空調服の電源ですが、初期の頃は単3電池4本の電池ケースだけでした。
今は専用リチウムイオン電池も売ってますが、私は使ってません。
この単3電池ケースは今でもあるのですが、内部仕様が初期の頃と今では違うんですよね。外見的にはほとんど変わってないんですが。
風量の設定は強と弱の2種類だけなんですが、問題はこの弱の風量でして。
初期の頃と、その次の世代の単3電池ケースでは、似たような風量だったんですが、現在販売している単3電池ケースはさらに風量が弱くなっているんですよね。
あ、ちなみに、単3電池ケースは手元に3種類の仕様の物があったりします。
初期型と中期(?)型、それと、現行型です。
違いは、初期型は電池残量警告機能というのがありまして、電池残量が少なくなると、ファンが止まったり回ったりするようになります。残量が減るほど止まってる時間が長くなります。
中期型はその残量警告機能が無くなり、電池残量のままに風量が落ちるだけ。
現行型は中期型の弱の風量をさらに落とした物といった感じ。
当初、弱の電池持続時間は7時間程度だったのが10時間程度に変更になってたんですよね。つまり、風量を落とした分、電力消費が減って動作時間が長くなったということで。
個人的にその新型電池ケースの弱は、どうにも風が弱すぎたんですよね。
で、仕事用にはやはり風量が強い方がいいのですが、単3電池ケースで強だと4時間程度の動作時間になるんですよね。つまり、1日もたないわけで。
それで考えたのが
USB電源変換ケーブル。
空調服用のリチウムイオン電池は専用の仕様なので、市販のモバイルバッテリーとかは使えないんですね。
それ故に自作しようと考えたわけです。
すでにあるファンのケーブルとかはそのまま使えるように、ファンケーブルと電源の間に挟む変換ケーブルとしたわけです。
電源部をそのまま交換出来るように、互換性を維持した状態で使えるようにしたわけです。
ケーブルは1本試作しただけだったんですが、ちゃんと使えました。
ただ、電源スイッチとかは何も付けなかったので、モバイルバッテリーから電力を供給すると、単3電池ケースで強に相当する風量で動き続けるだけという物でした。
さすがに、それでは不便だと考えて、無段階調整が出来るUSB電源スイッチケーブルをさらに間にはさむように。
無段階調整スイッチは使いにくくて、結局、最強状態で使い続ける結果に。(^^;
その後、昇圧機能付のUSB電源ケーブルを購入して、仕事用ではそのケーブルを使うようになったのですが、プライベート用の空調服では使ってないんですよね。
何故かというと、昇圧機能付なのはいいんですが、弱相当になるような風量調整は出来ないんですよ。
つまり、風量を強くすることは出来るものの、弱くする設定がないわけです。
プライベート用だと、単3電池ケースでの強でほぼ十分なので、強と弱が欲しかったわけです。
出来れば、中もあれば良かったんですが。
新型の単3電池ケースでの弱は風量が弱すぎるので、USB電源と互換性を維持しつつ、変換ケーブルとかを使うことで単3電池使用を可能にしてみました。
単3電池4本ケースの電源端子がUSBになっている市販品の電池ケースと、USB電源ケーブル、強と弱があるUSB電源スイッチケーブルがあったので、それらを組み合わせて、電源部分を置き換えるようにしてみた。
ただ、本家の電池ケースと比較すると、全体的に若干風量が弱くなっていたのが疑問。特に強の場合。単3直列4本のはずだから、たいして変わらないはずなんだが。強でもスイッチ部に抵抗が入っているかもしれない。
もしかしてと思って、本物の単3電池式モバイルバッテリーと置き換えてみたら、ちゃんとした風量が出た。
うーん、最悪、単3電池ケースの部分を単3電池式モバイルバッテリーと入れ換えることになるかも。(^^;
でもまあ、安価な部品の組み合わせで、本家旧型電池ケースと同様の動作になったので良しとしよう。
興味のある方が居れば、どんな部品を購入したのか公開します。
まあ、密林で買ったものばかりですが。
Posted at 2023/08/23 21:33:52 | |
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