今年のシルバーウィークは5連休、いかがお過ごしでしょうか。
私は昨日仕事があった為、2連休、2連休という中途半端な休みになってしまいました。
さて、先週の話になりますが、車検が近づいてきたのでロードスターの車検を通しました。
車検と同時にロードスターの仕様もちょっと変更です。
いつも通りではありますが、作業はTCSウスイさんのお店でお願いをしました。
車検と同時に行った主な仕様変更は
・リアフェンダーの爪折り
・トーコンキャンセラーの装着
・アライメント調整
の3点。
リアフェンダーの爪折りについては、前回のブログでも書いた通り、
TOYO R1Rにタイヤを履き替えたところ、
リアフェンダーの爪に接触するようになってしまったので折る事に。
トーコンキャンセラーは足回りの仕様を変更するのに合わせ付けてみた。という感覚です。
トーコントロールについて云々…という話については散々見かけた、聞いた話ですが、
ロードスター以外のFRにあまり乗った事がない私は明確な比較対象がある訳でもなく
どうしても必要と差し迫られて付けたパーツではありません。
ただ、ロードスターの足回りの話題の中で昔から出てくる部分ではあるので
話題が出る部分であるなら自分で試してみよう。という経緯です。
感想に関しては後述。
あ、トーコンキャンセラー自体についてですが、一応。
マツダのスポーツカーの足周りでトーコントロールシステムってのがあって
詳細については検索して頂くのが早いかと思いますが、
平たく言うとコーナリング時にトーが若干動いてコーナリングし易くなる代物らしいよ!
で、そこの機能を殺すからトーコントロールキャンセラー。略してトーコンキャンセラー。
決して猪木の闘魂注入に対するカウンター技じゃないよ。
アライメント調整はこれからのサーキットシーズンに向けて調整してもらいました。
数値は上の画像の通り。
リアのキャンバーを付け若干トーインにしてもらいました。
フロントのキャンバーは当初もう少し付ける予定でしたが、
現状の車高との兼ね合いから1.3が限度との事で1,3に。
あまり車高を落とすと普段走るバショで色々支障が出る可能性があるので
フロントのキャンバーと車高は様子を見ながら考えて行く予定です。
と、言う事で
2015秋冬仕様のロードスターにリファイン!
外見にほとんど出ない部分のリファインの為、
ぱっと見何も変わらない仕様変更ですw
日曜と今朝、テストコースへ出掛けました。
結論から言うと
良い感じデス
外見の変化は殆どないけれども乗り味はすごく変わったよ!
…これで終わりだちょっと漠然とし過ぎる感想なのでもう少し。
安定感が増した。
というのが率直な感想でしょうか。
この辺はタイヤが新しくなった影響があり、
アライメントの影響があり、
トーコンキャンセラーの影響があり、
どれがどの位影響を与えているのかは私には分かりかねますが。
特にリア周りの安定感が増しました。
今までお尻が出たような場面でお尻が良く粘るので落ち着いて操作に専念できます。
フロントは以前よりちょっとアンダーっぽさがあります。
だからと言って乗りにくい感じはないです。
安定感が増して安心感に繋がった ととりあえず考えています。
んー、標語みたいな感想w
以下個々の部分の感想です。
タイヤの感想と足回りの感想、同時なので混ざっている部分もあるかもしれません。
素人の感想なのでご容赦ください。
■TOYO R1Rの感想
R1Rは前評判通りというのが率直な感想です。
一発目からかなり食います。
なのでテストコースのようなところで走るには向くタイヤなのかなーと。
だってタイヤのウォームアップも何もないじゃないですか。
一発目から食うってのは個人的に結構重要と言うか、プラス要因です。
その反面熱ダレし易いとの評判もありますが、
この辺は現状まだ体感していません。
それと前回のブログでも書いた通りタイヤが捩れるような感覚はあります。
これも前評判通りなので特段私が書く事はないのですが…
捩れる感覚が気になるかと言われたら気になります。…その位ですw
ライフは現状では分かりませんが、価格を含め考えると凄く良いタイヤです。
また、サーキットでタイムアップに繋がるタイヤかどうかは分かりませんw
あくまでフィーリングの部分でのお話です。
周りであまり履いている方が居なかったので試しで入れてみよう位の感覚だったのですが、
次もこのタイヤで良いのではないの?と思っています。
■トーコンキャンセラーの感想
アクセルオン時の感覚はイマイチよく分かりません。
リアの安定感とアクセルオン時に素直なスライド操作がし易い傾向になる…
との話は見聞きしますが、現状自分には良くわかりません。
この辺はサーキット行って試してみてでしょうか。
どちらかと言うと個人的にはコーナリング時のアクセルオフで
インに入りたがる感じがマイルドになったなーという印象の方が強かったです。
アノ感覚、インに入りたがる動きは、はなっ面の動きが良く感じる一方
不安定さと感じてしまう場面もあったので
安定感→安心感に繋がった要因の一つなのかなと思います。
ただ、あのアクセルオフでスッとインに入り込む感覚が
「ロードスターらしさ」の演出のひとつと考えると
その辺が少し薄れてしまうと考える事もできるのかなと。
どちらが良いのかは乗り手次第のパーツでしょうか。
■アライメント調整の感想
タイヤとトーコンキャンセラーの影響があるので
どこまでがアライメントの影響なのかは分かりませんが、
キャンバーを付けたのとトーインに若干した事の影響は確実に出ているはずです。
★最後に自分で出来る範囲の変更点。
車高調の減衰力を少し調整しました。
今までは減衰調整が二回転ちょっと回る中、丁度一回転位で乗っていたのですが、
そこから1/4回転程減衰を上げる方向にしました。
今までの一回転位は若干ダルい感じがある位で丁度良いかなと言うのが自分の感想でした。
今回の仕様変更により安定感が上がったと感じた為、もう少し減衰力を上げてみた訳です。
そんなこんなで以上が仕様変更箇所と個人的感想でした。
足回り周辺の変更でぱっと見変化がなく地味ーな仕様変更ですが、
乗り味は全然変わりましたよ。いや、全然地味とかではなく。
足回りって奥が深いですね。
フィーリングの変化は体感できたので、後はそれが結果に繋がるかどうか、
近日中に本庄サーキットへ行って試してみようかと思います。