
勝ち確のドヤ台詞。
逆に「……条件はクリアした!」は負けフラグ。
昨日から家にぼっち状態でヒャッハー。
両親ズは、野良仕事のお手伝いに弘前へ帰郷。1週間くらいは帰ってこないんじゃないか? 多分雪が降ったら(=外での仕事がなくなるので)帰ってくる筈。
というわけで、好きな時間に好きなものを自由に食べられる週間としてエンジョイしていこうと思う。調理するの、億劫じゃないしね。
発売日には買って置いた、PS4版『アサシンクリード オリジンズ』起動、通称「コードアサシン 反逆のバエク」。
PS4本体を買ってからは3本目。国産ゲーと違ってちゃんと作られてて、圧倒的に楽しいわっ!
今作の舞台は、紀元前49年(=プトレマイオス朝時代)のエジプトちほー。「オリジン(起源)」の名の如く、シリーズでも最も古い時代かな?
PVを観ると当然のようにクレオパトラとかカエサル(シーザー)とか出てくるので、「エジプトといえば!」で皆が一番知ってる時代よね。
※ゲームソフトだけの年表順だと、今作 → 1 → 2 → BH → リベ → 4 → ローグ → 3(ヘイザム編) → 3RL → 3(コナー編) → ユニティ → シンジケート という流れ。
勿論、発売順に遊ぶのが一番だけど……2はともかく1辺りは(古いソフトなので)遊び易くリメイクするとかHD版とか出して欲しい感じ。
手っ取り早くストーリーを知りたいなら、今だと素人投稿のプレイ動画とかでも充分なんだよなぁ~w
ともあれ。
プロローグでは、砂漠と荒野の中に在る神殿で、主人公が最初の暗殺をして脱出する所からゲーム開始。
どうも自らの正義心と復讐の為に「動物の仮面を付けた人物」の行方を追って全員の暗殺をするのが目的っぽい?
主人公の名前は「バエク」。妻子持ち(「……あっ(察し)」)の優しくて頼もしいイケメンなパパ……もう序盤から幸福だと、嫌な予感しかしねぇなw
元は『メジャイ』というファラオ直属の近衛兵というエリート職だったのだが、今は神殿の警備員とか村の自衛団みたいな仕事もしてたみたい。
ある日、仮面を付けた男の集団に溺愛していた一人息子を人質に取られてしまい「この秘宝の使い方を教えろ! 王様直属のSPだったら何か知ってるんだろっ!?」と要求されるが答えられずに拒否。直後に息子は死んでしまい、何の罪もない愛する家族を巻き込んだ秘宝を探る仮面の男達を根絶やしにせんと復讐に燃える……といった感じで物語が始まる。
バエクはおそらく『2』のエツィオ並みに地獄を見てきた復讐鬼って感じだ。エツィオはイタリア人気質っていうか、元々の性格が陽気で社交的な明るさ・朗らかさで救われてたケド……バエクは吹き替え時の中の人の演技力も相俟って、なかなかにダーティーなヒーローになりそうだぞ?
ちなみに仮面ズが持ってた「秘宝」は、シリーズを遊んできたプレイヤーにはもうお馴染みのアレでしたw つーことは、こやつ等が某Tナイツの祖先なのか?
ゲームシステムは一新。敵味方ともにレベル制が導入され、アクションRPGに近い感じに。
難度調整はいつでも変更可能。無理と思ったら、素直にレベルを上げるか難度を下げると良いんじゃないかな?(一応、今のところ「難度:ノーマル」でプレイ中)
最初から「ある程度の基本アクション」は凡そ実装されていて、その他の武器毎・アクション種の便利スキルは、レベルアップ時に貰えるポイントを消費するカタチで成長・実装するスキルツリータイプに。
一応、近接系・遠距離系・道具&便利系と大きく3系統に別れるね。ああ、ちなみに泳げるし潜れます……っていうか、歴代主人公だと『1』のアルタイルだけカナヅチ設定なんだよなw
前作まで伝統的に在った「タカの目」廃止の代わりとして、ビーコンみたいのを発生させ付近の隠し通路や宝物を探れる「アニムス・パルス」と、鷹匠でもある主人公の代わりに空中から偵察(「ドローンでの空撮」に近い)をしてくれる本物の鷹である「セヌ(♀)」が追加。多分メインヒロインだぞ、こいつw
これが非常に便利で、モノを弓で直接狙うかセヌに空撮モードで周辺を見て貰う事で、巡回する番兵や重要な標的人物/宝物には「マーキング」として記憶できて、潜入任務には非常に便利!
