• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

shiro13のブログ一覧

2019年11月16日 イイね!

CG 1989-06号

CG 1989-06号今日(10/27)はトヨタ博物館30周年記念のクラシックカーフェスティバルに行きたいと思っていたが、なぜか実家で洗濯機の背面の錆を落として錆止め塗料を塗っている。

部屋で目にとまったのがCar Graphicの1989年6月号。
表紙はマツダのユーノス ロードスターのアメリカ仕様のMX-5 Miataで、アメリカで先行して発売された。
のちに「日本車のヴィンテージ・イヤー」と呼ばれる1989年だが、この号を見てみると個人的に興味深い記事や広告が幾つかあった。

まずは自動車博物館関連で、2つの訪問記とオープンのお知らせと広告。

▼「トヨタ博物館」は4月16日から一般公開。 2019年で30周年を迎えた。


▼「OLD LOCO/ハタ・クラシックカー博物館」は3月23日のオープン。 建物「大宮ハタプラザ」の取り壊しに伴い2006年7月に閉館した。
一度行ったことがあるが撮影禁止だったので写真はない。 広告の「OLD LOCO PRESS」(左下)は機会があれば他の号も見てみたい。
▼「九州自動車歴史館」オープンのお知らせの記事(右下)。 日にちは書かれていないが前年の1988年のオープンという。


▼松田コレクションの御殿場ミュージアムタワーの広告。 5月末オープンの予定。

R138で御殿場市街と乙女峠の間のヘアピンカーブにある建物で、地上部分は住居。




▼ジオット キャスピタのプロジェクトの記事
スーパースポーツの市販化を目指すプロジェクト。 スバルとイタリアのモトーリ・モデルニが共同開発する3.5L 水平対向12気筒 5バルブDOHCエンジンや開発用シャーシの写真が掲載されている。

その後は水平対向エンジンの1号車が1989年秋の東京モーターショーで展示され、スバルが撤退してV10エンジンに変更された2号車が製作されたが、市販は見送られた。

▼マツダの輸入車販売に関するニュース
●オートザム:4月4日に設立。ランチア(デルタとテーマとデドラ)を販売。
●ユーノス:4月4日に設立。シトロエン(BX)を販売。
●オートラマ:フォード社とマツダ社の資本参加と、フォード車の販売権をオートラマに集約(一部車種を除く)。1981年からフォード・ブランドのマツダ車を販売していたが両社の資本は入っていなかった。

これに既存のマツダ店とマツダオート店(のちにアンフィニ店に改称)を合わせて、夢の5チャンネル販売網がスタート。 1989年のユーノス ロードスターの誕生は、ユーノス店の誕生でもあった。



▼レーシングサービス ディノの広告
F40をはじめとするフェラーリなどの販売と切替 徹 氏の著書。
翌1990年に発売したビデオ「320km 激走 Ferrari F40」で、常磐道を走る映像からスピード違反で逮捕に至った事件があった。 レーダーや追尾による測定ではなく映像作品だけが証拠という前例のない状況で否認も可能だったが素直に認めた、フェラーリの大いなる殉教者と言えよう。

代表の切替 徹 氏は「サーキットの狼」に「切替テツ」として登場したので、一部のスーパーカー少年には知名度が高い。
ネットを検索したら、ナンバーを外して235km/hで捕まった男に対してコメントしている、東スポWebの2018年の記事があった。

▼マルカツの広告
家から近いので、よく前を通ることがあった。 羽振りのいい会社だと思っていたら潰れていたが、開業から20年以上も脱税していた(事業届を出しておらず、一度も法人税を納めていなかった)という話があったのを昨年知った。

Googleストビューの画像。「マルカツ」の文字の跡が見えるような、見えないような。


▼鈴商の広告
広告は輸入車の販売。 2004年にスーパー7風のオリジナルカー「スパッセ」を発売、2009年の東京モーターショーに「スパッセV」を出品したが、2011年7月に休業。


▼SUPER CG(とカーワックス)の広告
SUPER CG発売中の広告。 創刊は1989年。




過去に読んだはずだが、ほとんど記憶に残っていない。 今から振り返って見ると、今も続いている物や消えた物、この1989年頃に始まった物があって、なかなか興味深い号だった。
Posted at 2019/11/17 07:40:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | MUSEUM | 日記
2019年08月28日 イイね!

8/25 ワクイミュージアム

8/25 ワクイミュージアム8月の最後の日曜日は、ワクイミュージアムへロールスロイスとベントレーのクラシックモデルを拝観に行ってきた。

※車名は記録していなかったのでホームページから拾いました。 間違ってたらすみません・・・

▼Bentley Corniche Convertible ?

