テレビはあまり見ないが、基本的に専門が映像だっただけに、映像作品自体を見るのは好きである。勿論、出来のいいやつに限るが。お気に入りの作品もある。しかも、私の場合、ジャンルはバラバラである。自分が気に入れば、というか、面白いと思えれば、何でもいいのである。脚本や演出がいいか、そんな見方をすることも多い。そんな中、最近は大岡越前の再放送を見ていたりする。本放送は随分と前である。今、再放送をしている第7部の本放送は1983年のようだ。時代劇であるから、コンクリートの建物や道路などは写らない。当たり前だが。スタジオセットでの撮影は当然として、屋外でのロケ撮影でもコンクリートは写らない。池や川のほとりなどでも、それなりに自然、もしくは緑がある場所を使う。そうでないと、時代設定にあわないからである。で、気になったのが、背景の音である。鳥の鳴き声が聞こえたりするのだ。効果音で入れている可能性もあるが、だとしたらその鳴き声を選択する理由は何だろう、とも思う。池や川のそばでの場面で聞こえたりするのだ。最近気付いたのはトビとカイツブリである。トビはピーヒョロロロと鳴くのですぐに分かる。しかし、カイツブリは特に有名でもない気がするので、自然に録音されたのではないかと想像する。カイツブリの鳴き声は一度聞いたらすぐに覚える事が出来るだろう。再生した映像を見ながら、鳴き声が聞こえたので、「あっ、カイツブリの鳴き声」などと、すぐに分かったりしたのである。カイツブリの写真は過去の投稿にいくつもあるので、良ければ参照していただきたい。雛も可愛いものである。ユーザー内検索で「カイツブリ」とすれば、すぐに出る。しかし、妙な事が気になるようになってしまった。(^^;