フリーランは遂にボタン要らずに! 上下方向への移動時は、Lレバー+Xボタン押しっぱで上方向に/+○ボタンで下方向へ。
長距離移動もお馴染み、ビューポイントという高所でシンクロしたポイントへの所謂ワープ移動に加え、今回は乗り物の自動運転も実装。馬やラクダに乗ってると「道に沿って走る」とか「(全体マップでチェックした)ポイントに向かう」とかが1ボタンで『オートラン』状態に切り替わるのだ、これも便利!
オート移動中にメニュー見たりセヌたんに偵察して貰う事も可能だし、何より移動中の暇時間に周りの景色を眺める事が可能になったのが良い。異常があったり何か発見したらスグに立ち止まれるしね~。
何にしろ、今回は操作ミスが少ない。操作性が向上している証なんだと思う。
戦闘はダメージが数値化されて、この手のアクションゲーにお決まりのロックオン機能付きだけど……正直、「一対多」の乱戦が多いアサクリにはあんまり向いてないかなぁ~。
今回は盾防御が標準で有るんだけど、当然防げるのは正面からのみなので、1体の敵にロックしちゃうと側面と背面がスキだらけなのが気になって仕方が無い。基本的に(野生動物も含めて)ザコ敵は囲んでくるし、方々から矢も飛んでくる。
その分、1ボタンで回避行動(ショートステップ的なヤツ)があるものの、前作までの半オートのカウンターやスロー時間での回避とかの方が良かった気がする。
なので「しっかりガード/回避」してからの「深追いし過ぎない反撃」のパターンが良いかも。同じアクションゲーからだと「ダクソ系」って感じかな?w 基本的にどんな低レベルなザコ敵だろうと、囲まれると立ち向かうよりは離脱する方が良いので、2や4みたいな無双プレイは夢のまた夢という事で。
……まぁまだまだ戦闘用スキルが揃ってないから、基本は暗殺で個々の無力化の方が楽チンなのは、やっぱ「アサシン」だからかね。
武器は近接が5種(短剣・双剣・斧&槍・棍・杓)・遠距離が4種(弓のみ)。それにハクスラ要素が追加。
基本的に武器はザコ敵が落としたり、敵拠点内の宝として拾ったりで、同じ武器種でも装備レベルが違うと武器の所持スキルが違ったり、レア度の高い武器は「分解」した時に素材が多く取れるとか、そういうの。
遠距離は弓のみだけど……溜め型(ライフル)・速射型(フルオート)・同時発射型(バースト)・遠距離型(スナイプ)と種類が別れてて、スキル取得で2種まで同時に装備可能。
更にお気に入りの武器は、鍛冶屋でとことん鍛えられる仕様に。序盤の武器だって資金さえ注ぎ込めれば、レベル相応の強さに底上げできるようなので、迂闊に武器を処分できないっていうのは困るなぁ~w
防具の方は、全身衣装とは別に4種(胸宛て・弓篭手・矢筒・腕部)。
今回は某モ○ハン宜しく、野生動物を狩る事で素材を集めて各部位を強化していくタイプへ。革・樹草・鉱物とかだね。
防具の素材は、武器の分解や盗賊紛いの輸送品略奪でも手に入るし、スキル取得で店から売って貰ったりも可能。
武器も防具もお店で買えるけど……序盤は金欠の元になりがちなので注意(収入に比べると、やや値段が高め)。
拾った中で弱くなって要らない武器は、お店に売るよりは「分解」して防具用の素材に回す方が良いのかも。換金目的のアイテムは別途在る(ダンジョンの宝箱から取れる工芸品とかお宝)みたいだしね。
ロード時間は長めの時と、そうでも無い時があるので一概には言えないが、まぁまぁ標準的な読み込み時間かも。リトライ時もやや短めで良かった。
待ち時間でイライラするレベルのは、今のとこイベント中の1回しかなかったからね~。一瞬、フリーズしたのかと思った位に長かったぞ?w
画面の綺麗さは、ウチの普通のPS4だけど流石としか。
特に綺麗な部分だけでなく、市街地付近の湖の岸辺の水がちゃんと汚れてたり(=当時は下水が無くて生活汚水が流れ込んでる為)とか、吹き溜まりの表現や畑・山・崖などの作りこみがパない。
……というわけで、兎に角「時間泥棒な出来」になってる。
武具強化の為に野生動物と追いかけっこしたり輸送物品を奪ったり、レベル上げ用のサブクエストにもキチンとしっかりとしたストーリーが盛られてたり、オートランで綺麗な風景を散策中に別の発見をしたり……と、止め時に困る内容だった。
『オープンワールドRPG風のアサクリ』っていうのが今の感想。