
私の野鳥撮影のきっかけになった鳥がイソヒヨドリということは、以前書いた通りです。
そんなこともあって、好きな鳥なんですが、幾度となく撮影したり見たりしている内に気付いた事があります。
これも以前書いた事ですが、やはり、人間に対する警戒心が普通の野鳥と比べると弱いというか、ちょっと違うというか、そんな気がします。
まず、接近出来る距離からして違う。
タイトルの写真はオスのイソヒヨドリですが、割と近距離で撮影しています。住宅地にいるから人に慣れているのでしょうか。
メスのイソヒヨドリの方がどちらかといえば、より警戒心が弱いです。

これも、建物の屋根の上にいるのですが、建物自体低くて、結構屋根の下、見えるぎりぎりまで近寄っても、逃げずに撮影した通り、堂々としています。
家の庭にミカンを食べに来るイソヒヨドリのメスはさらに堂々としていて、脅かさない分には人が庭に出ても(限界距離はありますが)逃げません。
ベランダで洗濯物を干していても、逃げずにベランダの端の方に居たくらいです。
イソヒヨドリは大阪府下では平野部に広く分布するようになっていて、特別珍しい鳥でもないと思います。ただ、群にならず、単独行動が基本のようですので、目立たないですけどね。
鳴き声は綺麗なので、鳴き声が分かると、すぐに存在が分かります。
イソヒヨドリの名前の通り、本来は磯等の岩場とか、そんなところに住んでいる鳥ですが、現状ではまるで関係なくなっています。
ただ、これまで見てきたことから考えると、人間の生活圏内にいることが多いようです。
それと、水辺の近く。川とか池とか、海とか。
なので、人間の生活圏が近くで、なおかつ水辺が近いと見つかるかもしれません。
だから山の中では見た事がないんですね。
山の中であっても、人間の生活圏が近いと居たりします。
不思議なものです。
撮影していますので、当然、屋外で野生のイソヒヨドリを撮影しているわけですが、それでも、違うなあと思えるほどですので、やはり鳥の性格が出ているのでしょうかね。
他の鳥と違うことを結構やってくれるんですよね。もしかして、自分だけ? まさかね。
離れた所に居るのを見つけて、撮影していると、わざわざすぐ目の前のフェンスの所に飛んできて、止まり、撮影させてくれるなんて事があるわけです。
ある程度撮影すると飛び去って行きます。
まるで、サービスしてくれているみたいです。
普通はわざわざ近くに飛んできて止まるなんて事はしませんからね。偶然だとは思うんですけど。
まあ、すぐ目の前のフェンスという事は少ないにしても、近くに止まってきてから、去っていくというのが結構あります。
ある時は、別の鳥を撮影していて後ろを振り向くと、すぐそばの地面の上に居た、なんてこともありました。
こっちがびっくりしたくらいの距離でした。(^^)
すぐ目の前でバッタを食べていた事も。距離にして3m位でしょうか。
ほんとにすぐ目の前です。逃げないんですよね。こちらも撮影はしてますが、脅かさないように気をつけてます。
公園とかで見かけた時でも、小さい子供が遊んでいたりしてるにもかかわらず、近くのフェンスに止まっていたりするんですよね。
この時はその後に虫を捕まえて近くの屋根の下に飛んで行き、食べてました。
なので、餌付けとかはされていないと思います。
人間の近くで生活しているので、ある程度人馴れしていると考えられなくもないですが、スズメなんかは基本的に近寄らせてくれませんからね。(^^;
ハクセキレイなどが逃げない鳥としても、結構目立つんですけど、それもちょっと違うんです。
あれはなんというか、好き勝手に動き回っているという印象があります。
人が居ようが居まいが、関係なしという感じ。勿論、限界距離はあるんですが。
車が接近しても、ギリギリでよけたりするので結構ヒヤヒヤします。
なので、向こうからわざわざ近寄ってくるという動きは、なくはないですが、少ない気がします。
ちなみに、ハクセキレイはうちの住宅地とかでもうろうろしてますが、庭には入って来ないんですよね。なんでだろう。
ここ最近撮影したイソヒヨドリも全部、私の近くに姿を見せてくれたものなわけです。
地域によって鳥の個性が違うというような事もあったりするのかな。
多少はあるかもしれないですが。
まだまだ色々と楽しませてくれそうな、イソヒヨドリです。(^^)
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Posted at
2016/01/26 22:25:25