
リーフの無料モニター、三日目。
車のクセもある程度分かり、低電費運転も大体可能になった。
とはいっても、やることはハイブリッド車と同じ。
惰性走行とか、回生ブレーキでの減速を可能な限り使うとか、まあ、そんな感じ。
今日、うろうろしたのは、野鳥撮影場所探しとか、店に行くとか、そんな用事での移動。
タイトルの写真は車返却時のメーター。
平均電費が6.5km/kWhとなっている。
これは借りた時点で6.3だったのだが、6.5まで伸びた。
で、ここの数字をリセットしたかったのだが、やり方が分からず、カーナビの画面に表示される方でやってみた。
棒グラフで表示されるので、はっきりした数字が分からない。
航続可能距離100kmで終了したので、今日の走行距離は50km以上走っている事になる。
電費情報という画面では棒グラフが10km/kWhになっているのだが、本当かこれ。(?_?)
電費履歴の方を見ると、過去二回分の計測が6~7km/kWh位の棒グラフに見える。
そして、最新の計測が大きい棒グラフだが、5と10の間の線を上回っているので、7.5を越えている事になる。8km/kWh位だろうか。
エンジン車の方だと、燃費の数字はすぐに分かるが、いかんせん、電気自動車は初めてなので、いまいちピンとこない。
なので、担当してくれた営業さんに見てもらった。
十分いい数字だそうで。(^^)
この車にもECOモードが付いていたのだが、さすがにECOモードにすると、加速にしても、かなりかったるい。(^^;
回生ブレーキが多めに作動するのはいいのだが、アクセルの踏み込みに対して、反応がかなり鈍くなる。
ノーマルモードの状態に慣れてしまうと、結構イライラするかもしれない。
使うのなら、巡行状態に持ち込んでから切り換えるか、減速時の回生ブレーキ用に使うかだろう。
シフトレバーの方でBレンジに入れてもいいのだが、ノーマルモードとBレンジの間くらいだろうか。
ECOモードでBレンジにしても、回生ブレーキの利き具合は変わらない感じだった。
結局、回生ブレーキで回収出来る電力と無駄なアクセル操作等を減らす事で、走行距離はそれなりに伸ばせる。
なので、高速道路や信号のないバイパス等で、発進停止の動作がほとんどない場面では、走行距離は伸ばせないだろう。電装品の使用を出来る限り抑えるくらいか。
リーフの走りそのものは3000cc並の力があるお陰で、不満は無かった。
モーターなので、アクセルに対する反応も速く、エンジン車にはない味だ。
しかも、エンジンがないので、振動も無く、音もほとんどしない。
静かにしていれば、ウイーンという音がわずかに聞こえる程度である。
ラジオとか、何かしら、オーディオ系で音が出ていれば分からない程度のものである。
車の返却も終わり、シビックハイブリッドに久し振りに乗ったら、エンジンの振動に驚く。
シビックハイブリッドも結構静かなはずなのだが、エンジンの振動がこんなにあるのかと、あらためて驚いたのだ。
やはり、モーターはいい。
反応の速さがエンジン車にはない感覚で楽しい。
回生ブレーキの利き具合は若干癖があり、プリウスやアクアほどではないが、若干かっくんブレーキになるかもしれない。
特にECOモード時に顕著な気がした。
機械ブレーキとの境目の制御が難しいのだろう。
これを考えると、ホンダの現行新型ハイブリッド車で採用されている電動サーボブレーキが凄いんだなあ、と思わずにはいられない。
乗っていて感じるのはやはり、航続距離の短さである。
やはり減るのが早いのだ。当たり前だが。
今回の充電では充電後の航続機能距離が158km程度だったように思う。
この数字は乗り方で変わるらしい。
50~60km程度走っただけなら、シビックハイブリッドだと燃料計の20目盛中1目盛減るかどうかというところだが、リーフだと3分の1くらい減ってしまう。
この航続距離の長さも普及に対しての問題点だと切実に思う。
ふと、思ったのが高速走行用に減速ギアがあったらどうなんだろうかと。
高速走行時に減速ギアをかまして、モーターの回転数を落とすとかすれば、消費電力を抑えられないものかと。
伝達効率の問題もあるので、簡単ではないと思うが。
現在の航続距離の性能からして、地元を中心とした通勤や買い物等の利用が中心となろう。
出先での充電も一度してみたわけだが、やはり、待つのは長く感じる。
30分は長い。
しかし、電気自動車は面白い。楽しかった。
Posted at 2015/03/22 22:28:59 | |
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