2012年09月25日
シビックハイブリッドのエンジンは「3ステージi-VTEC+IMA」という長ったらしい名前が付いている。
通常、低燃費運転が基本なので、同じ走るにしても、回転を出来るだけ低くするようにする。
60km/h巡行で1100rpm程度である。
トヨタ車に乗っている時も基本的に低燃費運転だったので、エンジンをそんなに回すという発想は無かった。
ホンダ車に乗るようになってから知ったのが、ホンダのエンジンはよく回る、と言う言葉。
どういうことなのかがよくわからなかったのだが、いろんな車のカタログを見比べてやっと分かった。
ホンダのエンジンって、高回転型なんですな。
フィットクラスの車ですら、他社が5000rpm位なのに、フィットは6000rpmまで回るとか。
シビックタイプRにいたっては8000rpmである。
トヨタ86(スバルBRZ)でも7000rpmである。
シビックハイブリッドも6000rpmまでは回る。レッドゾーンは6300rpmからである。
3ステージi-VTECということは高回転カムが付いているのである。
4600rpmから切り替わる。
しかし、そんなにエンジンを回して走る場面がまずない。
ほとんど宝の持ち腐れ状態である。
それでも、まれに回す事があった。
高速道路の長い上り坂だ。
距離が長いと確実に電池切れになり、モーターアシストが無くなって充電モードになってしまう。
そうなると、重い車体の1300ccエンジン車になってしまう。かなり非力である。
そこで、VTEC発動! である。
VTEC発動には勇気が要る。
何故なら、燃費が悪化するからである。
意を決してアクセルを踏むのだ。
その代わり、さっきまでの非力さはどこへやら。
車の性格が変わってよく走るようになる。
LDA型エンジンではあるが、そこまで回すとホンダらしいエンジン音がするようになる。
面白い車である。
Posted at 2012/09/25 22:51:55 | |
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