2012年10月04日
最近誰かさんがデミオを買ったからというわけではないが、デミオのネタである。
マツダもデミオEVのリース販売を開始した。
トヨタもiQベースの電気自動車を準備しているから、大方のメーカーが電気自動車を投入する事になる。
マツダに関しては電気自動車を出してくるのは意外だった。
個人的には水素ロータリーエンジン車に興味があったからだ。
悲しいかな、市販される気配がない。リースしかない。
リースにしても、広島本社近辺の地域に限られているようだ。
デミオEVの仕様を見ると、一充電走行距離が200kmと、フィットEVの225kmに少し届かない。
総電力量はどちらも20kWhで同じだが、電圧が少し違う。デミオEVが346Vなのに対して、フィットEVは331V。
なので、デミオEVの方がパワフルなのかなと思ったが、そうでもない。
むしろ控え目。
最高出力 75kW(102PS)/5200~12000rpm
最大トルク 150N・m(15.3kgf・m)/0~2800rpm
フィットEV
最高出力 92kW(125PS)/3,695~10,320rpm
最大トルク 256N・m(26.1kgf・m)/0~3,056rpm
記憶違いだと申し訳ないのだが、このデミオEVの特徴はこのようなスペック表には出て来ない。
それは何か。
確か、使っているリチウムイオン電池である。
フィットEV等では電気自動車用として開発したリチウムイオン電池を使っていたと思うが、デミオEVでは汎用のリチウムイオン電池を組み合わせて使っていたと記憶している。
つまり、電気自動車用に開発した電池ではないという事である。
ちなみに、テスラの電気自動車もパソコン用などに使われているリチウムイオン電池を組み合わせて使用していたと思う。
その組み合わせて使う技術がキモでもある。
専用電池ではなく、汎用の電池を工夫して使っているという事である。
耐久性がどのくらいになるかがまだ怪しい気がするとはいえ、専用開発ではない電池でこれくらいの性能を出せるのだから、それはそれで、よくやっていると思う。
もし間違っていたら、指摘していただきたい。
Posted at 2012/10/04 21:51:55 | |
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