2012年08月17日
前に「シビックハイブリッド、危機一髪」という話を書きましたが、まあ、あれは夢の話でした。
でも、実際に危機一髪な場面になった事があるのです。
そもそも、シビックハイブリッドを選んだ理由の一つに追突軽減ブレーキを装備する事が出来る、というのがありました。
当時、トラックの運転をしていたのですが、朝早く夜遅いという勤務状況だったため、慢性的な寝不足状態で、しかも、車通勤でした。
帰宅時には疲れている上に眠いので、もしものためにと思って、追突軽減ブレーキを付けようと考えたのです。
そもそも、こういう装備というのは作動する場面があってはいけないのですが。
追突軽減ブレーキを付けると、レーダー制御クルーズコントロールもセットになってきます(後期型はアダプティブクルーズコントロール=ACCという名称になってます)。
結果、メーカーオプションフル装備という状態になってしまいました。
帰り、あまりにへとへとだったりすると、ACCに車の運転を半分任せるような状態も多かったです。自分は、発進・停止と、ハンドル操作だけで、あとはほぼ車任せに出来るので、楽は楽でしたから。
営業さんには「自動運転装置じゃないので、その使い方はやめて下さい」と言われたりもしましたけど。
そんなある日の帰りです。
場所もはっきり覚えています。臨海線の関西空港への入り口のある、高架道路の下、くぐり抜けてすぐくらいの場所です。車線は和歌山方面側(南行き)です。
混雑気味の状況でした。
前が詰まってきたので、こちらも状況に合わせて減速します。まあ、普通のことですね。
詰まってきているので、私の前の車はほぼ停止に近い速度か停止状態だったと思います。
こっちは減速していますが、停止してはいません。前の車との距離は当然短くなっていきます。
車間距離はある程度取っていましたので、まだ余裕はありました。
そこへです。私の前に急に車が割り込んできたのです。
かなり微妙な距離で割り込まれた上、疲れと眠気で、こちらの反応も遅れます。
慌ててブレーキを踏みますが、普段よりは遅れた反応だったと思います。
先に反応したのは車でした。
警告音がピーピー鳴ります。メーター内には「BRAKE」の表示が点滅。
同時にシートベルトの引き込みが作動。正直、これが作動するとかなり驚きます。
ここまでいくと、車がブレーキを作動させています。
もう心臓がバクバクものです。当たらずに止まりましたが、割り込んだ車との距離はかなりきわどいものでした。
買い換え前の車だったら、多分、止まりきれずに当たっていたでしょう。
もしものためにと思って付けた装備が役に立ったわけです。
高い買い物でしたが、事故を起こしてしまうと、それどころではなくなってしまいます。
一度助かったので、追突軽減ブレーキ分くらいは元を取ったかなと。せこい話だけど。
一度助かるとありがたみがよく分かります。
本当に怖かったです。
Posted at 2012/08/17 22:52:20 | |
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