オーディオはおろか、エンジンフィーリング、燃費までよくなるという、バッテリーに取り付けるアイテム「energybox」。年末ごろから関東を中心に話題で、いまや全国で口コミで広まってるアイテム。
耳のうるさいオーディオマニアにも絶賛。
ワタクシ、こういう怪しいグッズが嫌いです。
物理的な説明のつかないものはオカルトだと思っております。
でもあの人、この人、絶賛する人が多いので、実際はどうなんだろうか、と。まずは試聴してみよう、と思いまして。
試聴はいつもショップ、オーディオ初心者の私にもやさしい、日本一敷居の低い庶民派カーオーディオショップの「ケーツー」さんです。
試聴環境は以下。
バッテリー :オービタル
アンプ :キッカーのIX500.4、JLのHD600/4(私が使ってるのと同じの)
デッキ :DEX-P01
スピーカー :フォーカル165KRX2
サブウーハー:なし
電源ケーブル等:普通のやつ。
曲 :マイケルジャクソンのグレーテストヒッツ1から「マンインザミラー」
音量 :解りやすいように目いっぱい大音量。ほぼフルボリューム。
この耳で確認したことしか言わないインプレ~。
まず、エナジーボックスなし。
曲のバックで「サー」というフロアノイズ。リズムを取る指パッチンの音が「パキっ」。音が荒れててトゲトゲしい。スネアの音がMP3で32kみたいなデジタル的。
エナジーボックス1個。
フロアノイズがなくなって、聴ける音になってきた。指パッチンの音が「パチっ」。音のトゲトゲしさがなくなってきた。
エナジーボックス2個。
音に伸びが出てきた。指パッチンの音が「パチンっ!」。荒さがなくなり大音量でも聴ける音になってきた。電源が負けてない感じ。
エナジーボックス3個。
さらに解像度があがって、楽器の音が粒だって来た。指パッチンの音が「パチンンン!(余韻が表現できるようになった)」。響きが出てきた。空間的表現も出てきた。
何度も脱着、アンプを替えてやり直して。結果が上記の通り。
この傾向はキッカーでもJLでも変わりません。キッカーは電源周りが素直なんで、結果は素直に顕著にでる。
JLは電源回路が特殊なんで、なしでも荒れが少ない分、増やしてもキッカーのような向上は感じられない。複数個つけたときの音はキッカーのほうがいい。
試乗したわけではないので、音以外のことは解りませんが、とにかく聴いた感じは明らかに変化がありました。
原理はやっぱり不明ですが、変化はあります。
面白いかもしれません、これ。
高いけど。
<ご注意>
あらゆる環境、条件で変化があるのかは解りません。クルマに実際に装着したわけではないので、実車で何に対してどれくらい効果があるかも解りません。また効果を感じるかどうかは個人差もあると思います。
もし興味を持ち、ご購入される場合は、その点をご留意ください。
Posted at 2011/05/14 22:20:32 | |
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