PVを見ていると、ペンタックスのデジタル一眼レフカメラの一部の機種で発生する黒死病について書いているページが継続的に閲覧されているんですよね。
試しにグーグルで「PENTAX 黒死病 機種」で自分で検索してみると、なんと、自分のページが上から6番目くらいに出てくるのでびっくり。
まあ、所有している人は気になるでしょうし、なってしまった人も居るでしょうし、修理で悩んでいる人も居るでしょう。
というわけで、簡単にまとめ。実はまだ公開していない情報も追記します(多分)。
まず、私の手元にあるペンタックスのデジタル一眼レフカメラですが、以下のモデルを所有しています。
K-50(3台),K-30,K-5IIs,K-3II
この内、新品で買ったのはK-50の1台だけで、他は譲ってもらったものです。なので、中古ということになりますね。
で、黒死病になるのはK-50とK-30です。K-5とかK-3の数字が1桁の機種は黒死病にならないそうです。自分が買ったK-50は特に問題なしで、譲ってもらったK-50の1台が黒死病。もしかすると、最近触ってないのでK-50の2台とK-30の全部が黒死病になっているかも。
私の場合は分解せずに修理をしています。
消磁器を使って問題の部品のあるところを消磁(作業)するだけです。
なんどかやってみて、撮影テストをし、撮影出来るようになるまで消磁作業を繰り返します。
動画でも公開しているので、参考にどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=mOxImLLJulo
https://www.youtube.com/watch?v=oLz88ReGXT8
いずれ、動画にしようと思ってるんですが、面倒なのでまだ作っていません。
が、文章だけでも分かると思いますので、書くだけは書いてみます。
まず、分解せずに修理する場合は、消磁器を使って消磁する方法が一つ目。
ただし、確実に修理出来るかどうかは分かりません。
また、再発の可能性が有ります。ですが、分解せずに修理ですので、修理作業自体は簡単ですから、すぐに作業出来ます。
黒死病に関係のないレンズを使うというのが二つ目。
具体的にはKAF4マウントのレンズを使用します。絞りが電磁絞りになっている新しいレンズです。
種類は少ないですが、修理の必要すらないので、普通に使えます。ただし、KAF4マウントのレンズに対応しているカメラも限られているので注意。
K-50以降は大丈夫という感じでしょうか。ファームウェアの更新が必要とかは有りますが。K-30は公式には非対応です。魔改造で対応出来るようですが、やるなら自己責任で。
最後、三つ目。これが新規の追記部分。
黒死病に関係のないレンズというのはKAF4マウントレンズだけではなかったりします。
手元にあるものですが、ペンタックス純正で400-600mmのミラーレンズが有ります(過去の商品なので、中古でしか手に入らないと思います)。
このレンズは完全なマニュアルレンズでして、絞りもないです。
カメラのメニュー内の設定で「絞りリングの使用」という項目が有りまして、通常は「禁止」ですが、このレンズを使う場合は「許可」にしないといけません。
このレンズも黒死病は関係ないです。
この原理で行くと、古いレンズに使えるものがあるかもしれません。
あと、未確認なんですが、マウントアダプターとかで黒死病の回避が出来るかも、とかですね。
今回はここまでです。
ペンタックスのデジタル一眼レフカメラを使っている人は参考にどうぞ。
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Posted at
2022/12/02 22:40:50