前にプジョーがハイブリッド・エアという電気モーターの代わりに圧縮空気を使ってエアモーターを使う、かなり興味深いハイブリッドシステムを開発していましたが、何やら、
開発を縮小するとの報道が。
電気モーターと二次電池という組み合わせとは全く異なる発想のこのハイブリッドシステムは登場が凄く楽しみだったんですが、なかなか世に出て来ないです。
記事によると、普通の車にはないものが必要なんですね。ガスタンクとかエアモーターとか。当然ですけど。
結果、市場へ投入するにはかなりの費用が必要らしい。
技術の公開動画はすでに2013年にはありましたから、進捗状況としては苦しいんでしょうね。
開発は止めていないみたいですが。
満充填した圧縮空気でどの位の距離を走れるのか、どれくらいの出力があるのかとか、興味津々のシステムです。
それに、二次電池と違い、ガスタンクですから、空気の充填・放出を繰り返しても、タンクの劣化は心配ないと思いますし。
少なくとも、二次電池のような劣化はないでしょうからね。恐らく、エアフィルターのメンテナンスや交換は必要でしょうけど。
そう考えると、なかなか有望な技術なんじゃないかと思うんですよね。
登場が楽しみなんですけどねえ。
にしても、ハイブリッド車の開発は金がかかるんですね。
そう考えると、長年生産・販売を続けてきたトヨタとホンダはさすがです。
この長期間にわたる経験はお金では買えないですから、他のメーカーが急に開発を初めてもすぐに追い付けないのも分かる気がします。特許の問題もあるでしょうけど、それとて、早くから開発を続けてきたからこそでしょうし。
なんとか市販にこぎ着けて欲しいなあ。
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ハイブリッド | クルマ
Posted at
2015/10/30 22:02:30