▼1978 Bentley Corniche Sports Saloon Mulliner Park Ward


▼1929 Bentley 4 1/2 Litre "Blower"
▼1927 Bentley 4 1/2 Litre "Old Mother Gun"


▼1937 Bentley 4 1/4 Open Tourer


▼1914 Rolls-Royce 40/50Hp シルヴァーゴースト
▼1919 Rolls-Royce 40/50Hp シルヴァーゴースト(通称アーチャー)

▼1925 Rolls-Royce シルヴァーゴースト by ル・バロン


▼1936 Rolls-Royce 25/30Hp フーパー製スポーツサルーン(吉田茂)
▼1924 Bentley 3リッター・スピードモデル(白洲次郎)



▼1955 Bentley Rタイプ・コンチネンタル H.J.マリナー製スポーツサルーン
▼La Sarthe



▼Rolls-Royce Phantom ?

▼1935 Bentley 3.1/2Liter Coupe by Barker



▼1964 Bentley S3 Saloon



▼1950 Bentley MK VI Saloon by H.J.Mulliner



▼1966 Bentley T Saloon
▼1978 Rolls-Royce Silver Shadow II Four Door Saloon


夏の陽射しでメッキのパーツが輝く優美なロールスロイスとベントレーは、なかなか壮観でした。
Posted at 2019/08/29 22:54:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSEUM | 日記
2019年08月03日 イイね!

CAR GRAPHICの誕生と小林彰太郎

CAR GRAPHICの誕生と小林彰太郎アウト ガレリア “ルーチェ” の「CAR GRAPHICの誕生と小林彰太郎」を見に行った。

小林彰太郎(1929-2013)の幼少期からカーグラフィックの創刊に至る軌跡。
小林彰太郎氏が所有していた5台の自動車や資料を展示。 壁面には10章に渡る豊富なテキストや写真が掲示されている。

タイトル画像の「其の一 自動車の誕生と小林彰太郎」では、明治27(1894)年の史上初の自動車レースや明治32(1898)年の日本初といわれる輸入自動車に始まり明治・大正を経て昭和4(1929)年の小林彰太郎氏の誕生へと歴史を駆け抜けている。

▼Bugatti T23 Brescia (1926)
LWH=3620x1380x1380mm, WB=2553mm, 610kg, L4 1453cc.

1957年頃に大阪の修理屋に錆びついたスクラップ同然の状態であったのを確認。 入手できたのが1976年で、そこから修復に20年かかった。 ボディは籐製。



▼Riley 9 Brooklands (1928)
LWH=3810x1450x1070mm, WB=2438mm, 800kg, L4 1087cc.

1971年にイギリスから輸入。「会う人ごとにヴィンテージカー・レースの面白さを吹聴したものだから、数年にしてグリッドがなんとか埋まるぐらいのヴィンテージ・レーサーが身のまわりに集まった。」


▼Lancia Lambda (1924)
LWH=4572x1169x1500mm, WB=3419mm, 1117kg, V4 2121cc.

小林彰太郎氏が最も愛したクルマ。「もしたった1台の車しか持てないとしたら、僕は躊躇なくランチア・ラムダを選ぶ。」

床板とサイドシルを一体構造としたモノコックフレーム、量産四輪車初と言われる前輪独立サスペンション、サイドバルブが主流の時代の挟角V4 SOHCエンジンという先進的なメカニズムを備えていた。



▼MG TC (1949)
LWH=3543x1422x1346mm, WB=2388mm, 838kg, L4 1255cc.

夫人との新婚旅行に用いられたスポーツカー。 日英自動車に勤務する友人の西端氏と共同オーナーとして購入し、現在は西端氏の甥が乗っている。

▼Austin 7 Chummy Tourer (1928)
LWH=2796x1169x1625mm, WB=1905mm, 400kg, L4 747.5cc.

東大生になった小林彰太郎氏がアルバイトに精を出し最初に手に入れたのがオースティン7。 このクルマは1959年に入手した2台目の7で、1991年頃に3台目の7を購入する際に手放した。

(左はAustin 7,右はMG TC,手前はRiley 9)



展示物のいろいろ。「飛行少年」だった頃のスクラップ(1941年)。


最初のオースチン7との写真と、予備のグリル。


左の写真はオースチン7のグリルと共に。 右の写真はシトロエン 11CVで初めて手に入れた戦後のクルマ。「真四角な箱型のオースティンから乗り換えると、まるでサルーンからレーシングカーに乗り移ったほどの差があった。」とある。 後年のエグザンティア好きの源流だろうか。


創刊PR版の「モトラマ」はGMの登録商標のため「CARグラフィック」に変更された。


取材の写真など。

拡大写真のクルマは「第1回日本グランプリの取材 1963年5月」の日野コンマース。


愛用のレーシングスーツとヘルメットとスーツケース。


小林彰太郎氏は日産の入社試験には合格したものの、身体検査で肋膜炎の既往症が見つかって不採用となっている。 もしも日産に採用されていたらCAR GRAPHIC誌は存在していなかったかもしれない。

小林彰太郎氏が活躍した世界と時期に居合わせることができたのは、一介のクルマ好きとして幸運だったと思う。
関連情報URL : http://www.luce-nagoya.jp/
Posted at 2019/08/24 17:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSEUM | 日記
2019年04月05日 イイね!

