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ニューイヤーミーティング 2016 に行ってきたが、参加台数が年々減っている気がしたのでパンフレットで確認してみた。

今回で40回目という老舗イベントだが、私が行くようになったのは東京に転勤した2009年から。　イベントの長い歴史からすると“新参者”にすぎない。


◆コンクール・デレガンス・・・毎年のテーマカー。この中から表彰を行う。
◆ディスプレイ・・・一般の展示車。　コンクール・デレガンスと合わせて個人所有車という扱い。
●フリマ・・・フリーマーケット。　所有車の前に商品を置いて販売。
●クラブ・・・クラブスタンド。　クラブの展示。
●ショップ・・・オートジャンブル。　書籍やパーツやグッズなどの販売。

個人所有車（コンクール＋ディスプレイ）の台数を見ると、初めて行った2009年は316台で、その規模の大きさに圧倒された。
翌2010年は255台。　前年比80.7%と大幅に減少。　会場のレイアウトを約半分に縮小してパレードが無くなっているがフリマは増えており、会場の密度は上がっていたと思う。　その前年は初めて行ったこともあって広い会場とパレードでの車両の移動でクルマを落ち着いて見づらい部分もあったので、悪い印象は感じなかった。
2011年は252台、2012年は240台、2013年は216台と減少が続いた。

2014年は開催場所が富士スピードウェイ(FSW)に変更。　30分３本のフリー走行あり。
このときは行っていないのでパンフレットはなし。　会場の変更はオリンピックの影響という話もあったが、翌2015年には戻ったので関係はなかった。　別の理由として会場周辺に出現する騒音車両の影響という話もあるようだが真偽は私にはわからない。

2015年は193台。　前年のFSW開催が効いたのか2013年比で89.4%。　2013年も前年比で90.0%だったので同程度の減少ではあるが、2015年は外国車の減少により台数以上の寂しさが増した。

そして2016年は159台。　前年比は82.4%で外国車もさらに減り、会場のスカスカ感が加速した。
そんな中で目に留まったのが、往年のレーシングカーやラリーカーを模したものとは宗旨を異にする違法改造車の展示と、そして違法ではないがドアをカウンタック風の跳ね上げ式に改造した車両の展示。
40回という長い歴史の中でクラシックカーのオーナーも新たなる世代に移り変わり、イベント参加者のモディファイの変化の影響を受けているのだろう。

今回のテーマカーは三菱車だったが、表彰式の総評で審査委員が「三菱特集なのにジープやギャランＡ１・Ａ２もなく、画竜点睛を欠く」みたいな事を言っていたのが印象に残っている（※審査委員≠主催者という立場での発言なのだと思う）。
来年は歴史ある老舗イベントの屈曲点に立ち会うことになるのかも知れない・・・