2013年03月05日
日本のハイブリッド車の売れ行きは毎月の統計を見ていれば分かりますが、いつも上位を占めています。
日本においてハイブリッド車は特殊な車ではなく、普通の車になったと考えていいかもしれません。
かつて、軽自動車にもハイブリッド車が存在していました。
スズキのツインハイブリッドとダイハツのハイゼットカーゴハイブリッドです。
どちらも販売不振で販売終了してしまいました。
どちらも値段が高かったのがかなり影響していそうです。
ハイゼットカーゴハイブリッドにいたっては200万を超えてます。確か、ベース車が100万しないので、あまりにも高いと言う事でしょうか。ツインハイブリッドでも129万~です。
当時の燃費表記は10・15モードですが、ツインハイブリッドは34km/L,ハイゼットカーゴハイブリッドが20km/Lといったところ。
ツインハイブリッドの燃費は当時としては立派ですが、プリウスに負けてますし、初代インサイトにも負けてます。
あの大きさと軽さでも勝てなかったのでしょうか。
ハイゼットカーゴハイブリッドはベース車の燃費(17km/L)と値段を考えると、たいして燃費の改善率も高くないし、そのためだけに200万は出せないよな、という印象。
今の軽自動車はハイブリッドシステム無しですでに上記の車の燃費を超えてます。
ハイブリッドシステムを搭載すると、システムを搭載した事による重量増による燃費悪化と、燃費改善効果の両方の観点が考えられます。
特に軽自動車の場合、車体重量の影響が大きいでしょうから、ハイブリッドシステムを搭載した事による燃費改善効果が薄いのでしょうね。
値段も高くなるし、この先、軽自動車のハイブリッド車はもう出ない気がします。
余程軽量化に成功するとか、物凄い技術革新でもあれば別でしょうけど。
といいながら、また何か出してくれないかなあ、と思っていたりもします。
Posted at 2013/03/05 20:46:14 | |
トラックバック(0) |
ハイブリッド | 日記