2013年09月25日
石といっても、庭石である。
手のひらに乗るくらいの小さな石。角の取れた丸い形で全体的な形状は三角である。
そして、平べったい。
それも、一個だけ。
幼稚園か小学校低学年くらいに手に入れた石。
どこで入手したかまでは覚えていない。なんだかよく分からないが、気に入ったのだ。
そして、遊びに行く時もポケットに入れて、持って行ってた。
南大阪に引っ越してきた頃は、開発された住宅地に一番で入った為、他に家も建っていないし、空き地だらけだった。
遊び放題の環境だったのだ。
まあ、外で走り回っていれば、落とす事もあるだろう。
そう、なくしてしまったのだ。
当然のようにがっかりする。
かといって、ただの石。何が出来るわけでも無い。
そして、忘れたようにまた遊び回る。
小さい子供の頃だから、行動範囲もそんなに広いわけではない。
家の近くの空き地で遊んでいた時の事だ。
斜面もあったりしたので、よく滑ったりもしていた。
そこで見つけたものがあった。
なくした石だ。
何故こんな所に、とも思うが見つかった喜びの方が大きい。
また持って帰って来たのだ。
その石は今も机の引き出しの中に入っている。
Posted at 2013/09/25 21:22:15 | |
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