て、いすゞ 117クーペの生産化に関わることで工業デザイナーとしてのステップを踏み出した。

・・・といった話をしていた気がするが、うろ覚えだ。


トークショーの正確な内容はCG誌かCGTVで紹介されることだろう。




▽主催者テーマ展示:生ける伝説のカーデザイナーGiorgetto Giugiaro展 「世界を変えたマエストロ」
▼アルファ・ロメオ ジュリア・スプリントGT (1963)


▼マセラティ メラクSS (1972)



▼フォルクスワーゲン ゴルフ (1974)


▼BMW M1 (1978)


▼いすゞ アッソ・ディ・フィオーリ (1979)

いすゞ ピアッツァとして1981年に市販される。

会場でジウジアーロのサインが書き加えられた。


▼ランチア デルタ (1979)


▼フィアット パンダ (1980)


▼デロリアン DMC-12 (1981)


▼イタルデザイン アズテック (1988)

日本で50台を限定販売する計画があったがエンジンのクーリング対策に時間がかかっているうちにバブル崩壊で計画中止となった。


▼バンディーニ ドーラ (2020)

2020年にジュネーブショーでデビューする予定だったがコロナ禍でショーが中止されたためネット上での公開にとどまっており、一般公開はこれが初めてという。

「GFG」は現在のジウジアーロの会社「GFG STYLE」。
Posted at 2025/04/15 00:15:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUTOMOBILE COUNCIL | 日記
2025年03月13日 イイね!

CMのカセットテープの向き

CMのカセットテープの向き菜々緒さんが出演するカーセンサーのCMでカセットテープの向きがおかしい、と知人から教えてもらった。

▼カーセンサー「Carsensor’s High」篇(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=nIYDOAVgDr8

クルマはキャデラック フリートウッド (1985-1992)。


テープをセットする場面で、テープの挿入口が左右対称のような形状で・・・


テープの上側(画像では左側)に親指が入りそうなほどの不自然な隙間があるので、テープを反時計回りに90°回転するのが正しい向きと思われる。

しかし、正しい向きの場合は菜々緒さまの指が鷲掴みのように広がったり、ラベルの文字が指で隠れてしまいそうなので、正しくないのは承知の上で見栄えを優先させたのだろう。


「ルパン三世 カリオストロの城」の終盤で、見栄えを優先してブルーバードのパトカーのハンドル位置が右ハンドルから左ハンドルに変わっているようなものか。




カセットテープの向きで思い出したのかマツダ コスモ(1981, 3代目)にあった「正立型カセットデッキ」。

http://www.wald-licht.com/~oldcar/81_m_cosmo_01.html

ネットで検索したらマツダ ルーチェ(1986, 5代目)にも正立型があった。

https://jafmate.jp/car/car_sp_20240522.html

ついでに、日産 スカイライン(1985, 7代目)にあった5連装カセットテープチェンジャー(クラリオン製)。

https://motor-fan.jp/weboption/article/51325/


さらについでに、BASFのカセットテープの「C-BOX」。 ケース右端のボタンを押すとスプリングでテープが飛び出す仕組みで、上下に連結可能。

https://compactcassettes.jp/basf/basf_slh01_04.html

クルマで使うと便利なような、そうでもないような・・・ (^^);
2025年03月01日 イイね!

86で側面ヒットの死亡事故

86で側面ヒットの死亡事故2025/02/16の21:15分ごろ、愛知県豊田市花本町の市道で3人乗りのトヨタ GR86がガードパイプを突き破る単独事故が発生、ドライバーが死亡した。

東海テレビ NEWS ONE
https://www.youtube.com/watch?v=NutCc0OQXn4
TBS NEWS DIG
https://www.youtube.com/watch?v=xTDxVRRqyck




事故現場は緩い右カーブと左側に分岐。 路面にはタイヤ痕はなさそうだ。

運転していたのは豊田市の男性会社員(27)で、全身を強く打ち意識不明の重体で病院に搬送されたが、およそ4時間後に死亡。 助手席の男性(26)は肋骨骨折、後部座席の男性(21)は軽症。


事故現場のGoogle ストリートビュー。


事故ったGR86のフロントはほとんど無傷で右ドアが大きく凹んでいる。 左の路肩にあるガードパイプにぶつけるのは難易度が高い。


VSCをオフにして「イキリドリフト」にチャレンジしたのだろうか

※イキリドリフト:大黒PA出口などで見られるイキリダッシュの親戚。
https://kuruma-news.jp/post/810284

右ドアが大きく曲がっている。 上の方にある白い物体はSRSカーテンシールドエアバッグ。


シートとステアリングは社外品に交換。 それぞれのエアバッグはなくなっているが、今回の状況ではあっても効果はなさそうだ。(画像は少し明るく加工)

このGR86のオーナーは事故ったドライバーではなく、乗っていなかった他の人、という噂もある。 他人から借りた不慣れなクルマで3人乗りで・・・




P.S. 2016/4/11の評論家の単独事故死を思い出した。 側面から立ち木にヒット。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1417031/blog/37690720/
Posted at 2025/03/13 07:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事故・事件 | 日記
2025年02月28日 イイね!

