
今日も少し野鳥撮影に行ってきたんですが、今回はSONY VCL-FS1Kというテレコンバージョンレンズを初めて実戦投入しました。
随分前にちらっとだけ話に出した物です。
テレコンバージョンレンズといっても、実体はニコン(だったかな)のフィールドスコープです。これにビデオカメラ用の接眼レンズや接続用の器具をセットにした商品というわけです。
なので、接続はコリメート法になります。
単にスコープの接眼レンズにカメラのレンズを接近させて覗くだけ。
つまり、使い方としては人間が目で覗くのをカメラに置き換えただけ。
SP-590UZを取り付けたら、こんな感じ。

当然、三脚は必須です。
これまで、野鳥撮影はずっと手持ちだけでやってましたけど、さすがにこんなものを手持ちは無理なので。
元々はビデオカメラ用ですが、基本的にはデジカメも同じことなので、今回、長い間使うこともなく眠っていた物ということもあり、引っ張り出したというわけです。
購入したのはシューメーカーレビー第9彗星の来た時。なので、1994年だったと思う。
ということは、買ってから19年も経ってるのか。(*_*)
買った本人も19年の時を経て、近年のデジカメで再利用する事になるとは思ってなかったし。(^^;
幸い、問題なく手持ちのSP-590UZとPS-SX150ISの両方を接続出来、撮影も可能でした。
ただ、あまりにも長い間使わなかったので、使い方を忘れていて、調整の仕方とかを思い出すのに時間がかかったなあ。(^^;
光軸をちゃんと調整しないとまともに見えないので最初の調整が面倒です。
SP-590UZは26倍ズームなので、×10で260倍相当。
PS-SX150ISは12倍ズームなので、×10で120倍相当。
一応撮影は出来たんですが、SP-590UZでは倍率が高すぎて目標を視界に入れるのが大変。
PS-SX150ISで、いい加減なところ。
あと、どうしても暗くなるんですよね。仕方がないけど。
少し風が吹いただけでもゆらゆらするし。三脚に付けているのに手振れ補正機能が役に立つという…。(^^;
明るさ等の調整もまた次の機会でぼちぼちやることにしよう。
写りは下のような感じ。カメラ側の微調整をちゃんとすればもう少し良くなるんだろうけど、今回はそこまではしていない。
でもまあ、スコープ側のレンズ性能の都合もあるから、これ以上の画質向上はあまり期待出来ないと思うけど。
SP-590UZノーマルの広角
SP-590UZノーマルの最大望遠(26倍)
SP-590UZ+VCL-FS1K(260倍相当)
PS-SX150ISを取り付けて液晶モニターにカルガモが写っている様子。
PS-SX150ISの広角。
PS-SX150IS+VCL-FS1K(120倍相当)
SP-590UZは手持ちで、PS-SX150IS+VCL-FS1Kを三脚でという組み合わせがいいかも。
いつもの場所だと距離が近過ぎたし。(^^;
まあ、ビデオカメラ時代の遺産ですなあ。
CCD-V5000という肩乗せ型のHi8ビデオカメラに、改造した取り付け金具を使用してVCL-FS1Kを無理やり使っていたからなあ。
CCD-V5000は恐らくもう動かないだろうね。今でも置いてあるけど。
一眼レフは持ってないのに、妙な小道具はあるんだよね。(^^;
どの位使えるか遊んでみよう。
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Posted at
2013/08/04 20:37:49