他でちょっと話が出て書いたので、ここでも少し書いてみます。トラック乗りだったこともあるのですが、はっきりいって酷い業界です。まともに営業している会社もあると思います。しかし、異常なところの方が多いでしょうね。トラックの絡んでいる事故の多さからも、なんとなくは分かるでしょう。過密運行・過積載は当たり前。労働基準法なんて何のその。いつ事故を起こしてもおかしくない世界。夜中の2時位に起きて、2時半くらいに出発。3時位から順番待ちで並ぶ。地元地域を何軒も配送で周り、集荷にも行ったりして、翌日の荷物を積み込んで、会社を出るのが22時くらい。そんな終業時間なのに、翌日は早朝4時位に起きて出発しないと間に合わないという…。毎日ではないにしても、こんなのに近い状況が続けば事故も起こしますよ。運転中に何度も意識が飛んだ。はっと気付いた時には、曲がるつもりだった交差点を過ぎているとか。そんな状況でよく死なずにすんだと思う。あのまま続けていれば、いつかは事故を起こしていたかもしれない。仕事が終わっても、自分の車で運転して帰らないといけない。それすらも、しんどかった。だから、車を買い替える時、シビックハイブリッドを選んだ。燃費が良くて、追突軽減ブレーキを付けられる車だったからだ。予想は的中だった。一度、追突軽減ブレーキに助けられた。前の車に当たらずにすみ、ちゃんと止まった。詳しい事は前に書いた通り。もうあの業界に戻る事はないだろう。死にたくはないのだ。