明日から姉妹作品が放送開始になるし、丁度続きを書くにはいいだろう。
近年見たアニメーションの続きである。
ここからは本放送ではなく、終了後の作品という事になる。
「長門有希ちゃんの消失」の放送中に流されたCMが記憶に残る結果となり、報道記事を経由して、後に見る事になる。
私としては相当イレギュラーな作品である。従来からマイナーなものが多かった私としては珍しく、売れ筋の作品に接する事になった。
私をよく知る人物が聞くと驚くであろう作品である。
で、それは…。
なんと「ラブライブ!」である。
きっかけはこうだ。
まず記憶に残ったのが動画配信サイトでテレビ版が見られるというCMが流れた。
キャラクターがいっぱい動いていたので、「うわー、作画が大変そう」ということで、印象に残った。ちなみに、CGを使っている事はまだ知らない。
次に2015年だった事もあり、劇場版のCMも流れた。
さらにいっぱいキャラクターが動く映像が出て、描くの大変そうという印象がさらに残る事になった。
ここまではただそれだけで、見るところまではいっていない。
記憶に残っただけである。
時間が経過して、秋。
自分が契約しているプロバイダーのトップページにはニュースがジャンル別に表示されていて、そこに記事が出たのだ。
「NHKのEテレでラブライブ!の再放送決定」のような記事である。
ここへきて、なんでNHKが再放送を決定しただけで記事になるのか、と。
当然の疑問として「ラブライブ!」とは一体なんぞや。(?_?)
どんな作品なのかという事を当然調べる事になる。
ここでまた別の作品が浮上し、結果、また見る事になるのだが、それはまた後日。
見た結果、どうだったかといえば、面白かったといっておこう。
ただ、結構特殊な作品だったと思う。
最初からメディアミックスでの出自ということもそうだが、いわゆる小説や漫画といった原作が存在しない。
13話でまとめるにはかなり無理をした感じがする。逆に言えば、よく13話で収めたなと。本来であれば、倍の半年程度、26話位かけて作ればもっと作り込めたのではないかという印象である。
加えて、スポンサーサイドがアニメーション制作側に色々条件をつけたのではないかという気もする。
例えば、ストーリーに口は出さないが、2・3話に一回くらいは挿入歌などで歌を流すように、等だ。
しかし、挿入歌といっても、意味もなく流せるはずはない。ストーリー上、流せる状況を作らねばならないわけだ。
そういった、制約も色々あったのではないかと、勝手に推測している。(^^;
そう考えると、なんとなく納得出来るような演出があるからだ。
一番の特徴はダンスシーンやライブシーンだろうが、CGと手描きの併用だった。
CGの完成度については色々と言われているようだが、テレビ作品だという事もあるし、それなりの作りだと言っていいだろう。
基本的に全身が映るロングショットから膝から上のアップ程度までにCGが多く、さらにアップになると手描きに切り替わる。
手前と奥に二段で人物が居る場合に、目立つ手前が手描き、奥がCGというような使い分けも結構ある。
最初からそうなのかどうかは分からないが、ダンスはさすがにモーションキャプチャーを使ったようで、途中からエンディングでテロップが出てくるようになる。
いずれにせよ、作画に結構手間がかかっているのは間違いないだろう。
ダンスシーンの作画は大変だろうと思う。
通常のドラマ部分とライブ部分の演出や作画監督の担当が別々で存在しているのも納得である。
ストーリー自体は複雑なものではなく、分かりやすいものだ。
一種のスポ根物と言ってもいいかもしれない。
問題は脚本家の花田十輝氏である。
この次に見る事になる作品でも、花田氏が関わっているのだが、構成とネタが同じような話があったりするのだ。
まるっきり別の作品であるのにだ。
まあ、それをどう見るかは受け手次第でもあるが…。
キャラクターの性格設定も似ていたりしたから、参考にしたのだろうかと。
それにしても、この花田氏。私がここ最近気になった作品に結構関わっていたりする。何故だろう。(?_?)
偶然だろうか。
まあ、そんな作り手に近い部分を考えて見なければ、普通に面白かったといえる。
エロも暴力もない為、子供が見ても特に問題はないだろう。内容が理解出来るかどうかは分からないが。(^^;
明日からは姉妹作品(?)のラブライブ!サンシャイン!!というのも始まるようだし、このメディアミックス企画はまだ続くようである。
そして次に見る事になるのはラブライブ!(2013~2015年。テレビ版から劇場版まで)より、さらに時間がさかのぼる作品という事になる。
どう考えも、順番が逆である。(^^;
でそれは…。
Posted at 2016/07/01 21:42:49 | |
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