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近年見たアニメの話を書く予定でしたが、熊本の地震がかなり酷い事になっているので、それに関連してアンパンマンのマーチの話を書いてみます。

東日本大震災の時、ラジオ局に「アンパンマンのマーチ」のリクエストが殺到したというのを知っている人はもう少ないかもしれません。
この現象は以下のテレビ番組でも取り上げられました。

クローズアップ現代
「アンパンマンに託した夢　～人間・やなせたかし～」（2013/10/30放送）

子供を安心させたいという理由が大きかったようですが、歌詞が大人にも響いてきます。
子供向けの歌詞ではないんですよね、あの歌。(^^;
作詞は原作者のやなせたかし氏です。
作曲は三木たかし氏。
どこかで見た記事ですと、曲が先で、歌詞は後から付けたようです。
１番を引用します。


そうだ　うれしいんだ
生きる　よろこび
たとえ　胸の傷がいたんでも

なんのために　生まれて
なにをして　生きるのか
こたえられない　なんて
そんなのは　いやだ
今を生きる　ことで
熱い　こころ　燃える
だから　君は　いくんだ
ほほえんで
そうだ　うれしいんだ
生きる　よろこび
たとえ　胸の傷がいたんでも
ああ　アンパンマン
やさしい　君は
いけ！　みんなの夢　まもるため


やっぱりこれ、子供向けの内容の歌詞じゃないですよね。
意味が深過ぎます。
被災地でこれを聞いた大人でも、心に響いたようですし。

熊本の被災地ではまだ困難が続くと思います。アンパンマンのマーチではないですが、せっかく助かったのなら、生き抜いて欲しいと思います。
こんな時こそ、アンパンマンに来て欲しいと思えます。