充電中の国産EVから出火

充電中の国産EVから出火2025/02/24の午前8時半ごろ、鳥取県倉吉市の自動車販売店で充電中の電気自動車から出火し全焼する火災が発生した。

初報:2025年2月24日 18:44
https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nk14b64352b95e43628c7e8b635cc5569d
続報:2025年2月25日 15:22
https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nk44cce032bdaf40baa59cebd6780a0e1e



場所は鳥取県倉吉市の鳥取日産 倉吉店


車種は日産リーフの現行モデル(2代目:2017~)で急速充電器を使用していた。




所有者の男性が、充電中に車内で足元から煙が出ているのに気がついて通報。


約1時間後に消火されたがリーフは全焼。 充電設備のパネルの一部が溶ける被害があった。 幸い、他のクルマや建物に延焼する被害はなかったようだ。


報道によると『停車した状態で急速充電を行っている際の出火は国内初の事例とみられる。車載バッテリーの不具合に起因する火災も、国内ではこれまで確認されておらず、警察などが原因を調査しています。』とのこと。

そして『国土交通省物流・自動車局の審査・リコール課によりますと、火災を起こした車両と同じ型式の電気自動車は、保管中などに出火したケースがあるものの、停車し充電を行っている最中に火が出たのは、把握している限りでは、初めての事例だということです。』ということで、珍しい事例のようだ。


この炎上したリーフに固有の原因が見つかればいいのだが。

路上にあった大きな石でフロアをヒットしたとか、水害で冠水したことがあったとか・・・



そういえば2023/07/09に発生した「Audi幕張EV出火8台炎上」のその後を確認していなかった。 ネットで検索したところでは原因は見当たらなかったが、同年11/30日付でe-tron GTに「バッテリーの密閉性が不完全なものがあり、水分が浸入するとアーク放電が発生し、火災に至るおそれがある」というリコールが出ていた。
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004979.html

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001710310.pdf



▽2025/04/10 追記:
コメント欄で情報をいただいたが、日刊自動車新聞 電子版(2025/03/26)に『日産は出火原因を公表していないが、関係者によると、EVの所有者が車内に灯油をこぼした状態で煙草に火をつけたことが原因だったもようだ。』という記事があった。 また、バッテリーには延焼していなかった。
https://www.netdenjd.com/articles/-/315344

記事引用:日産自動車は、鳥取県の日産販売店で急速充電中に起きた電気自動車(EV)の火災について、消防などとの合同調査の結果、車両や充電器が出火原因ではないことを確認したと明らかにした。電池の内部にも延焼していなかった。日産は出火原因を公表していないが、関係者によると、EVの所有者が車内に灯油をこぼした状態で煙草に火をつけたことが原因だったもようだ。火災は2…


その記事から半月ほどが経過。 日産や国土交通省や消防庁や警察庁などのHPで、それらしい情報は見つけられなかったが、日本海新聞 / 47NEWSに2025/04/05付の記事があった。
https://www.nnn.co.jp/articles/-/503170
https://www.47news.jp/12406874.html

記事引用:今年2月に鳥取県倉吉市内の自動車販売店で発生した充電中の電気自動車(EV)の車両火災について、出火原因はバッテリーや車両の不具合ではなく、外部の熱源に起因する可能性が高いことが4日までに、関係者への...


日本海新聞のYouTubeに消火活動の動画があった。

https://www.youtube.com/watch?v=ZcO-r41VcXc

バッテリーは炎上していないので鎮火は速そうだ。
Posted at 2025/02/28 07:29:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 事故・事件 | 日記

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「はじめまして。エクセディのHPを見たら社名変更は1995年。それなら旧「ダイキン クラッチ」時代に隣接する府道を何度も通っているのですが、旧社名の頃の記憶がありません orz」
何シテル?   05/07 07:29
「shiro13(略称:しろ)」です。 文章を書くのが得意ではないので黙々と写真をアップロードすることが多いです。  まだMT車しか所有したことがありま...
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