ニュースとしてはトヨタの大規模リコールが目立つでしょうけど、こっちが先に気になったので。
日産と三菱が共同で開発した軽自動車の
日産・デイズと三菱・eKのターボ車のエンジン制御プログラムの不備ですね。
トヨタの今回のリコールは簡単に言うと部品が悪いというのが原因ですが、デイズの場合は制御プログラムの問題ですから、部品自体に問題がなくても、不具合が発生してしまうわけです。
つまり、部品の動かし方がまずいわけです。
最悪の場合、エンストするらしいです。
ターボ車だけが対象のようですが、これって、ノーマルエンジン用のプログラムをターボエンジン用に修正したものを使ったりしたんでしょうかね。
ノーマルエンジンの方には試乗しましたけど、燃費を稼ぐ為に結構燃料噴射を絞っているような話も聞きましたし、加速性能にしても、特別凄いという印象もなかったですし。
機械的な不具合だけだったら、大抵の場合、部品交換等で対策が済みますが、制御プログラムの修正の場合は見た目では分からないので難しいですね。
修正したはずでも、直ってなかったりする事もあるし、別の問題が発生する事もあるし。
制御プログラムが変わるという事は厳密には車の挙動が変わるという事ですからね。
自分でプログラムを書いた事のある人だったら、この手の問題の難しさとかが、すぐに分かると思いますが…。
今の車はコンピュータ制御無しには考えられない作りでしょうから、この手の潜在的な問題は常につきまとうでしょう。
如何にプログラムの品質を上げるかしかないわけですが、車というのは人によって扱われ方がまるで違いますし、使われる環境も暑い所から寒い所、晴れの日に雨の日と、普通の家電製品とは違って恐ろしい程過酷な環境で使われる商品ですからねえ。
想定出来なかった現象も、そりゃまあ、あるでしょうね。
ちなみに、明日はエンジョイホンダ鈴鹿に行きますので、もし遭遇したらどうぞよろしくです。
Posted at 2014/04/11 10:20:27 | |
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