「行けるところまで行った」　柳沢選手、最後の公式戦

>■プロ１９年に終止符　持ち味随所に

>射水市（小杉）出身のサッカー元日本代表、Ｊ１ベガルタ仙台のＦＷ柳沢敦選手（３７）が６日、広島市のエディオンスタジアム広島で現役最後の公式戦に臨んだ。サンフレッチェ広島相手に後半途中から約３０分間出場。駆け付けた家族や地元住民、サポーターに周囲を生かす柳沢選手らしいプレーを見せ、１９年のプロ生活に終止符を打った。

>試合開始に合わせるかのように雪が降り始め「雪国生まれの僕らしい引退試合」と柳沢選手。後半１９分、交代が告げられると、雪で荒れたピッチに駆け込んだ。仙台サポーターは「柳沢全開で　行けるとこまで」とチャント（応援歌）を繰り返してピッチへ送り出した。

>試合直後に仙台サポーターのいるスタンドに駆け寄って一礼した柳沢選手は、ホーム広島の最終戦セレモニーが終わるのを待って再び登場した。チャントの一節を引用し「自分は行けるところまで行った」とすがすがしい表情であいさつ。「ただ皆さんの気持ちをがっちりつかみ取るまではいけなかった」と続けると、サポーターから「そんなことはない」「ありがとう」と声が飛んだ。現役生活を振り返り「自分は幸せ者。間違いない」。そう話す屈託のない笑顔が充実したサッカー人生を表していた。

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スペースを作る動き，ボールのないところでの動き，「オフ・ザ・ボール」はTV中継では映りません。

実際の試合を生で観戦しないと，その魅力がわかりません。

長い間，ありがとう　＞　ヤナギ

彼の残した業績のせいだろうか，試合後には，広島のＦＷ佐藤選手に引っ張られ、広島イレブンからもねぎらわれたり・・・

背番号と同じく，両チームの選手から１３回の胴上げをされてました。

サポーターも意気ですね。

カシマアントラーズの赤の１３番，京都サンガのパープルの１３番，そしてベガルタ仙台のイエローの１３番とゲーフラも用意してくれました。m(__)m