2014年10月09日
私は長い間、携帯電話を持たなかった。
なので、外出先からの連絡は公衆電話からしていた。
携帯電話からインターネットにつないで使うのも当たり前の時代だったわけだが、私の場合は電子手帳にモデムをつなぎ、モジュラジャック付きの公衆電話からインターネット接続したりしていた。
恐らくは相当時代ズレした使い方だったと思われる。
家にある電話はNTTの従来からの回線を使用する固定電話である。
その後、IP電話が普及を始める。しかし、私はあえて固定電話を維持した(現在も維持している)。
なぜかというと、従来の固定電話回線というのはIP電話とは比較にならないくらい信頼性が高いのである。
例えば、IP電話は自宅が停電になると使えなくなるが、普通の固定電話だと停電になっても使えるのだ。
多機能電話機であれば、ACアダプターなりをコンセントに接続し、留守録や電話帳機能などさまざまな機能を搭載し使用可能にしている。
全部の機種で確認したわけではないが、試しにACアダプターをコンセントから抜き、受話器を耳に当ててみてほしい。
音が聞こえるはずである。
つまり、一番基本的な電話機能(発信通話と受信通話)は使えるのだ。
基本機能だけしかない電話機はモジュラジャックにつなぐだけで使える。つまり電源もそこから使用しているのである。
IP電話は音声信号をインターネット回線用に変換しなければならない。この変換機器に電力が必要なので、停電になると使えないのである。
さて、携帯電話であるが、時代の流れと仕事の都合上、持たざるを得なくなり、選んだのがPHSであった。
これは現在も継続して使用している。契約から11年が過ぎた。
この時点で固定電話とPHSで電話回線が二回線である。
インターネット接続で契約しているプロバイダーの接続プランを変更する事になり、当時の料金プランと同等の値段で済み、なおかつ、通信速度が速くなるという事で、ADSLを導入した。
既に固定電話回線があるので、その回線を共用する事にしたのだ。
ADSLとはいっても、契約速度は1Mである。
最近の通信速度からすれば、1Mなんてと思うかもしれないが、私の場合はこれで特別不自由もしていない。
もう一つの問題はNTTの基地局から私の自宅までの距離か遠い為、これ以上速い契約をしても、たいして速度が速くならない事も理由の一つだった。
そして、このADSLプランにはIP電話サービスも付いてきた。
無理に使う必要もないのだが、使えるようにしておこうという事で、基本機能だけの安い電話機を購入し、使えるにしたのだ。
電話番号は050から始まる、あれである。
固定電話とIP電話で、1本の回線に電話番号が二つという、妙な事になった。
試しにIP電話から固定電話へ発信してみると、呼び出し音が鳴って笑ってしまった。(^^)
通話は出来ないようだが、何をやってるんだか。
固定電話とADSLモデムの両方を接続する為に、スプリッターを使っているので、この辺を工夫すれば何とかなるかもしれない。
今さらする気もないが。
ここまでの時点で電話回線が三回線である。
私がPHSを契約した当時、まだ事業者はDDIポケットだった。
それがウィルコムになり、会社が倒れて会社更生法やらソフトバンクの傘下に入るとかいろいろあり、イーモバイルとの合併の話が出た。
そして、合併前の段階で電話機の機種変更をすることにした。
それまで使っていた電話機がそろそろ傷んできた事と、ウィルコムの名前が消える前に、記念になるかもなどと考えもしたのだ。
その当時、古い電話機に無料で電話番号プレゼントなるキャンペーンをしていたので古い電話機の方に新しい電話番号を付けてもらい、新しい電話機の方にこれまでの電話番号を移行したわけである。
ちなみに、古い電話機の方はキャンペーンのお陰で基本料金も無料である。無料でなければ契約もしなかっただろう。
この時点で電話回線が四回線である。
私が純粋に電話回線として契約したのは固定電話とPHSの最初の一回で、二回線分だけである。
それがいつの間にやら四回線である。
後から増えた電話番号二回線分は番号を覚えていない。(^^;
今後、恐らく使う事は滅多にないだろう。
固定電話も非常時用に残してあるようなものなので、使っていない。
電話として使うのは普段持ち歩いているPHSだけである。
インターネット接続回線もいつの間にやら、三回線あったりする。
ま、いいか。(^^)
Posted at 2014/10/09 21:30:10 | |
トラックバック(0) |
情報機器 | 日記