富士スピードウェイに自動車博物館

富士スピードウェイに自動車博物館富士スピードウェイに建設される施設に自動車博物館が併設されるというニュース。

富士スピードウェイの近くに新東名高速道路の小山PAと、レーシングチームの自動車整備工場などの施設が建設されるというニュースが昨年にあったが、その関連。
「およそ150億を投資して地上9階建ての複合施設を建設し、客室120室を備えた高級ホテル『アンバウンド コレクション by Hyatt』と、トヨタの歴代のレーシングカーを中心に多くの名車を展示する自動車博物館が併設される」とのこと。

▼NHK静岡(https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190404/3030002460.html)より


▼東和不動産(https://www.towa-r.co.jp/press/pdfs/000072_1.pdf)より



いにしえの旧世紀には富士山・箱根エリアに自動車・バイクの博物館が幾つかオープンしたが、今も残るのは「河口湖自動車博物館・飛行館(8月のみ開館)」だけ。

(自動車博物館リスト for Google マップ https://goo.gl/TLo26o より)
(※2014/04オープンの「社長の小部屋」は移転のため閉館中)


このエリアでの自動車博物館の単独での運営は難しいということだが、今回は複合施設の高級ホテルの館内なので、その点は安心できそうだ。 敷居が高く近寄りがたい高級ホテルの建物も博物館見学という名目で訪れやすい気がする。
Posted at 2019/04/05 07:11:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSEUM | 日記
2019年03月21日 イイね!

昭和日常博物館 #2

昭和日常博物館 #2北名古屋市歴史民俗資料館・昭和日常博物館
3Fの展示は「1950年代-80年代 三種の神器の時代を起点として 暮らし×電化製品・食・遊び・意匠」。 電化製品、食品パッケージ、文房具、玩具など1万点を超える品々が展示されている。

地下1階からエレベーターで3階へ上がると、エレベーターの前には陸王とミゼットがあった。

▼陸王

▼陸王,ラビット,ミゼット

▼ミゼットの隣(写真左側)の自転車には鑑札が取り付けられていた。

自転車の鑑札は、ここを訪れて初めて知った。


昭和の生活で使われた色々な物品が分類・展示されている。


洗剤のパッケージ。 大きな缶入りの粉石鹸は今では見られない。


ライオン歯磨。「発売元 小林富次郎」の文字がある。

小林富次郎(1852-1910)はライオン株式会社の創業者で、CAR GRAPHIC誌の創設者である小林彰太郎(1929-2013)は、その一族。 学生時代はライオンに入社せず自動車ジャーナリストを目指したので父親に反対された。

食品パッケージの展示。 左上の写真は「グリコの鉄人ジュース」。 鉄人28号のアニメの歌(YouTube)には「グリコ」のコーラスが入っている。 右下の写真には「三ツ矢サイダー」と「三ツ扇サイダー」が並んでいる。

渡辺の「ジュースの素」。 現存する個体の存在に驚いた。

カレーとビール瓶など。


家庭用ゲーム。 野球盤ゲーム,魚雷戦ゲーム,レーダー作戦ゲーム。

ミニカー。

ラジオとレコード。


昭和の民家の様子。 家電がある豊かな暮らし(左上を除く)。

電気屋さん。 右下は「東芝ゆで卵器」で、館内にいくつかある。

いろいろな家電。 13番は「ゆで卵器」。

ニッキ水やミカン水の小瓶,手洗い器,殺虫剤と噴霧器。


最初のミゼットの並びに戻る。 タバコとお菓子のお店。 タバコの銘柄も古い。




2Fに花柄の家電製品や食器などが展示されていた。

NHK BS『美の壺』の「File 468:昭和レトロの食卓」で紹介。

NHK Eテレ(地上波)で再放送されます。
・2019/04/14 (日) 23:00-23:30
・2019/04/18 (木) 11:00-11:30



予想外に面白くて長居してしまった。 しかも入場無料。
[END]
Posted at 2019/04/07 08:28:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSEUM | 日記

プロフィール

「実家のレガシィRSを売却→GRヤリスが納車→86を実家へ移動した。」
何シテル?   08/12 07:53
「shiro13(略称:しろ)」です。 文章を書くのが得意ではないので黙々と写真をアップロードすることが多いです。  まだMT車しか所有したことがありま...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 12 3456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

7月12日、13日にブルーインパルスが大阪に 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/09 12:17:13
川を渡って隣県へ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/07 08:22:05
86のルーフがもげる死亡事故 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/20 09:06:27

愛車一覧

トヨタ 86 トヨタ 86
GT (FR, 6MT / FA20 207PS)。 2017/01/07納車です。 前 ...
スバル レガシィ スバル レガシィ
RS (4WD, 5MT / EJ20R 280PS)。 1996/11に新車で購入。  ...
トヨタ 86 トヨタ 86
GT (FR, 6MT / FA20 200PS)。 2013/12/01納車~2016 ...
トヨタ セリカ トヨタ セリカ
GT-FOUR RALLY (4WD, 5MT / 3S-GTE 225PS)。 クロス ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation